第20屆台北電影節のオープニングは蕭雅全(シャオ・ヤーチュエン)監督の『范保德』、クロージングは吳慷仁(ウー・カンレン)主演『引爆點』に決定!
『范保德』は父を探して台湾と日本を旅するストーリーで、父と子、家庭、そして台湾の歴史も描かれている作品です。父親を黃仲崑(ホアン・ジョンクン)、息子を傅孟柏(フー・モンボー)が演じ、共演は莊凱勛(ジュアン・カイシュン)、温貞菱(ウェン・チェンリン)、黃健瑋(ホアン・ジエンウェイ)という豪華な顔ぶれとなります。
蕭雅全監督は「本作は私がずうっと描きたかったテーマです。ここ数年色々ありましたが、父と子の関係は最も私の心の深いところにあったので、これを3作目として制作しました」と語っています。
クロージングの『引爆點』は莊景燊(ジャン・ジンシェン)監督初の長編で、昨年の台北電影節で主演男優賞と主演女優賞に輝いた吳慷仁(ウー・カンレン)と尹馨(イン・シン)に加え、陳以文(チェン・イーウェン),徐詣帆(シュー・イーファン)ほかこちらも強力な共演陣になります。
莊景燊監督は、ある人が市場で買った豚肉から青い光が出ることに気づき、これは飼料の污染に起因するということがわかったという新聞記事にヒントを得て、科学と医学の問題を追及しようと思ったそうです。
第20屆台北電影節は6月28日から7月14日まで、台北市中山堂、光點華山電影館、新光影城、剝皮寮歷史街區で開催されます。
※『引爆點』に関するこれまでの記事
2017/09/07
吳慷仁(ウー・カンレン)主演台湾の社会派ミステリー映画『引爆點』高雄で1000人のエキストラが参加して撮影!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2017/09/1000-f230.html
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