王育麟(ワン・ユーリン)監督の新作台湾映画『動物感傷の清晨』クランク・イン!
本作は、台北を舞台に、台湾、日本、フィリピンの男女が繰り広げるロマンティックなストーリー。
監督は激動の世界で孤独の唯一の慰めとなる愛の物語と、荒廃する街の虚しさの中、誰もが望む魂の出口を探す旅を描きたいと語っています。
また、俳優が自分の体で語ることを重視し、台詞を減らし、エロティシズムの探求もするということです。
コロナ渦において、濃密なシーンもある為俳優には3ヶ月の訓練期間を設け、感染予防対策の上無事に撮影が終わることをプロジェクトの皆が願っています。
なお、本作では『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』など布袋戯の製作会社霹靂国際マルチメディアが、初めて投資に参加することも台湾では話題になっています。
そして、『マンダレーへの道(原題:再見瓦城)』の黃茂昌(パトリック・ホアン)、『父の初七日』や『天龍一座が行く(原題:龍飛鳳舞)』の詹婷怡(ニコル・ジャン)がエグゼクティブ・プロデューサーをつとめ、来年公開予定ということです。
多くの登場人物を動かす群像劇の巧い王育麟監督が、今度はどんなラブストーリーと人間ドラマを見せてくれるのか、楽しみです。
『動物感傷の清晨』
監督:王育麟(ワン・ユーリン)
出演:福地祐介、王允之(ワン・ユンジー)、喜翔(シー・シャン)、尹馨(イン・シン)、王自強(ワン・ズーチャン)、莊益增(ジュアン・イーゼン)
2022年台湾で公開予定
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