台湾の人気漫画のドラマ化『神之鄉』撮影開始!
『神之鄉』は、桃園の大溪で育った主人公の大学生が、7年ぶりに帰省して、そこで彼を待っていた忘れていた幼い頃の思い出と心の繋がりを少しずつ取り戻していく、という物語。
幼なじみ、家族との不仲、果たされなかった約束…伝統行事と共にそこに生きる人々の感情を丁寧に描いた作品です。
この主人公を演じるのが、李玉璽(ディノ・リー)。
莊景燊監督は、「原作で大溪という土地とそこに生きる人々の思い、宗教文化や台湾の地方の特色が深く描かれている。ドラマでは登場人物の過去、現在、未来と感情で物語を紡ぎ、大溪の文化遺産を盛り込むつもりです」と語りました。
劇中では、伝統文化の「陣頭」と呼ばれる太鼓や踊り、木彫り工芸などが出てくるため、俳優達はクランクイン前にそれぞれ別れて特訓をしたそうです。
王識賢と李玉璽は50〜60㎏もある特大の独楽まわしや神様の護衛である「神將」の衣裳(着ぐるみ)を着て練り歩くなどにトライ。二人ともジムで重力にも耐えられるように鍛えたということですが、王識賢は特大の独楽まわしで、手の皮が破れたそうです。
2人は父子の役ですが、長年離れていて確執もある親子関係なので、最初から息を合わせる必要はないと、笑っていました。
李李仁は「妻は僕のことを台客(台湾ローカル色の濃い男性)だと言いますが、実は台湾の伝統的な文化についてはあまり知らないので、この役を演じることができてとてもうれしいです。僕が演じるのはは、新しい陣頭文化を創り出すのが好きな役で毎日トランペットの練習をしています」ということです。
ドラマ『神之鄉』は10話、2021年放送予定です。
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