台湾映画『修行』釜山国際映画祭でワールドプレミア！
今年の釜山国際映画祭では、台湾から鍾孟宏（チョン・モンホン）監督の『瀑布』、張騰元（チャン・タンユエン）監督の『徘徊年代』、錢翔（チェン・シャン）監督の『修行』がワールドプレミアとして上映されます。
この中の『修行』は『EXIT（原題：迴光奏鳴曲）』に次ぐ錢翔監督の二作目で、前作に続いて陳湘琪（チェン・シアンチー）が主演、陳以文（チェン・イーウェン）と夫婦役を演じます。
本作は王定國（ワン・ディングォ）の短編小説「妖精」の映画化で、ある夫婦の中年の危機と人生の課題を描いた作品。
繊細で詩的な語り口で、人間の感情を伝えます。
『EXIT（原題：迴光奏鳴曲）』で台北電影奨の主演女優賞を受賞した陳湘琪の演技が、前作をしのぐ素晴らしさだと業界の評判も上々。
また陳以文は、抑圧された中年男性の自由への欲求を繊細に演じているということで、各映画賞の主演男優賞と主演女優賞ダブル受賞の可能性もあるのではないか、という呼び声も高くなっています。
今回解禁になった場面写真でのふたりの眼差しだけで、ふたりの火花が感じられ、期待が高まります。
『修行』は、釜山国際映画祭、台北電影節ほか映画祭で上映後、台湾で一般公開になります。
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
| 固定リンク
« 台湾の短編映画コンペティション金穗獎のプレゼンター発表！ | トップページ | 2021台湾映画上映＆トークイベント「台湾映画の"いま"〜新鋭と精鋭の挑戦」第7回『家へ帰ろう〜国会大脱出（原題：逃出立法院）』10月23日（土）実施！ 申込みは10月6日（水）午前11：00から »
コメント