2020/10/31
2020/10/29
2020/10/27
2020高雄電影節國際短片コンペで『White Eye』『主管再見』『沖田先生的記憶劇場』がグランプリ!
開催中の2020高雄電影節で、國際短片コンペティションの結果が発表され、ワールド部門で『White Eye』、台湾部門で『主管再見』、VR部門で『沖田先生的記憶劇場』が、それぞれグランプリに輝きました。
24日に行われた授賞式では、俳優の姚淳耀(ヤオ・ジュンヤオ)と孫可芳(ツォン・カーファン)が司会をつとめ、プレゼンターの鄭文堂(チェン・ウェンタン)監督と女優の鍾瑶(ジョン・ヤオ)がトロフィーを授与しました。
台湾部門のグランプリ『主管再見』は、すでに国内外で多くの受賞を果たしていますが、林亞佑(リン・ヤーヨウ)監督は、「スタッフとキャスト達に感謝します」と述べました。
また、本作はアウト・オブ・コンペの滿滿額亞洲新星獎も受賞しました。
2020/10/24
2020台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜進化する多様性」第7回『『よい子の殺人犯(原題:最乖巧的殺人犯)』 』オンライン開催!黄河(ホアン・ハー)の演技に絶讃の声!
2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ、今年は新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、オンラインでの開催に変更しています。
この上映イベントは2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けし、5年目を迎えました。今年は全て新作と未公開作品で台湾映画の「進化する多様性」を伝えていきたいと思っています。
ラブ・ファンタジー、シリアスな社会派、アクション・サスペンス、ドキュメンタリー、短編、青春映画、コメディなど、ここでしか見られない話題作と注目作を集めました。
第7回は、日台のアニメ文化を背景に、アニメオタクの主人公の恋と孤独、貧困家庭や引きこもりなどの社会問題も盛り込んだ『よい子の殺人犯(原題:最乖巧的殺人犯)』を上映しました。
人との関わりが希薄になっているところが増えている現代において、家族のあり方を見直す本作は、多くの観客の心を揺さぶり、台湾でも高評価を得ている主役の黄河(ホアン・ハー)の演技も多くの方から絶讃していただきました。
「80分でここまで心を揺さぶるストーリーテリングと演出も見事」「救いがない話なのに、後味が悪くないという、台湾映画のよさ(?)を感じさせる作品でした。映像も陰影があってかっこよかった」「黃河がオタクという役柄に完全に入り込んで素晴らしかったのと、脚本各登場人物の絶妙な関係とジレンマを80分ほどの時間で巧妙に、そして見事に書ききっていると感じた。一番気に入ったのが最後の結末で、人によって色んな感じ方があり、あえてはっきりとした一つの捉え方で終わらせていないことが、観客に色んなことを考えさせるのだろうと思った」「台湾の今が伝わってくる緊張感いっぱいの作品でした。登場人物への愛が感じられる監督の目線、俳優の演技などどれも印象的」「主演の黄河はたくさん出演作品を観ているが良い意味でイメージが違っていてびっくり」「前作『トレイシー』で初めて知った俳優・黄河の演技力に驚いた」
黄河は昨年の東京国際映画祭で上映された『トレイシー』で認知度が高まり、今年もまた『悪の絵』が上映されることもあり、ちょうどチケット発売日と重なった今日、購入したという方が多かったようです。
また、アフタートークでは本作の解説と台湾の脚本家事情についてお話ししましたが、作品の理解に役立ったという声を今回も多くいただきました。
「制作の背景を詳しく知ることができてよかった。監督や主演俳優のコメントもついていて豪華」「映画の背景や監督、脚本家、出演者の話を聞くことができたのが良かった。分かりやすい解説で語り口も良い」「監督のメッセージは予想していたが、まさか黄河のメッセージがあるとは思わなかったのでびっくり!とっても嬉しかった」「ストーリーの背景を聞くことができたのと、普段知ることのできない脚本家の話も大変興味深かった」「最近の作品は観ている人に考えさせる作品が多く、江口さんの解説のおかげで理解が深まる」「いつも新しい気付きを沢山いただけるトークタイム」
莊景燊(ジャン・ジンシェン)監督に加えて黄河からのムービーメッセージも、たいへん喜んでいただけました。
2020/10/23
2020/10/19
2020/10/17
2020/10/15
2020/10/13
2020/10/10
2020台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜進化する多様性」第6回『アウトサイダー(原題:鬥魚) 』オンライン開催!懐かしさと新しさを!
2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ、今年は新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、オンラインでの開催に変更しています。
この上映イベントは2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けし、5年目を迎えました。今年は全て新作と未公開作品で台湾映画の「進化する多様性」を伝えていきたいと思っています。
ラブ・ファンタジー、シリアスな社会派、アクション・サスペンス、ドキュメンタリー、短編、青春映画、コメディなど、ここでしか見られない話題作と注目作を集めました。
第6回は、2004年に大ヒットした純愛青春ドラマの、時代を1987年に移して映画化した『アウトサイダー(原題:鬥魚) 』を上映しました。
ドラマ版を見ている方には懐かしさを感じていただき、見ていない方でも映画として楽しめたという声をアンケートで多くいただきました。
「テーマ、ストーリーはたしかによくあるパターンだと思いましたが、きらきら若者たちを見ていると2時間があっという間。台湾では1987年を背景にした映画が多いんだなとあらためて感じた」「恋愛+アクションで見ごたえ十分、新旧の役者がコラボする演出は素晴らしいアイディアだと思った」「映画版は期待通りの完成度で 終盤のドラマキャストと曲が流れた時は 泣けた」「ドラマとは時代が違いますが違和感なく入っていけた。14年後のシーンで藍正龍が出てきた時は思わず声をあげた」「時代の情景と友情や家族の関係、縛られた生活から解放された主人公の変化と恋愛、全て良かったです。涙が止まらなかった」
アフタートークの感想でも、ドラマからの経緯をお話ししたことでより理解を深めていただき、新世代俳優達についても着たいと興味を持っていただけたようです。
「ドラマ版のことからこの映画の背景、キャストのことまでとてもよくわかり、作品への深みが増した」「毎回台湾映画やドラマについて新しい知識が得られて素晴らしい」「面白さと感動が伝わる解説。最新情報はここでしか聞けない貴重な話なのでありがたい」「台湾の若手俳優がよくわかった。どんな映画に出演しているのかが良く分かり、次に繋がるトーク」「この映画の背景やドラマとのつながりなど、とても有益」「30分があっという間!ドラマのおっかけをしたいと思った」「今回紹介された若手俳優を注目しながら、今後も台湾映画を観たい」
2020/10/09
2020/10/06
2020/10/04
第31回流行音樂金曲獎 阿爆(アーバオ)の「kinakaian 母親的舌頭」が三冠!
第31回流行音樂金曲獎発表授賞式が、10月3日に今年南港にできた台北流行音樂中心表演廳(台北音楽センター コンサートホール)で行われました。
アルバム賞は阿爆(アーバオ)の「kinakaian 母親的舌頭」、楽曲賞、原住民語アルバム賞も獲得しました。
そして、最佳國語男歌手獎 (北京語男性シンガー賞)は吳青峰(ウー・チンフォン)、最佳國語女歌手獎 (北京語女性シンガー賞)は、今年司会者もつとめた魏如萱(ウェイ・ルーシェン)が獲得。これはかなりの接戦になり、2回目の投票で最佳國語專輯獎 (北京語アルバム賞)受賞者の王若琳((ジョアンナ・ウォン)に競り勝ったということです。
また、バンド賞は滅火器(Fire Ex)、日本人ギタリストの大竹研が「Okinawa」で作曲家賞を受賞しました。