第 13 回大阪アジアン映画祭韓国映画『朴烈 植民地からのアナキスト』で開幕!
3 月 9 日第 13 回大阪アジアン映画祭が開幕し、オープニング・セレモニーに続き韓国映画『朴烈 植⺠地からのアナキスト』の日本初上映が満席のなか行われました。
上映に先立ち行われたオープニング・セレモニーでは、『朴烈 植民地からのアナキスト』主演のチェ・ヒソさんのほか、イ ンドネシア映画『牌九』出演のイリーナ・チュウさん、プロデューサーのトゥケン・ジーさん、日本映画『スティルライフオブメモリ ーズ』の矢崎仁司監督、『種をまく人』の竹内洋介監督、シンガポール・日本合作『TOURISM』の宮崎大祐監督、日 本・スロベニア・マケドニア・マレーシア合作『どこでもない、ここしかない』のリム・カーワイ監督、日本・韓国合作『あなたの 宇宙は大丈夫ですか』出演の一谷伸さん、プロデューサーのイ・ジョンオンさんが登壇。
登壇者を代表し、リム・カーワイ監督から「今まで 6 本⻑編を作ったが、1 本を除いて全て大阪アジアン映画祭で世界初上映、もしくは日本初上映をして いる。今回も世界初上映の作品を持ってくることができてうれしい。大阪は面白く、アジアに近い場所。これからも大阪で 映画を作りたい」と挨拶がありました。
続いて、『朴烈 植民地からのアナキスト』主演のチェ・ヒソさんから
「韓国の俳優ですが、小学生の頃大阪で暮らしたこ とがあるので、日本語が話せます。初めて演劇をしたのが小学校 5 年生の頃で、この作品の日本初上映が大阪というのは本当に光栄で、すごく縁を感じます。金子文子はとても堂々として強い女性。でも、幼い頃貧しい環境で、親に捨てら れた辛い過去がある。その中でどう育ったのかは、役者として研究したい部分で自伝と手記を 10 回ぐらい読んだ。イ・ジュ ンイク監督は、最初は怖いお父さんみたいな感じだったが、今では一緒に仕事をしたい監督ナンバーワン。朴烈役のイ・ジ ェフンさんは大ファンで、恋人であり同志の文子役が決まった時は、キャーと叫んだ」
と挨拶があり、場内は拍手に包まれました。
第 13 回大阪アジアン映画祭は 3 月 18 日(日)まで梅田ブルク7(梅田)、ABC ホール(福島)、シネ・リーブ ル梅田(梅田)、国立国際美術館(中之島)で 53 作(うち、世界初上映 13 作、海外初上映 7 作、アジア初上 映 2 作、日本初上映 24 作)を上映。
チケットはチケットぴあでの前売券販売終了後は、各劇場にて順次販売。
詳細は大阪アジアン映画祭ホームページ をご参照ください。
※集合写真は左から
『あなたの宇宙は大丈夫ですか』プロデューサーのイ・ジョンオンさん、出演の一谷伸さん
『どこでもない、ここしかない』リム・カーワイ監督
『牌九』プロデューサーのトゥケン・ジー氏、出演のイリーナ・チュウさん
『朴烈 植民地からのアナキスト』主演のチェ・ヒソさん
『TOURISM』宮崎大祐監督
『種をまく人』竹内洋介監督
『スティルライフオブメモリーズ』矢崎仁司監督
大阪映像文化振興事業実行委員会委員長 上倉庸敬
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
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