妻夫木聰、豊川悦司主演の日台合作映画『亡命之途』台湾でクランクイン会見!
監督の半野喜弘は、音楽家として侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の『フラワーズ・オブ・シャンハイ(原題:海上花)』『ミレニアム・マンボ(原題:千禧曼波)」や賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督の『山河ノスタルジア』ほか多くの台湾映画や中国映画の音楽を手がけて高い評価を得ており、2016年には『雨にゆれる女』で監督デビューしています。
『亡命之途』の構想は10年前から始まり、台湾を舞台にした脚本で数年前に妻夫木聰と豊川悦司を主役にオファーしました。
これまで4回プロモーションで台湾に来たことがある妻夫木聰は中国語で挨拶、今でも中国語の勉強をしていると言っていました。
以前侯孝賢監督の『黒衣の刺客(原題:刺客聶隱娘)」では撮影が数日でしたが、今回は約1ヶ月台湾で撮影するとあってとても興奮しているそうです。
豊川悦司は8年ぶりの台湾で、かねてより台湾映画が好きなので今回台湾の実力派俳優と共演できるということでとても期待していると語りました。
一方台湾の莊凱勛、謝欣穎、黃仲崑、黃遠はいま日本語を勉強中で、撮影以外でも妻夫木聰と豊川悦司とたくさんコミュニケーションしたいということです。
半野喜弘や妻夫木聰と縁の深い侯孝賢監督はこのプロジェクトを応援していて、半野喜弘に「他人のスタイルに影響されず、自分のスタイルを貫け。“自分の映画”が一番だ」と激励したということです。
『亡命之途』は台灣想映電影有限公司と日本の(有)四面楚歌が共同製作、この夏に台湾で撮影し、佳映國際娛樂股份有限公司、阿榮影業股份有限公司、力榮影業器材有限公司、中環娛樂事業股份有限公司の共同配給により台湾で来年公開予定です。
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