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2021/03/06

2021大阪アジアン映画祭 香港映画『映画をつづける(原題:好好拍電影)』で開幕!

0205oaff1今年もゲストの登壇はないものの、通常開催されることになった大阪アジアン映画祭
昨年からコロナ渦において各国の映画祭が延期や中止が多い中で、ファンにとってはうれしい出来事です。
今年のオープニングは、日本初上映、香港の許鞍華(アン・ホイ)監督を追ったドキュメンタリー映画『映画をつづける』。
香港では3月4日から公開になったばかり、台湾では1月15日に公開されています。

監督は美術監督・衣装デザイナーとして、多くの監督と仕事をしてきた文念中(マン・リムチョン)。
許鞍華監督とは『男人四十』(2002年)、『黃金時代』(2015年)、『明月幾時有』(2018年)でタッグを組み、本作が監督デビュー作になります。
監督が切り取る許鞍華の仕事場と生活に密着した記録、多くの資料映像や許鞍華監督を知る蕭芳芳(ジョセフィーン・シャオ)、劉徳華(アンディ・ラウ)、徐克(ツイ・ハーク)、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)、田壯壯(ティエン・チュアンチュアン)、吳念真(ウー・ニエンチェン)、關錦鵬(スタンリー・クワン)ら映画人達のインタビューは、彼女の創作世界しか知らない観客にとっては、とても興味深く、またドラマチックでもあります。

許鞍華監督のお母さんが日本人だということは聞いていましたが、実際に映像で見ると、日本を出て激動の時代に生きた姿に特別な思いを感じます。
そして、許鞍華監督とご家族の様子を見ると、なぜこれほど多くの名作が作られたのか、その答えが見えてきたような気がしました。
さらに、40年のつきあいだという張艾嘉(シルヴィア・チャン)との会食で見せる油断した顔、撮影現場でキレる許鞍華監督の姿も新鮮です。

本作は台湾では女性の映画人たちを対象とした試写会が行われ、プロデューサーで女優の李烈(リー・リエ)は「この映画には本当に励まされた。台湾で映画を作るときの苦しみや挫折はいつものことですが、70才の許鞍華監督の情熱は素晴らしい」と絶讃。
ベテランのプロデューサー葉如芬(イエ・ルーフェン)は「見終わって、自分が70才になってもこのようにありたいと思う」と言い、傅天余(フー・テイエンユー)監督も「この映画は女性の創作者の記録というだけでなく、許鞍華監督の作品のような世界を見ることができます。人間に対し常に好奇心を持ち、喜びや愛を探索しています」と語りました。

『映画をつづける』の第二回上映は3月11日の12時55分から。
チケットはオンラインが3月8日(月)20:30、窓口では当日ABCホールの初回上映1時間前より販売です。
詳しくは公式サイトをご覧下さい。

大阪アジアン映画祭の作品紹介
https://www.oaff.jp/2021/ja/program/op.html

許鞍華監督と文念中監督からのビデオメッセージ
https://youtu.be/pq-jCo5QHAw

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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