第五十六回金馬獎レポート〜レッドカーペット編
今年は日本からのゲストが多かったのですが、その筆頭である永瀬正敏。審査員をつとめながら、マスタークラスの講師、受賞式のプレゼンター、出演作の舞台挨拶やQ&Aに登壇するなど大活躍。
同じくマスタークラスの講師で、受賞式のプレゼンターもつとめた是枝裕和監督。
昨年の主演女優賞に輝いた謝盈萱(シェ・インシュアン)、今年はプレゼンター。
惜しくも主演女優賞は逃しましたが、『夕霧花園』で素晴らしい演技を見せているマレーシアの李心潔(リー・シンジエ)。日本では『あなたを、思う。(原題:念念)』が公開中!
その『夕霧花園』を監督した林書宇(トム・リン)、今回も素晴らしい出来です。
イケメン監督その1。シンガポールから『熱帶雨』の陳哲藝(アンソニー・チェン)。東京フィルメックスをお楽しみに!
『熱帶雨』で主演女優賞を獲得したシンガポールの楊雁雁(ヤオ・ヤンヤン)。『881 歌え!パパイヤ』から12年…。
イケメン監督その2。『江湖無難事』の高炳權(ガオ・ピンチュアン)監督。前日にインタビューした時、「これから髪を切りに行く」と言ってました。(^O^)
『江湖無難事』のヒロイン姚以緹(ヤオ・イーティ)、型破りの三役が見事だったのですが、助演女優賞惜しかったなぁ…。
香港から『叔.叔』の區嘉雯(アウ・ガーマン)が助演女優賞ノミネートで参加しました。
助演女優賞をさらっていったのは、『我的靈魂是愛做的』の張詩盈 (チャン・シーイン)。役の幅が広くて大好きな女優さんです。出産を間近に控えての参加。
今年の新世代俳優による受賞式キャラクターは、この3人。王可元(ワン・カーユエン)、徐鈞浩(シュー・チュンハオ)、陳品兒(チェン・ピンアー)。『HIStory3-圈套』に出ている徐鈞浩に、沿道のファンたちから黄色い歓声が。
去年受賞式キャラクターをつとめた范少勳(ファン・シャオシュン)は、『下半場』で新人賞!
同じく去年受賞式キャラクターをつとめた劉冠廷(リウ・グァンティン)は、レッドカーペットの司会者に抜擢され、『陽光普照(ひとつの太陽)』で助演男優賞獲得という大出世。
急成長と言えば『返校』のヒロインを演じた王淨(ワン・ジンン)は、主演女優賞初ノミニー。若き才女のこれからが楽しみ。
新人賞にノミネートされた『返校』の曾敬驊(ツェン・ジンホア)、映画の坊主頭の方がきりっとしていて良かったかな。(^O^)
晴れの場だからみんなバリバリにヘアスタイル決めているけど、『下半場』の弟役の朱軒洋(チュウ・シュアンヤン)も、劇中の坊主頭がいいかも。
プレゼンターの李千那(リー・チエンナ)。映画にドラマに歌に安定した活躍ぶりです。
復帰作がオープニングフィルムになった『那個我最親愛的陌生人』の張作驥(チャン・ツォーチ)監督と主演女優賞ノミニーの呂雪鳳(ロー・シュエフォン)、助演男優賞最年少ノミネートの李英銓(リー・インチュアン)。
『大餓』の主役を演じた蔡嘉茵(ツァイ・ジャーイン)は新人賞にノミネート。左は謝沛如(シェ・ペイルー)監督、真ん中は子役の張恩瑋(チャン・オンウェイ)。
『陽光普照(ひとつの太陽)』で主演女優賞にノミネートされた柯淑勤(クー・シュージン)、キャリアと実力の落ち着きぶり。
『陽光普照(ひとつの太陽)』で文句なしの主演男優賞、陳以文(チェン・イーウェン)。最近は、すっかり俳優。
『陽光普照(ひとつの太陽)』から主演男優賞にダブルノミネートされた巫建和(ウー・ジエンハー)。笑った顔を見たことがない、若き演技派。
『陽光普照(ひとつの太陽)』で助演女優賞にノミネートされた温貞菱(ウェン・チェンリン)。撮影中のドラマの為に色黒にしているらしい。
色黒と言えば、金鐘奨で驚かされた吳慷仁(ウー・カンレン)。やや普通に戻りつつありますね。過不足のないプレゼンターぶりが素敵でした。
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
| 固定リンク
コメント