台湾映画『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜（原題：怪胎）』廖明毅（リャオ・ミンイー）監督インタビュー！
8月20日よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国順次公開になる台湾映画『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜（原題：怪胎）』廖明毅（リャオ・ミンイー）監督に、オンラインインタビューしました。
この映画は全編iPhoneで撮影というユニークな撮影方法とビビットな色彩、レアな設定でのラブストーリーです。
監督は『あの頃、君を追いかけた（原題：那些年，我們一起追的女孩）』や『六弄咖啡館』などの執行監督をつとめ、本作が単独デビュー作になります。
ほとんど主役の林柏宏（リン・ボーホン）と謝欣穎（シエ・シンイン）のふたりで展開する重度の潔癖症の恋人の物語ですが、制作の経緯から聞きました。
執行監督を担当した『六弄咖啡館』で親しくなった林柏宏ありきの作品だそうですが、監督は彼のこれまでのイメージを破りたかったこと、監督デビューの時は関わらせてと言われていたことから、脚本執筆の段階ですでに彼を主役に決めていたと言っていました。
林柏宏は、デビュー作の時から注目していた俳優ですが、金馬奨の助演男優賞を獲得した『六弄咖啡館』と比べて、この作品で、スリー・ステップくらい成長したと思ったのは、廖明毅監督の手腕そのものですね。
また、謝欣穎との組み合わせは、これまでジャンルが違うという見方から誰も考えていないというところをあえて衝いたキャスティングだそうです。
このふたりが演じるカップルの変化の象徴として、鳩とヤモリが登場します。鳩は自由に羽ばたくという意味で、柏青（林柏宏）を表していることはよくわかります。
しかし、一方のヤモリは日本では家を守るというイメージで捉えられます。台湾では意味が違うのだと思いますが、監督がヤモリに託した陳靜（謝欣穎）の未来について聞いてみました。
すると、その答えはこの映画の結末を暗喩していることがわかりました。
その答えを含め、監督のインタビュー全編は、8月26日からPodcast配信します。
ぜひ映画を見て、お聞きになって下さい。
『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜（原題：怪胎）』
監督・脚本：廖明毅（リャオ・ミンイー）
出演：林柏宏（リン・ボーホン）、謝欣穎（シエ・シンイン）
配給：エスピーオー、フィルモット
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公式ウェブサイト：filmott.com/koiyama
公式Twitter：@filmott
8月20日よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国順次公開
※これまでの『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜（原題：怪胎）』に関する記事
2021/06/20
8月20日から公開の台湾映画『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』予告編解禁！
http://www.asianparadise.net/2021/06/post-a9885b.html
2021/04/29
台湾映画『怪胎』が『恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜』の邦題で8月日本公開決定！
http://www.asianparadise.net/2021/04/post-bcaad8.html
2020/07/03
2020台北電影節『怪胎』アジアプレミア！
http://www.asianparadise.net/2020/07/post-c5c2a5.html
2020/06/05
2020台北電影節 特別招待作品に話題の4作！
http://www.asianparadise.net/2020/06/post-172979.html
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