« 台北電影節20週年特展で『海角七號』の魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督とキャストが勢揃い! | トップページ | 台湾映画『報告老師!怪怪怪怪物!』が10月のシッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2018(東京、名古屋ほか)で上映! »

2018/06/13

島田荘司原作の中国映画『夏、19歳の肖像』日本公開決定!

0613xiatian1新本格推理小説の巨匠島田荘司の『夏、19歳の肖像』が、中国で映画化され昨年公開されましたが、いよいよ日本でも8月25日(土)からシネマート新宿ほか全国順次公開となります。
本作の監督は『光にふれる』『共犯』などの張榮吉(チャン・ロンジー)、主演は韓国で人気の男性ユニットEXOの元メンバーTAOこと黄子韬(ホアン・ズータオ)です。

島田荘司は本格ミステリー界の大御所ですが、中国語圏のすぐれたミステリー作家を発掘する島田荘司推理小説賞の選考委員として、後進の育成にも尽力しています。
島田荘司推理小説賞受賞者には、最近日本でも翻訳出版されベストセラーになった「13・67」の陳浩基(サイモン・チェン)もいます。
そして、本作の映画化にあたり原作の改編についてもたいへん理解を示され、暖かく見守ったそうです。

本作のエグゼクティブ・プロデューサーは台湾の蘇照彬(スー・ジャオピン)と黄志明(ホアン・ジーミン)で、脚本は蘇照彬が育て台湾や中国で活躍する李佳颖(リー・ジャーイン)。
そして、ほとんどの撮影が台湾で行われました。
原作者の島田荘司も撮影現場を訪れ激励、主役のTAOとのツーショットやレポートを自身のSNSにアップして話題になりました。

0613xiatian2【ストーリー】
大学の夏休み。19歳のカン・チャオは、親に内緒で買ったバイクで事故を起こして脚を骨折して入院した。親に言えないため、友人のジュー・リーと彼女への秘めた恋心を持つジャオ・イーが面倒を見てくれることになった。
退屈な病院生活の中でカンは、病室の窓から見える邸宅の二階に佇む美しい女性に一目ぼれして思いを寄せる。毎日、望遠鏡で彼女の姿を追うが、ある夜、彼女が父親らしき男性と口論の末、背中からナイフを刺そうとする様子を目撃してしまった。男は倒れ、やがて隣の工事現場に現れた人影は、そこに“何か”を埋めていた。
真実を確かめようと彼女の家に忍び込み、証拠を探そうとするが何も見つからない中、カンの携帯に謎のメールが届く。誰かが自分を監視しているのか?疑惑が広がる中、事件の泥沼から美しいあのひとを救い出したいという気持ちに動かされ、カンは彼女――シア・インに近づくのだが・・・。

0613xiatian3監督:張榮吉(チャン・ロンジー)
原作:島田荘司(「夏、19歳の肖像」文春文庫刊)
出演:黄子韬(ホアン・ズータオ)、楊采鈺(ヤン・ツァイユー)、杜天皓(カルビン・トゥ)、李夢(リー・モン)、張國柱(チャン・グォチュー)、柯淑勤(クー・シューチン)、朱芷瑩(チュー・ジーイン)
8月25日(土)からシネマート新宿ほか全国順次公開
配給:マクザム
配給協力・宣伝:フリーマン・オフィス
©2016 DESEN INTERNATIONAL MEDIA(BEIJING)CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

|

« 台北電影節20週年特展で『海角七號』の魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督とキャストが勢揃い! | トップページ | 台湾映画『報告老師!怪怪怪怪物!』が10月のシッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2018(東京、名古屋ほか)で上映! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 台北電影節20週年特展で『海角七號』の魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督とキャストが勢揃い! | トップページ | 台湾映画『報告老師!怪怪怪怪物!』が10月のシッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2018(東京、名古屋ほか)で上映! »