2020台北電影節 特別招待作品に話題の4作!
台北電影節と縁の深い鄭有傑監督は、長編第一作『一年之初(邦題:一年の初め)』が2006年にワールドプレミア上映され、最高賞の100万元大賞を獲得しています。
今回新作の『親愛的房客』では、日本でもファンの多い実力派の莫子儀が、"国民のおばあちゃん"と言われる陳淑芳(チェン・シューファン)とその孫と繰り広げるハートウォーミングな物語。
「血のつながりはなくても、心がつながっていれば家族になれる」…鄭有傑監督は是枝裕和監督作品のように、暗いストーリーラインの中で愛の極限を描き、莫子儀(モー・ズーイ)が主演男優賞に、陳淑芳は助演女優賞にノミネートされています。
2020年秋、台湾公開予定。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=aCnBDIWmwcA
アジア初のiPhone撮影作『怪胎』は、クランクイン以来話題が絶えず、金馬奨で助演男優賞に輝いた林柏宏(リン・ボーホン)と、金馬奨や台北電影奨で受賞歴の多い謝欣穎(シエ・シンイン)が初共演。
廖明毅(リャオ・ミンチー)監督は、『那些年,我們一起追的女孩(邦題:あの頃、君を追いかけた)』や『六弄咖啡館』で現場を率いる執行監督を経験しており、本作では事故で遭遇した潔癖症と強迫症の二人がたどる愛の許容とパラノイアを描きます。
2020年8月7日台湾公開予定。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FTvKWL-wIPE
男子生徒の純愛を描いた『刻在你心底的名字(君の心に刻んだ名前)』は、陳昊森(エドワード・チェン)と曾敬驊(ツェン・ジンホア)という極力な新人ふたりが、戒厳令解除直後の台湾で、抑制されたミッションスクールの中で曖昧な感情を持て余す青春期の複雑な心理を体当たりで熱演。
この壮年期を演じたひとり戴立忍(ダイ・リーレン)が、助演男優賞にノミネートされました。
2020年9月30日台湾公開予定。
参考記事 http://www.asianparadise.net/2020/03/post-a35c1c.html
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=G8yjwEsIpWc
衝撃作ともいえる『逃出立法院』は、ゾンビに襲われる国会を背景に、荒唐無稽ながら政治問題の核心を突く物語。頼雅妍(メーガン・ライ)がドゥームヒロインとして、生き残る為に禾浩辰(ハー・ハオチェン)と共にゾンビと戦いながらラブストーリーも展開。
監督の王逸帆(ワン・イーファン)は、短編映画『洞兩洞六』で台北電影奨を受賞、金馬奨にもノミネートされた期待の新人です。「全編血まみれ」という紹介、とっても気になります。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Uk7oGPpiGDw
どれもものすご〜く見たいのですが、今回は叶いませんので、見られるチャンスを待ちましょう。
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