アジアンパラダイス

製作総指揮を務める曾瀚賢（ツェン・ハンシャン）は次のように述べています。
「連続殺人事件、推理サスペンスとしてのプロット、様式化されたキャラクター設定などの人目を引くエンターテインメント要素に加えて、『次の被害者』で語られるストーリーには人間性と愛がその本質にあります。主人公は才能ある科学捜査の専門家であり、また、感情表現が苦手な父親でもあります。一連の事件を通して犯人を突き止めることによって、社会のなかで自暴自棄に陥った人々を救い出そうとします。
しかし、彼には秘められた計画があります。この先いったい何が起こるのか。犯罪捜査のジャンルとしては珍しい感情喚起を促す展開で、台湾だけでなく世界中の視聴者の共感を呼び、たっぷり9時間、みなさんの心をわしづかみにすることを願っています」

チーフプロデューサーの湯昇榮（タン‧シェンロン）は、こう付け加えています。
「『次の被害者』は、台湾らしい独自の作風に、グローバルな視点を取り入れた作品です。台湾の捜査現場を舞台に、世界中の視聴者にまったく新しいビジョンを提供する、他に類を見ない犯罪シリーズです。間違いなく世界の注目に値することでしょう。
この作品を通して、世界中の視聴者のみなさんに、台湾の才能あるキャストとスタッフの存在を知ってもらえたら大変うれしく思います!」

主人公のアスペルガー症候群の科学捜査官という特異なキャラクターを演じるのは、張孝全（チャン・シャオチュアン）。感情表現が苦手な役どころは持ち味を生かし、終盤の微妙な変化の見せ方もさすがの巧さです。
捜査員の中心となる刑事役の王識賢（ワン・シーシェン）は安定の演技で、厳しさと情に熱い一面を持つキャラクターを好演。
ミステリー作品への出演が多い許瑋甯（アン‧シュー）も、クールさの裏に心の傷を隠し敏腕記者役を丁寧に演じています。終盤の林心如（ルビー‧リン）との応酬は、なかなかの見せ場。

その他、"被害者"たちには丁寧（ディン‧ニン）、黄河（ホアン‧ハー）、鄭人碩（チェン‧レンシュオ）など、主役級の俳優を配し、それぞれ難しい役を熱演しています。

また、舞台となる架空都市「平霖市」は、台北とその周辺の街をこれまでとは違う視点で切り取って映し出され、見事に"知らない街"が創り出されています。

◆ストーリー
アスペルガー症候群の科学捜査官ファン‧イーレンは、ある謎の殺人事件における重要な証拠を発見し、その証拠が、彼の疎遠だった娘に関係していることを知ります。警察の同僚たちに気づかれずに真実を見つけるため、ファンは危険を冒し、犯罪科学の知識を使って、同じく事件を担当する短気な捜査官チャオ‧チョンクアンの目を欺こうとします。
そうこうしているうちに、重要な手がかりを握るとされる向こう見ずなジャーナリスト、シュー‧ハイインと共同捜査に乗り出すことに…。
やがてファン‧イーレンは、あることに気づきます。真実にたどり着くカギは、彼の持つ優れた犯罪科学の知識ではなく、長い間抑圧されてきた感情や気持ちの中にあるということを。

全世界配信開始日: 2020年4月30日
監督: 莊絢維（デヴィッド‧チュアン）、陳冠仲（チェン‧グアンジョン）
脚本:梁舒婷（ リャン‧シューティン）、徐瑞良（シュー‧ルイリャン）、ホアン‧ユジア
ストーリー&脚本開発: Monomyth Co., Ltd.
製作会社: Greener Grass Production Co., Ltd.
主要キャスト: 張孝全（チャン・シャオチュアン）、許瑋甯（アン‧シュー）、王識賢（ワン・シーシェン）、林心如（ルビー‧リン）、丁寧（ディン‧ニン）、黄河（ホアン‧ハー）、鄭人碩（チェン‧レンシュオ）

◆Netflix (ネットフリックス) について
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※Netflixのリリースに加筆しました。

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