タイ映画『ハッピー・オールド・イヤー』12月11日より公開決定!
監督を務めるのは、インディーズとメジャースタジオ双方でフレキシブルに活躍する俊英監督ナワポン・タムロンラタナリット。
留学先でミニマルなライフスタイルを学んだデザイナーの主人公ジーンは、帰国後、実家のビルを自分のデザイン事務所に改装することを思い立ち、モノにあふれた家の“断捨離”を始めます。
部屋が整理されていくのと反比例して、モノにまつわる思い出が溢れだしジーンの心は次第に千々に乱れていきます。時は年の瀬、彼女は新たな気持ちで新年を迎えることが出来るのか…。
主演は、初出演・初主演作『バッド・ジーニアス』でタイ・アカデミー賞の最優秀主演女優賞に輝くなど、華々しいデビューを飾ったチュティモン・ジョンジャルーンスックジン。
本作ではトレードマークであったロングヘアーを役作りのためにバッサリと切ってショートヘアーにするなど役と真摯に向き合い、女優としての新境地を開拓することに成功しています。
そしてこのたび予告編が解禁され、ゴールを設定する」「想い出に浸らない」「迷わない」という3ステップを踏みながら、チュティモン演じるジーンが順調に断捨離を始める前半から一転、友人からプレゼントされたCDを捨ててしまったり、カメラを返すために元恋人に会ったことで次第に心が乱れていく様子が描かれています。
ベッドに横たわるジーンの切なげな表情とともに映し出される「ひとの気持ちは、簡単に仕分けられません」というキャッチコピーが後を引きます。
<STORY>
デザイナーのジーン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は、スウェーデンに留学しミニマルなライフスタイルを学んで帰国する。かつて父親が営んでいた音楽教室兼自宅の小さなビルで、出て行った父を忘れられずにいる母、オンラインで自作の服を販売する兄と三人で暮らす彼女は、家を改装しデザイン事務所にすることを思い立つ。理想的な事務所にすべく、モノにあふれた家の“断捨離”を進め一度は全てを手放そうとする彼女だったが、洋服、レコード、楽器、写真といった友達から借りたままだったモノを返して廻ることに。友達の反応は千差万別で、なかなか思うように“断捨離”は進まない。そんな時、かつての恋人エム(サニー・スワンメーターノン)から借りたカメラを見つける。処分に困りながらも小包として送るが、受取を拒否され返ってきてしまう…。
監督・脚本・プロデューサー:ナワポン・タムロンラタナリット
出演:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン、サニー・スワンメーターノン、サリカー・サートシンスパー、ティラワット・ゴーサワン、アパシリ・チャンタラッサミー
原題:ฮาวทูทิ้ง..ทิ้งอย่างไรไม่ให้เหลือเธอ(英題:Happy Old Year)
2019年/タイ映画/1:1.5/113分/字幕翻訳:横井和子/字幕監修:高杉美和
配給:ザジフィルムズ、マクザム
協力:大阪アジアン映画祭
後援:タイ国政府観光庁
(c) 2019 GDH 559 Co., Ltd.
公式サイト:www.zaziefilms.com/happyoldyear/
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