台湾の春節映画『角頭-浪流連』一億突破!
高捷は「このシリーズと一緒に成長できて、とてもうれしい。俳優とファンが一致団結して盛り上げたことに感動した。みんなありがとう。今日また奠濟宮に来て開漳聖王にお礼をできたのは、我々にとって素晴らしい新年のスタートになった」。
鄭人碩は、「台中から台北に見に来てくれた人もいて、ファンの情熱は本当にうれしい」と、語りました。
『角頭-浪流連』のプロモーション活動は全台湾の劇場を巡り120回行いましたが、中でも唐振剛と吳震亞は全てに参加。「大晦日にご飯を半分食べてすぐに出かけたら、おばあちゃんになんでご飯も食べずに仕事に行かなきゃいけないんだと言われました。本当に家族には感謝と申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、スタッフやキャストと一緒に宣伝に回り全力でみんなに応援してもらわなければならなかった」と言う唐振剛。
彼の演技は観客から絶讃され、5才の子からも告白されたそうです。
「本当に見てくれた皆さんに感謝しています。でも、僕の真似をして橋から飛び降りないでね、危険だから」と笑っていました。
この唐振剛は、2006年の『チョコレート・ラップ(原題:巧克力重擊)』でスクリーンデビューして映画やドラマで活躍していますが、実はアイドルグループEnergyのメンバーでした。(写真の右端)
もともとダンスが得意で、Energyのダンス指導をしていて謝坤達(シエ・クンダー)とはルームメイト。2007年に最年少メンバー“小剛”としてEnergyに加わりました。F4時代の台湾アイドルファンの皆さんならご存じだと思いますが、Energyはメンバーの入れ替わりが多く、唐振剛はグループ活動最後のメンバーでした。
この唐振剛や謝坤達と同じくその後俳優として活動している人がほとんどですが、中にはマネジメント会社を起業したメンバーもいます。
今回のメガヒットについて、エグゼクティブ・プロデューサーの張威縯(レッド・チャン)は「これはすべて俳優達のおかげだ」と語りました。
「家族で見に来てくれたケースも多く、客層が広がったことを実感した。今後シリーズ10作を目指し、更に登場人物を増やし、様々な物語を展開したい」と述べると、『角頭2』で多くのキャラクターを死なせてしまったことこは悔やんでいない?と聞かれ「もちろん後悔している。今後のシリーズのストーリーは時間軸も再検討するよ」と笑っていました。
※『角頭-浪流連』に関するこれまでの記事
2020/12/28
台湾の旧正月映画『角頭-浪流連』基隆の廟で記者会見!
http://www.asianparadise.net/2020/12/post-ea2281.html
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