台湾映画『返校 言葉が消えた日』7月30日より公開!予告編解禁!
台湾の白色テロ時代。1947年の二・二八事件以降の戒厳令下において、蒋介石率いる国民党が反体制派に対して政治的弾圧を行いました。
それから40年もの間、国民に相互監視と密告が強制され、多くの人々が投獄、処刑された暗黒の時代。翠華高校3年のファン・レイシン(ワン・ジン)と後輩のウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)は、悪夢のような光景が次々と待ち受けるなか、消えた同級生と先生を探します。
密告者は誰なのか?奇妙な空気に満ちた世界は、ゲーム「返校 -DETENTION-」の世界に迷い込んだかのように、私たちを一気にクライマックスまで誘います。
この度解禁された予告編では、冒頭「自由が罪になる時代」と重々しいナレーションとともに、セピア色に近い、物悲しくも美しい映像で観客を1962年台湾の凄惨な粛清の時代へと誘い込みます。
舞台である翠華高校では“秘密の読書会”が開かれ、生徒たちは「密かに、禁じられた本」を読み続けました。
しかし、いつか自由になる日が来ることを夢見ていた人々の希望を打ち砕く様に、男子生徒が軍に暴力をふるわれ、強制的に連れ去られてしまうのでした。
◆ストーリー
放課後の教室で、いつの間にか眠り込んでいた女子高生のファン・レイシン(ワン・ジン)が目を覚ますと、なぜか人の姿が消えて学校はまるで別世界のような奇妙な空気に満ちていた。校内を一人さ迷うファンは、秘密の読書会のメンバーで彼女に想いを寄せる男子学生のウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)と出会い、力を合わせて学校から脱出しようとするが、どうしても外へ出ることができない。廊下の先に、扉の向こうに悪夢のような光景が次々と待ち受けるなか、消えた同級生と先生を探す二人は、政府による暴力的な迫害事件と、その原因を作った密告者の哀しくも恐ろしい真相に近づいていく──。
『返校』
監督:徐漢強(シュウ・ハンチャン)
出演:王淨(ワン・ジン)、曾敬驊(ツェン・ジンホア)、傅孟柏(フー・モンボー)
ⓒ 1 Production Film Co. ALL RIGHTS RESERVED.
配給:ツイン
宣伝プロデュース:ブレイントラスト
公式サイト:henko-movie.com
7月30日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
※これまでの『返校』に関する記事
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台湾映画『返校 言葉が消えた日(原題:返校)』のメインビジュアル解禁!
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