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2021/03/13

2021大阪アジアン映画祭 台湾映画『人として生まれる(原題:生而為人)』〜李玲葦(リー・リンウェイ)の演技に脱帽

0313oaffhumanインターセックスを扱った台湾映画『人として生まれる(原題:生而為人)』が、大阪アジアン映画祭で上映されました。
Podcastで杉山亮一さんが絶讃していたので、とても楽しみにしていた作品です。
思春期の主人公が向きあわなければならない現実はあまりに突然で、苦しすぎる。
そして、そこからの連鎖でいじめという社会問題も浮き彫りにされ、医学的な検証や当人のアイデンティティ、社会環境など複雑に絡み合っていき、見ている方も息苦しさを覚えます。
でも、杉山さんが言っていたように、主人公を演じた李玲葦(リー・リンウェイ)が素晴らしく、彼女なしではこの映画の成功はなかったかもしれません。

監督はアメリカで映画を勉強し、今回が長編劇映画デビューの倪曜(リリー・ニー)。というのが公式の解説にあるだけで、ほかになかなか情報が見つからず、インタビューの時に直接監督に聞いてみました。
監督は中国の方で、このテーマでは中国では制作できないため、知り合いを通じて台湾で撮ることになったそうです。
そして、主題歌を歌っているのが監督ご本人で、ネットの検索で見つかった同姓同名の中国の美少女歌手…これがまさかのご本人でした。

主役は中国でオーディションしたもののふさわしい人材が見つからず、台湾でのオーディションで李玲葦に出会ったということです。
李玲葦は舞台中心に活動している若手で、去年ドラマ『返校』(Netflixで配信中)の主役に抜擢され注目を集めていますが、映画はこれが初めて。それにしても高難度の役へのトライ、そして見事に演じきったことは、今後の女優人生への大きなステップになったことでしょう。

中国ではもちろん公開不可ですが、台湾では配給会社が動いているそうですから、映画祭上映も含めて機会は必ずあるに違いありません。

2回目の上映は、3月14日(日)13:00から梅田ブルク7:シアター7。
チケットはオンライン、窓口ともに発売中。

大阪アジアン映画祭の作品紹介ページ(監督のメッセージ動画あり)
https://www.oaff.jp/2021/ja/program/t01.html

そして、倪曜(リリー・ニー)監督のインタビューは2回目の上映以降にPodcast配信予定です。
お楽しみに!

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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