アジアンパラダイス

本作は2018年秋の台湾公開に先がけ、同年8月〜9月に開催された「第五回台湾国際クイアフィルムフェスティバル」のオープニング作品として、海外では、スペインとロスアンゼルスの映画祭で上映されました。
2018年秋と言えば、台湾で同姓婚をめぐる是非の国民投票が話題となり、同時期に台湾で数々の受賞を果たした『先に愛した人（原題：誰先愛上他的）』、『紅樓夢』、そして本作と3本のLGBTQ映画が同時公開されました。
そして同性婚を合法化する法案が閣議決定し、台湾では5月から施行されることになっています。

この度解禁になった日本版ポスターは、珍しいイラストによるもの。主人公4人をイメージさせるイラストを描いたのは、イラストレータ―の田辺ヒロシ。繊細なタッチのイラストでファンも多く、ファッションブランドや化粧品などのコラボなど、世界的に注目を集めるイラストレーターです。
また、ポスターデザインを橘高つむぎ(ビームス)が担当、繊細なイラストを活かしたロゴとデザインが映画の魅力を伝えています。

そして、4月29日に渋谷アップリンクで劇場公開に先駆け、1回だけ行う特別上映（18:30開映）でジョアン役の主演女優 柯奐如が舞台挨拶に登壇します。
柯奐如は、日本では大ヒット台湾ドラマ『流星花園〜花より男子』で言承旭（ジェリー・イエン）が演じた道明寺司の婚約者役で知られ、国内外で活躍する女優。
今回は、28日（日）と29日（月）に代々木公園で行われる東京レインボープライド2019のステージにも登場予定です。
※東京レインボープライドとは、2日間で来場者15万人!という今や大企業も協賛する話題のLGBTQイベント。

さらに、5月25日に台湾文化センターで行われる「台湾映画の"いま"〜オリジナリティと未来へ向けて」第三回『念念』の上映＆トークイベントの為来日する蔭山征彦が、本作のPR活動に参戦します。
蔭山征彦は台湾で活躍する俳優で、自らの脚本『念念』が張艾嘉（シルヴィア・チャン）の目にとまり脚本家デビュー、香港電影評論学會の脚本賞を受賞。
本作では、男性カップルのチャールズ役を演じています。

『バオバオ　フツウの家族』
≪STORY≫
「赤ちゃんが欲しい」と、ロンドンに住む2組の同性カップルが協力して妊活を始める。双子を妊娠したシンディは、ひとりロンドンから台湾に戻る。不安と悲しみに満ちた彼女が頼ったのは幼馴染の警官タイ。かねてよりシンディを密かに思っていたタイは、理由も聞かずに自分がお腹の子の父になると言うのだが、シンディの心は癒されない。子供を持って家庭を築きたいと願うシンディとジョアンがようやく待望の子宝に恵まれたのに、なぜ彼女はひとりで帰国したのか…。

監督：謝光誠（シエ・グアンチェン）≪第1回長編監督作≫
出演：雷艾美（エミー・レイズ）、柯奐如（クー・ファンルー）、蔭山征彦（カゲヤマ ユキヒコ）
蔡力允（ツァイ・リーユン）、楊子儀（ヤン・ズーイ）

9月 K’s cinemaにて公開
2018年/台湾/97分/1:1.85/原題：親愛的卵男日記　英題：BAOBAO
配給：オンリー・ハーツ/GOLD FINGER
協力：GENXY/ビームス　後援：台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
©Darren Culture & Creativity Co.,Ltd
公式Twitter　https://twitter.com/baobao_movie
公式FB  https://www.facebook.com/映画バオバオ-フツウの家族--622693198246328/

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