豪華キャストの台湾ドラマ『華燈初上』に鄭元暢(ジョセフ・チェン)、王柏傑(ワン・ボージエ)、吳慷仁(ウー・カンレン)のゲスト出演発表!
林心如は「彼らとは初共演なので、とても新鮮!」と喜び、もと夫役の鄭元暢とはプライベートでも親しいので、あうんの呼吸だそうです。
台湾ドラマには久しぶりの出演となる鄭元暢は、「プロデューサー林心如からのオファーだから、断る選択肢はないよ」と。
そして「この役は僕にとって初めて出会うキャラクター、悪い奴には必ず可哀想な所があったり人は色々な面を持っている。だから脚本を読み込んで役を立体的に見せたい」と意気込みを語りました。
ホストクラブの客引き役を演じる王柏傑は、「このドラマは男女の機微や深い情愛を描いている。撮影前に客引きがどんな風に客に話しかけて呼び込むのか、観察しに行きました」と言っています。
そして、シャツの第二ボタンまであけて胸元を見せる衣裳の為、冬の寒い時期の撮影はたいへんだったようです。
「この時代のホスト達はそんなにマッチョではないだろうけど、この役はいい身体をキープすることが必要だと思った」と、いうことです。
吳慷仁はゲイバーのオーナーを演じ、林心如のママをつとめるバーとはライバル関係。
「僕はゲスト出演だけど、脚本の中のこの役の描写は立体的で完璧。20シーンで見事に完成させている。なかなか出会えない見事な脚本で、演じていてとっても楽しかった」と、脚本家の杜政哲(ドゥー・チャンジャ)を絶讃しています。
様々な役をこなしている吳慷仁ですが、撮影前にゲイバーに行って勉強し、そこで働く人たちの努力と勇気に感動したそうです。劇中では素晴らしいまばゆいばかりの歌とダンスのショーがあり、このパフォーマンスも楽しみです。
レギュラー陣をご紹介します。
バー「光」のママを演じ林心如と楊謹華は、仕事では互いに協力しているものの内心は宮廷ドラマのような闘争心を秘めています。
そこで働くお金第一主義の最年少ホステスに郭雪芙、客の取り合いにもあまり欲のないおとなしいタイプの謝欣穎、劉品言が演じるのは豊満なボディを誇る微笑み美女、江宜蓉はもともと店の経理を担当していて恋愛にも男にも興味のない役。
男優陣は、鳳小岳が夢は大きいが責任感の薄いテレビの脚本家、バーのホステスとの純愛に悩む大学生を張軒睿、修杰楷は検察官役です。
林心如が、鳳小岳の雰囲気とビジュアルがこの役にピッタリだと監督に進言したそうですが、当の本人は不完全な人間だというところに惹きつけられたと言っています。
また、張軒睿は80年代の音楽を毎日聞いて、その雰囲気の中で時代の背景を学んだそうです。
このドラマは2.5億台湾ドルをかけて制作したセットで80年代末の林森北路の歓楽街を再現、全24話は映画規格で作られます。
監督は、映画『運命の死化粧師(原題:命運化妝師)』、『市長夫人的秘密』などの連奕琦(リエン・イーチー)だけに、1988年の林森北路の煌びやかな歓楽の中で生きる人々のドラマの中に、ミステリータッチな愛憎も含まれているようです。
台湾での放送は2021年ということでまだ詳細は出ていませんが、豪華すぎるキャストと、吳慷仁が絶讃する脚本、期待の作品です。
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