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2018/11/19

第55屆金馬獎レッドカーペット!

1119jinma1第55屆金馬獎は11月17日に台北の國父記念館で行われ、受賞式の前にノミネート者とプレゼンターたちのゲストがレッドカーペットを彩りました。
今年も人気スターが登場するため、早くから沿道に詰めかけたファンたちが応援ボードを掲げてウォーキングを待っていました。
ここ数年金馬獎のレッドカーペットは、終点でフォトセッションエリアに来る人とそのまま会場へ進む人が二手に分かれます。
トップバッターは李安(アン・リー)、金馬獎主席という重責を今年から担当となりましたが、国際派監督の風格はレッドカーペットの幕開けにピッタリです。

1119jinma2東京国際映画祭でもタオ族の民族衣装である褌姿で喝采を浴びた『只有大海知道(海だけが知っている)』の鍾家駿(ジョン・ジアジュン)、この日ももちろん凛々しく登場し、カメラマンの前では色々なアクションで楽しませてくれました。
『暴雪將至(迫り来る嵐)』の董越(ドン・ユエ)監督と主演の段奕宏(ドゥアン・イーホン)に続いて、『幸福城市』は、何蔚庭(ホー・ウェイティン)監督とキャストの丁寧(ディン・ニン)、李鴻其(リー・ホンチー)、謝章穎(シエ・チャンイン)が。
『老大人』の洪伯豪(ホン・ボーハオ)は黃嘉千(ホアン・ジャーチエン)をエスコートしてきました。

1119jinma3『小美』の主演女優饒星星(ラオ・シンシン)は、黃榮昇(ホアン・ロンシェン)監督や主題歌を担当した楊大正(ヤン・ダージャン)らと共に。
『大象席地而坐(象は静かに座っている)』は、チーム代表として主演の彭昱暢(ポン・ユーチャン)と章宇(ジャン・ユー)がフォトセッションエリアに顔を見せました。
『三夫(三人の夫)』の主演女優曾美慧孜(ツェン・メイフイジー)はセクシーポーズを色々見せてくれ、カメラマン達は大喜び。

1119jinma4ドキュメンタリー映画『後勁 : 王建民』から陳惟揚(フランク・チェン)監督と共に登場した王建民、生で見たのは初めてですが、かっこよかったです。
オープニングの話題作『地球最後的夜晚』チームは畢贛(ビー・ガン)と主演の黃覺(ホアン・ジュエ)、撮影の姚宏易(ヤオ・ホンイー)ら男性カルテット。
『范保德』からは傅孟柏(フー・モンボー)と蕭雅全(シャオ・ヤーチュエン)監督がウォーキングしました。

1119jinma5男っぽさと言えば『角頭2:王者再起』チーム。鄭人碩(チェン・レンシュオ)、張再興(チャン・ザイシン)、に加え五虎将の黃尚禾(ホアン・シャンハー)、吳震亞(ウー・チャンヤ)、唐振剛(タン・チェンガン)と主題歌担当の陳政文(エディソンJV)が登場したのですが、鄭人碩が沿道のファンたちに大サービスしてみんなを待たせる一幕もありました。
『江湖兒女』からは主演の趙濤(チャオ・タオ)だけでしたが、一人でも十分な存在感。
『風中有朵雨做的雲』の婁燁(ロウ・イエ)監督に続く『撞死了一隻羊』の萬瑪才旦(ペマツェテン)監督は、いつ見てもダンディです。

1119jinma6すでに数々の受賞を果たしているアニメーション『幸福路上』から、宋欣穎(ツォン・シンイン)監督と主役の声を担当した桂綸鎂(グイ・ルンメイ)。桂綸鎂は本当にきれいでいつもキラキラしていますね。
そして、プレゼンターの涂們(トゥー・メン)、『邪不壓正』の許晴(シュー・チン)は真っ赤なラメの衣裳が長身に映えて、素敵でした。
俳優の大鵬(ダー・ポン)は、『吉祥』の監督として歩きました。

1119jinma7香港映画『翠絲(トレイシー)』は李駿碩(ジュン・リー)監督とキャストの惠英紅(カラ・ワイ)、袁富華(ベン・ユエン)が登場したのですが、カメラマン達が袁富華を監督と間違えて声をかけていたのがおもしろかったです。確かに、監督は2人の息子みたいな年頃の青年ですから。
プレゼンターの羅家英(ロー・ガーイン)と苑瓊丹(キングダム・ユン)、羅家英は苑瓊丹のソロショットの時に、カメラマン席の前でご自身も写真撮りまくっていました。

1119jinma8ひときわ歓声が高くなったので、『誰先愛上他的』かと思ったら、『影』の張藝謀(チャン・イーモウ)監督と主役の鄧超(ダン・チャオ)と孫儷(スン・リー)でした。
台湾でも中国ドラマが人気なので、このスター夫妻が揃ってウォーキングする姿を生で見られるのですから声も大きくなるのは当然です。
レッドカーペットの登場順は事前にメディアにはリストが配布されるのですが、実際にはこの順序は大幅に変わります。なので、レッドカーペットが見えないフォトセッションエリアでは、沿道の歓声で想像するというのが実情です。

1119jinma9さらに沿道を沸かせたのは、7部門ノミネートの『誰先愛上他的』チーム。徐譽庭(シュー・ユーティン)許智彥(シュー・ツーイエン)の両監督と主役の邱澤(ロイ・チウ)、謝盈萱(シエ・インシュエン)らが沿道のファンたちに応えます。
この後はプレゼンターが続き、お久しぶりの徐若瑄(ビビアン・スー)、いつもながらセクシーな謝金燕(シェ・ジンイエン)。
カンフー型のポージングでカメラマンにサービスしてくれた洪金寶(サモ・ハン)、そして『你好,之華』は、若手の張子楓(チャン・ズーフォン)のあと周迅(ジョウ・シュン)が歩き、プレゼンターの胡歌(フー・ゴー)が続きました。

1119jinma10『後來的我們』の劉若英(レネ・リウ)監督は、主題歌を歌っている陳奕迅(イーソン・チャン)と共に。
今年の審査委員長をつとめる鞏俐(コン・リー)は、あたり一帯を圧倒するほどの半端でない貫禄です。
プレゼンターの劉嘉玲(カリーナ・ラム)も香港の大女優として威風堂堂たるウォーキング。この間にはさまれた張震(チャン・チェン)の姿を見て、なぜかほっとしたのは私だけでしょうか…。
相変わらずかっこいいですね。

1119jinma11大トリは金馬奨では2度の主演男優賞を獲得し、審査委員長も務めたビッグ・スター劉徳華(アンディ・ラウ)。
いつもながら感心させられる沿道のファンにやメディアたちへの心配りで盛り上がりは最高潮、レッドカーペットはエンディングを迎えました。

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