ハン・ソッキュ×ソル・ギョングの韓国映画『悪の偶像』6月26日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開!
監督は『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』(13)のイ・スジン。
同作品で第43回ロッテルダム国際映画祭タイガー・アワードを受賞し、巨匠マーティン・スコセッシ監督から絶賛された気鋭監督が、満を持してオリジナル脚本に基づく長編第2作を完成させました。
混沌を極める悲劇の連鎖。ミヒャエル・ハネケ監督の『ファニー・ゲーム』を彷彿させる“トラウマ映画”とも評される本作。監督は、「もし自分がこの映画の登場人物と同じ立場ならどうするかったときに、どんな選択をするのか考えてほしい。個人が盲目的に追う夢や目的も、また“偶像”と呼べるのではないか」と語ります。
「追う者・追われる者」の境界線がどんどん曖昧になっていき、緻密に計算しつくされた演出、ちりばめられた伏線、そして驚愕の結末。
一度目はひたすら俳優陣の迫真の演技に魅了され、二度目はじりじりと濃密で不足不可能なストーリーを堪能し、そして三度目は新たなる発見で「悪の偶像」の意味を知ることになる---まさに観客の鑑賞眼が試されるだろう本作。
果たして、サブリミナル映像の意味とは?そして、エンディングの“演説”の意図とは?
シネマート新宿・心斎橋では、リピーター割引キャンペーンも実施となります。
M・スコセッシ監督が絶賛した監督の才能を、是非、一度だけではなく二度三度と楽しんでいただきたい本作。鑑賞後は頭脳戦となること間違いなし。
★STORY
市議会議員のミョンヒは、ある夜息子ヨハンが飲酒運転中に人をひき殺してしまったことを知る。政治家の危機に直面したミョンヒは、密かに揉み消し工作を実行するが、被害者の新妻であるリョナという女性が事故現場に居合わせ、行方不明になっていることが判明。事実が明るみに出るのを恐れたミョンヒはリョナを見つけ出そうとする。
一方、小さな工具店を営む被害者の父ジュンシクは、リョナが妊娠していると知り、何としても彼女を捜し出すことを心に誓う。かくして別のルートで“消えた目撃者”の行方を追うふたりの父親は、耐えがたい葛藤に胸を引き裂かれながら、後戻りできない“罪”の闇に足を踏み入れていく…。
『悪の偶像』
監督・脚本:イ・スジン(『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』)
出演者:ハン・ソッキュ(『シュリ』)、ソル・ギョング(『オアシス』)、チョン・ウヒ(『哭声/コクソン』) 、ユ・スンモク、ジョー・ビョンギュ、キム・ジェファ
2019年/韓国/韓国語/144分/シネスコ/5.1ch/原題:우상/英題:IDOL/日本語字幕:仲村渠和香子/映倫G
提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム
公式サイト:akuno-guzo.com
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