2018/12/31
2018/12/30
2018年の香港映画を振り返る!
香港映画はまだ年間の興行収入ランキングが出ていないので、別の切り口で振り返ってみたいと思います。
大バジェットのアクション映画は中国資本、“純香港映画”は低予算の非アクションという構図が定番になってきた中で、香港映画界を支える大きな柱のひとつとして古天樂(ルイス・クー)の存在がとても貴重です。
今年の金像奨で『殺破狼.貪狼(SPL 狼たちの処刑台)』の演技によりついに主演男優賞を獲得し、俳優としての活躍はもちろん、映画製作会社「天下一電影」の代表として中国との合作と“純香港映画”製作のバランスは見事。
特に、“純香港映画”を作る後進の育成・サポートという点での香港映画界への貢献は見逃せません。