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2020/06/08

お薦め本「日本人が知りたい台湾人の当たり前」台湾華語リーディング!

0607book日本人と台湾人の友人の共著「日本人が知りたい台湾人の当たり前」が、5月30日に発売されました。
これは章ごとに日常生活、地理歴史、現代社会、文化芸術などの大項目のもと、様々な疑問を、左ページに中国語、右が日本語で書かれていて、中国語の学習書ですが台湾を知る為の読み物としてもとてもおもしろい本です。
台湾では一年中鍋を食べるのか? 暖房がないけど、寒い日はどうするの? 転職は簡単? どうして安藤忠雄好きが多いの? ほか、台湾好きやリピーターでも"そういえば、どうなんだろう"という疑問が解消できるのです。

これを書いた著者2人をご紹介します。
まずは、公式のプロフィルから。

二瓶 里美(ニヘイ サトミ)
台湾在住編集者、ライター。『中国語ジャーナル』(アルク)の編集を経て、2014年より台湾へ。日本語情報誌『な~るほど・ザ・台湾』編集長を務めた後、日本語学習誌『ライブ互通日本語』(LiveABC)の編集に携わる。台湾旅行本、中華系エンターテインメント誌などに寄稿。各地FMラジオ局で放送中の「Asian Breeze」で台湾の現地情報を発信するコーナーを担当。

張 克柔 / Chang Choco(チャン カーロウ)
フリーランス通訳・映画字幕翻訳者。『一屍到底(カメラを止めるな!)』や『飛翔吧!埼玉(翔んで埼玉)』など300本以上の字幕翻訳を手がける。台湾台中出身、台北在住。日本の監督、俳優やアーティストにとって、台湾でのイベントでは、通訳・アテンドとして欠かせない存在。映画制作や取材のコーディネーターとしても活躍。日本&台湾カルチャーに精通。

『中国語ジャーナル』の編集者だった二瓶里美さんとは、来日した俳優や監督たちの取材現場で知り合い、いわゆる記者仲間でした。私がラジオ局を辞めて台湾に住むことになった時、まっ先にコラムを書かないか、と声をかけてくれたのが彼女。
以来、色々と一緒に仕事をさせていただきました。
彼女が『な~るほど・ザ・台湾』の編集長としてヘッド・ハンティングされた時は私は帰国していたので、台湾住まいは入れ違いになりましたが、互いの仕事で助けられたり助けたり、今でも仲良くさせていただいています。

張克柔さん、通称Chocoさんは、台北電影節の通訳をしている時に取材していた私が"なんて日本語力のある人だろう"とびっくりしたのが始まりで、知り合うきっかけは『セデック・バレ』の大慶(ダーチン)と伊勢谷友介です。
当時大慶(ダーチン)が所属する映画会社の仕事をしていたChocoさんは、私の取材のアレンジをしてもらったのと同時に、台北電影節で素晴らしい通訳をしていた伊勢谷友介監督の会見記事でどうしても納得できない所があるとメールをくれました。
会見の中で訳していない箇所があったのですが、それは「訳せない」のではなく、「あえて訳さなかった」という事情を、実に見事な日本語のメールで説明してくれたのです。それを受けて私は記事を修正したのですが、彼女の説明と修正希望は丁寧でありかつキッパリとした意思を表していて、私は台北暮らしにおける自分の意識改革の上で大きな影響を受けました。
それから、取材の通訳をやってもらうほかほとんど私が助けてもらってばかりですが、大切な友人です。

0607writer編集者として尊敬する二瓶里美さんと、素晴らしい通訳・翻訳者の張克柔さんによる「日本人が知りたい台湾人の当たり前」、まず日本語の部分はおもしろくて一気に読んでしまいました。
台湾生活あるある話から、歴史について認識をあらたにするところもあります。
そして、わかりやすく、教室ではなくカフェで教えてもらっているようなリラックス感があるのがこの本の魅力です。
そう、街路樹からの木漏れ日が差し込んで、ミルクティーのグラスがキラキラ光る、みたいなガラス張りの心地よいカフェで。
それは、会話例の言葉遣いにも表れています。

友達の本だから褒めているのでは?と思われるかも知れませんが、どう弁明してもそれを100%拭うのは無理だと思います。
映画でも音楽でも、そして本でも、掴まれるところは人それぞれですし、相性もあります。
私は、仕事柄中国語で書くのはメールかインタビューの質問がほとんどです。その時にボキャブラリーの少なさに情けなくなりますが、この本で使われている単語、接続詞、文の構成を参考にして勉強したいと思います。
そして、会話例は本当に日常よく聞く言葉なので、これをしっかり身につけたいです。

中国語勉強中、これから学びたいと思う方はもちろん、"いや、とくにそういう気はない"という方も、台湾好きならば右側の日本語ページだけでも楽しめます。
ぜひ一度、手にとって見て下さい。

「日本人が知りたい台湾人の当たり前  台湾華語リーディング」
著者名:二瓶里美 ・ 張 克柔/ Chang Choco
判型:A5判/並製
ページ数:224ページ
ISBN:978-4-384-05895-6 C1087
初版年月日:2020/05/30
定価:2,420円 (本体 2,200円+税)
出版社:三修社

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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