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2021/06/15

台湾のドキュメンタリー映画『日常対話』7月31日よりポレポレ東中野にて公開!

0615smalltalk1台湾のドキュメンタリー映画『日常対話』が、<台湾巨匠傑作選2021~監督生活40周年 ホウ・シャオシェン大特集>での特別上映を経て、7月31日よりポレポレ東中野にて公開されます。
本作は社会活動家で映画監督の黃惠偵(ホアン・フイチェン)が同性愛の母親を記録し対話することで長年にわたる感情的な距離に勇敢に向き合い、関係を修復していく過程をやさしく伝えます。

侯孝賢(ホウ・シャオシェン)が製作総指揮を務め、侯孝賢をはじめ中華圏の名だたる映像作家 に楽曲を提供している林強(リン・チャン)が音楽を担当。2017 年にベルリン国際映画祭のパノラマ部門 でテディ賞に輝き、台湾のドキュメンタリー映画としては初めてアカデミー賞®外国語映画賞(現・国際長 編映画賞)に台湾代表作品として正式出品されました。
日本ではシニア女性映画祭、東京ドキュメンタ リー映画祭等で上映されたほか、NHK 国際との共同制作でテレビ向けに編集された『母と私(原題:我 和我的 T 媽媽)』(2016)が<BS 世界のドキュメンタリー>で放映されています。

0615smalltalk36 歳で母アヌの弔い業を手伝い始め、10 歳で小学校中退を余儀なくされ た娘チェン。
暴力を振るう夫から身を守るために、母はチェンとその妹を連れて家を逃げ出す。
学校に通うことが出来なかった子供時代。弔い業に対する世間の冷ややかな視線、そして周囲に隠すことなく「女性が好きな女性」として奔放に振る舞うアヌへの偏見。さらに娘たちよりも恋人を優先するアヌに、チェ ンは次第に不信感を募らせ、母娘関係はいつしか他人同士のように冷え切ってしまう。
やがて自らも一児の母となったチェンは家族の姿を映画に撮ることで、アヌの本音を聞き出し、自分の秘密を打ち明けようと決心する。

0615smalltalk2黃惠偵監督コメント
映像作家として、私は常に主流から外れ、なかったことにされている非力な人々のストーリーを語り続けてきた。
彼らの痛みや苦しみ、そして無力感と失望感は、かつての自分が味わってきたものだ。
自分自身のストーリーについては、声に出す勇気も力もなかった。なぜなら自分をさらけ出すのは辛い し、自分が愛されているかどうかを問うことは、さらに痛みを伴うことだし、真実を知ることはこの上な く耐え難いことだからだ。
だけどこれ以上、恐怖心を言い訳に人生におけるもっとも重要な問いを回避し続けるのは止めにしよう。 私自身、娘を産み母となったことで、これまで見えていなかった母の思いを知ることができたのだから。
それは、過去の自分を思いやり、恐れに対峙する力となる。 この過程が、母と私自身にとって、闇から抜け出し、長い苦しみから逃げ出す助けになることを信じて。

『日常対話』
監督・撮影:ホアン・フイチェン(黃惠偵)
エグゼクティブプロデューサー:ホウ・シャオシェン(侯孝賢)
プロデューサー:リー・ジアウェン(李嘉雯)
音楽:リン・チャン(林強)、ポイント・シュー(許志遠)
© Hui-Chen Huang | 黃惠偵 All Rights Reserved.

2021 年 7 月 31 日(土)ポレポレ東中野にてロードショー
日本公開公式サイト: smalltalktw.jp

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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