台湾ドラマ『あすなろ白書~Brave to Love~』8月23日からCSホームドラマチャンネルで一挙放送! キャストインタビューVol.3王淨(ワン・ジン)!
台湾ドラマ『あすなろ白書~Brave to Love~』、いよいよ今日8月23日からCSホームドラマチャンネルで一挙放送が始まります。
本作は柴門ふみ原作の大ヒットマンガをドラマ化した「あすなろ白書」は、日本でも1993年に木村拓哉などが出演し空前の大ヒット、その後台湾でも2002年にドラマ化し、多くのスターを輩出する話題作となりました。
17年ぶりに現代の台湾で再ドラマ化となった『あすなろ白書~Brave to Love~』は、李芸嬋(ロビン・リー)と今年話題の名作ドラマ『悪との距離(原題:我們與惡的距離)』の林君陽(リン・ジュンヤン)が共同監督。張庭瑚(チャン・ティエンフー)、王淨(ワン・ジン)、宋柏緯(エディソン・ソン)ら、いま台湾で注目の若手がメインキャストをつとめ、大人になりきれない男女の珠玉のラブストーリーに仕上がっています。
メインキャストのオフィシャルインタビュー、トリはヒロインの王淨です。
ヒロインを演じている王淨は、小説家としても活躍する才女で、映画やドラマで次々主演してきましたが、映画『鬥魚』のヒロイン、ドラマ『子供はあなたの所有物じゃない モリーの最後の(原題:你的孩子不是你的孩子 茉莉的最後一天)』に続き、2019年に一番話題を呼んだ映画『返校』に主演。
この演技で金馬奨の主演女優賞にベテラン勢の中で唯一の若手ノミネート者となり、今年の台北電影奨では見事に主演女優賞を獲得しました。
いま、一番勢いのある若手女優と言って良いでしょう。
●本作は有名作のリメイクですが、出演が決まった時の心境はいかがでしたか?
原作マンガや過去にドラマ化された作品はご覧になっていましたか?
「『あすなろ白書』はとても有名でクラシックな漫画で、日本でも台湾でもドラマ化されたので、自分が新しいバージョンの掛居役を演じさせて頂くことを知りとてもわくわくしていました。
出演する前に原作漫画を読みましたが、過去にドラマ化された作品も少しだけ観ました」
●演じられた役柄をどのような人物だと考え、演じられましたか?
演じる際に意識したポイントなどあれば教えてください。
「私にとって成美はとても単純で、愛を信じている女の子です。実は成美の天然なところと、そのせいで周りの人がどう反応するのか分からなくなるところは私とよく似ています。だから私は、女優として自分に近い役を演じられて幸せだと思っています』
●自身の役柄を演じていて、面白かったところ、難しかったところをそれぞれ教えてください。
「彼女はとても単純で、弱い面もありますが、現実での私はあまり泣かずに、悲しい感情やプレッシャーなどを自分の中で消化していくタイプなので、この違いを演じるのが難しかったです」
●一番心に残っているシーンまたはセリフは何ですか?その理由も教えてください。
「一番好きなシーンは「あすなろ会」のメンバーたちと一緒に成美の家で食事をするシーンでした。みんなとても仲がいいから、まったく演技している感じがなかったです。監督も私たちを信頼していて、かなり自由に演じさせてくれました」
●北九州でのロケで、印象に残っている場所、食べ物などありますか?
「制作チームがとても美味しいラーメン屋さんに連れていってくれました。もしもう一度北九州に行く機会があればまた行きたいと思います」
●日本の好きな俳優さんや、作品(ドラマ・映画)などはありますか?
「子供の頃から木村拓哉さんが大好きです。女優の方では、綾瀬はるかさんが好きです。彼女を知ったのはドラマ「ホタルノヒカリ」で、その中で彼女が演じる役は普段の私とそっくりです」
●本作の見どころとメッセージをお願いします。
「日本の皆さん、こんにちは、ワン・ジンです。「あすなろ白書~Brave to Love~」が日本で放送されることに対してとても光栄に思っています。この作品は愛と情熱がたっぷり入っている物語ですので、皆さんもキャラクターたちと一緒に泣いたり、笑ったり、成長したりして頂ければ幸いです」
王淨は、スクリーン・デビューとなった2017年の『痴情男子漢(全ては愛のため)』では特に印象に残るところはなかったのですが、2018年の『鬥魚』で注目しました。これは14年前に大ヒットしたドラマの映画リメイク版で、オリジナルの安以軒(アン・アン)とは全く違うタイプのヒロイン像を見せ、これは興味深い若手が出てきたな、と思わせました。
そして去年の『返校』では、独特の雰囲気でインパクトのあるキャラクターを創り上げ多くの称賛を得ています。
すでに公開を控えた映画は3作、来年はメガヒット映画『比悲傷更悲傷的故事(悲しみよりもっと悲しい物語)』のドラマ版のヒロイン役に決まっていて、ますますこれからが楽しみな女優です。
なお、王淨の初主演映画『鬥魚』は、『アウトサイダー』という邦題で、10月10日に台湾文化センターとの共催イベントで上映予定です。
◎放送情報
放送局:CS ホームドラマチャンネル
あすなろ白書~Brave to Love~ (全24話) 原題:愛情白皮書
★放送日:8/23(日)スタート!毎週(日)前4:00~(3話連続)
※8/23(日)は前4:55~(2話連続)
https://www.homedrama-ch.com/special/asunarohakusyo
◆あらすじ
物語は大学で『あすなろ会』というサークルを通じて親友になった5人(袁成美、歐陽掛居、瞿守治、季星華、趙松岡)が卒業して5年後から始まる。成美は星華となくなった松岡の間の子供・小良の面倒をみながら、昔付き合った掛居と瞿守の再会や新しい上司・邱庭との間の感情の絡みや新しい仕事のチャレンジでたくさんの試練を課すことに…。
※これまでの『あすなろ白書~Brave to Love~』に関する記事
2020/08/21
台湾ドラマ『あすなろ白書~Brave to Love~』8月23日からCSホームドラマチャンネルで一挙放送! キャストインタビューVol.2宋柏緯(エディソン・ソン)!
http://www.asianparadise.net/2020/08/post-5bd692.html
2020/08/20
台湾ドラマ『あすなろ白書~Brave to Love~』8月23日からCSホームドラマチャンネルで一挙放送! キャストインタビューVol.1張庭瑚(チャン・ティエンフー)!
http://www.asianparadise.net/2020/08/post-9a8473.html
2019/12/03
台湾ドラマ『あすなろ白書~Brave to Love~』2020年1月よりCSホームドラマチャンネルで日本初放送!
http://www.asianparadise.net/2019/12/post-ee26d6.html
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