2021/03/31
2021/03/30
Podcast 2021大阪アジアン映画祭 中国の短編映画『守望』馮萬裡(ウォレス・フォン)監督インタビュー!
2021大阪アジアン映画祭で上映された、中国の短編映画『守望』の馮萬裡(ウォレス・フォン)監督インタビューを配信しました。
コロナ渦でこの作品を撮ったのは何故か、フットケアの店を舞台にした理由、中国の映画事情ほかを聞いています。
Podcast音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/188529651.html
記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2021/03/post-4a0864.html
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
2021/03/29
2021台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜新鋭と精鋭の挑戦」第1回は、高校バスケットリーグを題材に兄弟の葛藤、成長を描き数々の賞に輝いた青春映画『ぼくらの後半戦(原題:下半場)』。!
2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ、今年も新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、オンラインでの開催になります。
2021年の第1回は、4月17日(土)14時から、高校バスケットリーグを題材に兄弟の葛藤、成長を描き数々の賞に輝いた青春映画『ぼくらの後半戦(原題:下半場)』。
トークは作品解説と、大阪アジアン映画祭についてです。
日時:4月17日(土)14時からオンライン
配信プラットフォーム:参加決定者に個別にメールでお知らせします。
スピーカー:江口洋子(台湾映画コーディネーター)
参加:事前申し込みによる先着順。
※視聴可能参加数を増やしました。
申し込み:4月5日(月)午前11:00〜4月6日(火)午前11:00
(予定数に達した場合は、申込み終了時間前に締め切ることがあります)
台湾文化センターのホームページよりお申し込み下さい。
URL:http://jp.taiwan.culture.tw
※上記URLから本イベントの告知ページにアクセスして、申込みリンクをクリック。
申し込みフォームから必要事項を記入して送信して下さい。
申し込みリンクは4月5日(月)11:00からアクセス可能です。
お一人様1通でご応募下さい。
※同じ方の複数申込みがありますと、他の方へ影響を及ぼします。
意図的な複数申し込みの場合は失格とさせていただく場合があります。ご注意下さい。
※申し込みフォームでは、正しいメールアドレスを入力して下さい。
参加のご案内をお送りしても、エラーで戻ってくるケースがあります。
この場合は参加取り消しとさせていただくこともありますので、ご注意下さい。
※新型コロナウイルス感染症の状況により、開催日を含み変更があることがございます。ご了承下さい。
主催:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:下半場電影
2021/03/28
Podcast 2021大阪アジアン映画祭 香港映画『手巻き煙草(原題:手捲煙)』陳健朗(チャン・キンロン)監督インタビュー!
2021大阪アジアン映画祭で上映された、香港映画『手巻き煙草(原題:手捲煙)』の陳健朗(チャン・キンロン)監督インタビューを配信しました。
製作の経緯、主役の林家棟(ラム・カートン)ほかのサポート、重慶マンションやスターフェリー、廓街などロケ地についてほかを聞いています。
Podcast音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/188529651.html
記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2021/03/post-483f77.html
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2021/03/27
Podcast 2021大阪アジアン映画祭 中国映画『すてきな冬』艾麦提 麦麦提(エメットジャン・メメット)監督インタビュー!
2021大阪アジアン映画祭で上映された、中国の短編映画『すてきな冬』の艾麦提 麦麦提(エメットジャン・メメット)監督インタビューを配信しました。
色彩や構図、俳優の表情、ユニークなキャスティングについてなど、聞いています。
Podcast音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/188526615.html
記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2021/03/post-4a0864.html
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2021/03/26
2021/03/25
Podcast 2021大阪アジアン映画祭 香港映画『狂舞派3』黄修平(アダム・ウォン)監督インタビュー!
2021大阪アジアン映画祭で上映された、香港映画『狂舞派3』の德黄修平(アダム・ウォン)監督インタビューを配信しました。
制作中に変化していった香港の状況が作品にどう影響したのか、ニューヨークのHIP-HOPのインタビュー映像、ロケ地についてなど、聞いています。
Podcast音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/188521254.html
記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2021/03/post-152c6d.html
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2021/03/24
2000年の台湾音楽シーンを描くドラマ『接招吧!製作人』クライン・イン!
題材の多様化が進む台湾ドラマですが、この度音楽プロデューサーが主役で音楽業界を描いた『接招吧!製作人』がクランク・インしました。
メインキャストはは楊祐寧(ヤン・ヨウニン)、9m88、馬念先(マー・ニエンシェン)、陳昊森(エドワード・チェン)。
監督は、映画『ギャングだってオスカー狙いますが、何か?(原題:江湖無難事)』や、2019年に『いつでも君を待っている(原題:用九柑仔店)』で金鐘奨の監督賞を受賞した高炳權(ガオ・ピンチュアン)。
高炳權監督は、「毎回異なる音楽の制作を通して、いかに音楽が人の心を動かすものだということを描いていきたい。また、これは台湾ポップス20年の変遷でもあるので、ぜひ見てもらいたい」
と語っています。
2021/03/23
Podcast 2021大阪アジアン映画祭 チベット映画『君のための歌(原題:他与罗耶戴尔)』德格才让(ドゥッカル・ツェラン)監督インタビュー!
2021大阪アジアン映画祭で上映された、チベット映画『君のための歌(原題:他与罗耶戴尔)』の德格才让(ドゥッカル・ツェラン)監督インタビューを配信しました。
映像創りでこだわったところ、主役の旦正才让(ダムティン・ツェラン)のことご自身の出演、文明と伝統についてなど、聞いています。
Podcast音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/188515065.html
記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2021/03/post-0b04ff.html
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2021/03/22
台湾映画『返校 言葉が消えた日(原題:返校)』のメインビジュアル解禁!
2019年のメガ・ヒット台湾映画『返校 言葉が消えた日(原題:返校)』が7月にTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーとなりますが、この度メインビジュアルが解禁になりました。
このポスタービジュアルでは、主人公である女子高生のファン・レイシン(王淨-ワン・ジン)を中心に、男子学生のウェイ・ジョンティン(曾敬驊-ツォン・ジンファ)、男性教師のチャン(傅孟柏-フー・モンボー)、そして女性教師のインが、舞台である学校を背景にそれぞれ意味ありげな表情で佇み、「自由が罪と教えれられた時代。あなたなら、どう生きましたか?」と、台湾の白色テロ時代を生きた彼らが、現代の私たちに問いかけるかのようなコピーにドキリとさせられます。
2021台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜新鋭と精鋭の挑戦」4月からオンライン開催スタート!
2016年から始まりました台湾文化センターとアジアンパラダイス共催の台湾映画上映イベントは、お陰様で申し込み開始から数分で満席になるという大好評で6年目を迎えることになりました。
この5年間、2000年以降の台湾映画の新しい流れと各作品からオリジナリティと未来へ向けての模索をテーマごとに作品と共にお伝えしてきましたが、今年も昨年に引き続き全て新作と未公開作品で台湾映画の「新鋭と精鋭の挑戦」を伝えていきたいと思っております。
また、今年もコロナウイルス感染予防のため、オンライン開催になりますが、これまで秒殺で満席になってしまう作品が多いため、皆さまのご要望にお応えし今年は試聴数を増やして多くの方に見ていただけるようにいたします。
2021/03/21
Podcast 2021大阪アジアン映画祭 香港映画『エリサの日(原題:遺愛)』馮智恒(アラン・フォン)監督インタビュー!
2021大阪アジアン映画祭で上映された、香港映画『エリサの日(原題:遺愛)』の馮智恒(アラン・フォン)監督インタビューを配信しました。
映画化のきっかけ、キャスティング、ノーギャラで出演した鄭中基(ロナルド・チェン)についてなど、聞いています。
Podcast音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/188508870.html
記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2021/03/post-fa66d9.html
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2021/03/19
2021/03/18
Podcast 2021大阪アジアン映画祭 香港短編映画『夜番』郭臻(クォック・ジョン)監督インタビュー!
2021大阪アジアン映画祭で上映された、香港短編映画『夜番』の郭臻(クォック・ジョン)監督インタビューを配信しました。
製作の経緯、タクシードライバーを演じた議員 蔡志強(ピーター・チョイ)のこと、混乱の街での撮影について、そして先日『理大圍城』と『佔領立法會』が突然公開取り消しになった状況で、今後どのように創作活動を続けていくのかなど、聞いています。
Podcast音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/188501128.html?1616068185
記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2021/03/post-4a0864.html
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2021/03/17
Podcast 2021大阪アジアン映画祭 台湾映画『人として生まれる(原題:生而為人)』倪曜(リリー・ニー)監督インタビュー!
2021大阪アジアン映画祭で上映された台湾映画『人として生まれる(原題:生而為人)』の倪曜(リリー・ニー)監督インタビューを配信しました。
なぜ台湾でこの映画を撮ったのか、インターセックスという題材を選んだ理由、李玲葦(リー・リンウェイ)の素晴らしさについてなど、聞いています。
Podcast音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/188497821.html
記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2021/03/post-ee4060.html
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2021/03/16
台湾の歴史ドラマ『斯卡羅』8月14日から台湾で放送決定、予告編解禁!
かねてより話題の台湾歴史ドラマ『斯卡羅』が、8月14日から台湾で放送されることになりました。
これは、原作が医師で小説家の陳耀昌(チェン・ヤオチャン)が2016年の臺灣文學獎を受賞した「傀儡花」。
1867年のアメリカの商船ローバー号が恆春半島の沖合で起こった海難に端を発する「ローバー号事件」を通し、事件解決に臨んだアメリカの駐在領事チャールズ・ルジャンドルと原住民の娘 蝶妹(フーメイ)のラブロマンスを描く歴史ドラマです。
出演は、温貞菱(ウェン・チェンリン)、吳慷仁(ウー・カンレン)、黃健瑋(ホアン・ジエンウェイ)、夏靖庭(シア・チンティン)、黃遠(ホアン・ユエン)ほか。
放送日の解禁と共に、予告編も発表されました。
2021/03/15
Podcast 2021大阪アジアン映画祭 台湾映画『愛・殺』周美玲(ゼロ・チョウ)監督インタビュー!
2021大阪アジアン映画祭のオープニングフィルム、香港映画『映画をつづける(原題:好好拍電影)』の周美玲(ゼロ・チョウ)監督インタビューを配信しました。
この題材を選んだ理由、苦労したキャスティング、演出についてなど、聞いています。
Podcast音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/188492196.html
記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2021/03/post-2122c4.html
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
2021/03/14
2021大阪アジアン映画祭 グランプリは横浜聡子監督の『いとみち』!
3月5日から開催された第16回大阪アジアン映画祭はは14日にクロージング作品『アジアの天使』の世界初上映で閉幕しました。
クロージング上映の前に各賞が発表され、グランプリは横浜聡子監督の『いとみち』が受賞しました。
受賞一覧
★グランプリ(最優秀作品賞)
『いとみち』(Ito)日本/監督:横浜聡子 (YOKOHAMA Satoko)
★来るべき才能賞
チェ・ジニョン(CHOI Jin-young) 韓国/『生まれてよかった』(The Slug)監督
★ABCテレビ賞
『姉姉妹妹』(Sister Sister) ベトナム/監督:キャシー・ウエン(Kathy UYEN)
★薬師真珠賞
リー・リンウェイ(Lily LEE/李玲葦) 台湾/『人として生まれる』(Born to be Human /生而為人)
★JAPAN CUTS Award
『B/B』 日本/監督:中濱宏介(NAKAHAMA Kosuke)
★JAPAN CUTS Award スペシャル・メンション
『4人のあいだで』(Among Four of Us)日本/監督: 中村真夕(NAKAMURA Mayu)
★芳泉短編賞
『イニョンのカムコーダー』(In-young's Camcorder) 韓国/監督:オ・ジョンソン(OH Jeong-seon)
★観客賞
『いとみち』(Ito)日本/監督:横浜聡子 (YOKOHAMA Satoko)
2021大阪アジアン映画祭 日台合作『ホテルアイリス』〜金門島の永瀬正敏、李康生(リー・カンシェン)、馬志翔(マー・ジーシアン)
大阪アジアン映画祭で上映された『ホテルアイリス』は、小川洋子の原作を奥原浩志監督が台湾と共同で映画化した作品です。少女と老人の究極のエロティシズムを描いた原作を、登場人物の年齢設定を変え、舞台を台湾の金門島にして展開。
ロシア文学の翻訳家を永瀬正敏、若い女性を台湾の陸夏(ルーシャ)、ふたりを取り巻くのは李康生(リー・カンシェン)と馬志翔(マー・ジーシアン)という配役ですから、台湾映画ファンにとってはたまりません。
すでに2回の上映は終わっていますが、一般公開を期待しつつ、監督インタビューも含めてご紹介します。
2021/03/13
2021大阪アジアン映画祭 中国映画『A SUMMER TRIP~僕とじいじ、1300キロの旅(原題:川流不“熄”)』〜ほのぼのロードムービー
大阪アジアン映画祭の特別招待作品部門で上映の中国映画『A SUMMER TRIP~僕とじいじ、1300キロの旅(原題:[川流不“熄”)』は、俳優出身の冯钶予(フォン・クーユー)監督のデビュー作です。
北京オリンピック直前の2008年、浙江省の寧波から天津を経由して北京までの1300キロを、老人とその孫が旅をする物語。旅の途中での様々なアクシデントもありの出来事と人との関わりが、丁寧に描かれていきます。
そしてその映像は李屏賓(リー・ピンビン)、音楽が久石譲というビッグネームの二人というのも凄いですね。
2021大阪アジアン映画祭 短編『夜番』『すてきな冬』『守望』〜多様な作家性
大阪アジアン映画祭で上映される短編は、各国の多様な作家性を見ることができるプログラムです。
その中で中華圏の3作品について、監督インタビューも含めてお伝えします。
まずは、昨年の金馬奨で最優秀短編映画賞を獲得した香港の『夜番』。
タクシードライバーのある一日の夜シフトで出会った客や街の様子を、小さなエピソードで繋いでいく構成になっています。
監督は『十年』の『エキストラ(原題:浮瓜)』を撮った郭臻(クォック・ジョン)。
警察とデモ隊の激しい衝突、それに対する人の反応によって、ドライバーの心理が動いていく描写が興味深いですね。
タクシードライバーを演じたのは蔡志強(ピーター・チョイ)という議員だそうですが、実際にタクシードライバーで車も貸してくれたそうです。
議員が映画に出ても大丈夫なのか、劇中の警察や市民の行動は、どのように撮影したのか、など聞いてみたいことはたくさん。
インタビューは16日の予定なので、Podcastをお楽しみに!
大阪アジアン映画祭の作品紹介ページ(監督のメッセージ動画あり)
https://www.oaff.jp/2021/ja/program/sl08.html
2021大阪アジアン映画祭 香港映画『手巻き煙草(原題:手捲煙)』〜これぞ香港ノワール!
大阪アジアン映画祭で上映された香港映画『手巻き煙草(原題:手捲煙)』は、昨年の金馬奨で作品賞、主演男優賞、新人監督賞など7部門にノミネートされた力作です。
1997年の返還を機に変わっていく香港を、元イギリス軍兵士の視点で描き、香港ノワールの世界に浸りながらも歴史や人種問題、社会問題も考えさせらる重層的な作りになっています。
監督は、2014年に陳果(フルーツ・チャン)監督の『那夜凌晨,我坐上了旺角開往大埔的紅VAN』で俳優デビューした陳健朗(チャン・キンロン)。これまでインディーズ作品は監督していますが、監督の発掘・育成プロジェクト首部劇情電影計劃に入選し、本作が商業映画デビューとなりました。
2021大阪アジアン映画祭 台湾映画『人として生まれる(原題:生而為人)』〜李玲葦(リー・リンウェイ)の演技に脱帽
インターセックスを扱った台湾映画『人として生まれる(原題:生而為人)』が、大阪アジアン映画祭で上映されました。
Podcastで杉山亮一さんが絶讃していたので、とても楽しみにしていた作品です。
思春期の主人公が向きあわなければならない現実はあまりに突然で、苦しすぎる。
そして、そこからの連鎖でいじめという社会問題も浮き彫りにされ、医学的な検証や当人のアイデンティティ、社会環境など複雑に絡み合っていき、見ている方も息苦しさを覚えます。
でも、杉山さんが言っていたように、主人公を演じた李玲葦(リー・リンウェイ)が素晴らしく、彼女なしではこの映画の成功はなかったかもしれません。
2021/03/12
2021大阪アジアン映画祭 台湾映画『愛・殺』〜周美玲(ゼロ・チョウ)監督の挑戦!
周美玲(ゼロ・チョウ)監督久々の劇場用映画『愛・殺』が、大阪アジアン映画祭で上映されました。
人気スター競演の『花様 たゆたう想い(原題:花漾)』(2012年)の興行的な失敗で負債を抱え、その返済の目途がついたということで撮った新作は、なんともチャレンジングな、3人の性別を超えた人間の情欲を描いたものです。
理性を超えた性愛、心を裏切るからだ…人が奥深く閉じ込めているものを引き出し、これでもか、とサスペンスフルに見せます。
2021大阪アジアン映画祭 台湾映画『逃出立法院』〜今夜ですがぜひ!
大阪アジアン映画祭で、2回目の上映が今夜になる台湾映画『逃出立法院』。
この映画、台湾で昨年8月に公開されたのですが、実は大コケ。こんなおもしろいのに何故?ととても不思議でした。
監督の王逸帆(ワン・イーファン)は、國立臺北藝術大學電影創作學在学中に、軍隊の中のカリカチュアライズされた人間関係を、オリジナリティとユーモアで綴った野心的な短編映画『洞兩洞六』で台北電影奨を受賞、金馬奨にもノミネートされました。
これを見て、その映像と色彩、シュールさにKOされ、これはただ者ではない新人監督だと確信しました。
2021/03/11
2021大阪アジアン映画祭 香港映画『中国女子バレー』〜さすがの陳可辛(ピーター・チャン)!
あの陳可辛(ピーター・チャン)監督がスポーツものを撮った、ということでも話題の『中国女子バレー(原題:奪冠)』を、大阪アジアン映画祭で見ることができたのは、うれしい限りです。
香港映画というくくりで良いのか、中国がその資金力で創り上げる国策映画という感も拭えない作品ですが、何と言っても陳可辛が監督なのです。
緩急自在な演出で、鞏俐(コン・リー)と黃渤(ホアン・ボー)という大スターをうまく使って商業映画としての潔さも心地よいですね。
2021/03/10
2021大阪アジアン映画祭 中国映画『君のための歌(原題:他与罗耶戴尔)』〜チベットの新しい風
色々新鮮な驚きをもらえる大阪アジアン映画祭ですが、『君のための歌(原題:他与罗耶戴尔)』ではチベットの新しい風を感じました。
本作は、ダムニェンというチベットの伝統楽器の弾き語りで歌手を目指す遊牧民の青年の成長を描いたロードムービー。
賈樟柯(ジャ・ジャンクー)と萬瑪才旦(ペマ・ツェテン)という、とんでもない豪華なエグゼクティブ・プロデューサーのバックアップで監督デビューした德格才让(ドゥッカル・ツェラン)監督は、もともと録音や音楽のキャリアが長いクリエイターです。
2021/03/09
2021大阪アジアン映画祭 香港映画『狂舞派3』〜いま見るべき一本!
7年ぶりに、大阪アジアン映画祭で待望の『狂舞派』の続編が上映されました。
Podcastでお話ししたように、実は前作『狂舞派』を見ていなかったのですが、今回の『3』を見た後にNetflixで鑑賞。
いやぁ、これは凄いことになっていますね。
汗と涙のどストレートの青春ダンス映画から、7年を経てこれが作られたことに感動しました。
なぜ「2」がなくていきなり「3」なのか、という基本的な疑問は、公式インタビューで黄修平(アダム・ウォン)監督が語ってくれていますので、ぜひご覧下さい。
2021/03/08
2021/03/07
2021大阪アジアン映画祭 香港映画『エリサの日(原題:遺愛)』
大阪アジアン映画祭でほぼその入選作が全作上映されている、香港政府による新しいクリエイターの発掘・育成を目的としたプロジェクト「首部劇情電影計劃」。今年もここから本作と『手巻き煙草(原題:手捲煙)』が上映されることになりました。
刑事役の鄭中基(ロナルド・チェン)がノーギャラで新人監督をサポートした、という情報と場面写真から、てっきり犯罪映画だと思っていたら、実は切ないヒューマンドラマでした。
2021/03/06
2021大阪アジアン映画祭 香港映画『映画をつづける(原題:好好拍電影)』で開幕!
今年もゲストの登壇はないものの、通常開催されることになった大阪アジアン映画祭。
昨年からコロナ渦において各国の映画祭が延期や中止が多い中で、ファンにとってはうれしい出来事です。
今年のオープニングは、日本初上映、香港の許鞍華(アン・ホイ)監督を追ったドキュメンタリー映画『映画をつづける』。
香港では3月4日から公開になったばかり、台湾では1月15日に公開されています。