金馬影展 台湾映画『最乖巧的殺人犯』Q&A
本作は前作の『引爆點』で描いた環境汚染と汚職というテーマに引き続き、貧困家庭や孤独、引きこもりなどにフォーカスをあてた社会問題を取り上げた作品です。
監督は遠い親戚のアニメ好きな子供が亡くなり、死後2日経ってようやく家族が発見したということからこの物語を思いついたそうです。
「同じ屋根の下に住んでいるのに、なぜこんなに距離ができてしまったのだろう」という疑問が製作の出発点だと語りました。
これまでの役とは全く違うアニメオタクを演じた黃河は惜しくも主演男優賞のノミネートを逃しましたが、繊細な青年が追い込まれて爆発する演技は多くの人が高く評価しています。
「アニメオタクを演じるのではなく、この人物の最も本質的な状態を捉えようとしました。色眼鏡で見られがちなこのキャラクターをきちんと理解し、別の視点から見てみることが必要だと思いました」と役作りについて語っていました。
本作については、莊景燊監督のロングインタビュー記事をを後日掲載しますので、どうぞお楽しみに!
『最乖巧的殺人犯』
監督:莊景燊(ジャン・ジンシェン)
脚本:王莉雯(ワン・ウェンリー)、
出演:黃河(ホアン・ハー)、王真琳(ワン・チェンリン)
◆ストーリー
母親と認知症の祖父と暮らアニメオタクでニートの阿南の家に、突然亡くなった父の弟が見るからにはすっぱな女性を連れてここは自分の家だと乗り込んでくる。
そんな中、日本のアニメ「ボビッター」に夢中な青年は、同類マニアの中の一人の女の子に恋をする。彼女が欲しがるレア物のボビッターの着ぐるみを買うためにバイトを始め、認知症の祖父の預金をこっそり借りて購入。彼女との甘い夢が実現しようとした矢先、思いも寄らないことが起こり阿南は失意のどん底に。そして、家庭ではとんでもないことが起きてしまう…。
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