2021/10/31
2021/10/28
香港映画祭2021、11月から全国5都市にて開催!
11月27日(土)から12月30日(木)まで、全国5都市にて「香港映画祭2021」が初開催されることが決定しました。
大阪シネ・ヌーヴォを皮切りに、出町座(京都)、元町映画館(兵庫)、名古屋シネマスコーレ(愛知)、ユーロライブ(東京)で日本初公開の7作品が見られます。
2020年に施行された「香港国家安全維持法」により、香港の映画への検閲、規制はますます厳しくなり、香港の言論と表現の自由が一段と狭まる事態が懸念されています。
しかしそうした中でも、社会の変化を反映し、映画人たちの豊かな感性によって、多くの魅力ある作品が生み出されています。2021年6月より開催された、「2021年香港インディペンデント映画祭」は全国3都市において開催され、大きな話題を呼びました。
今回、初開催となる「香港映画祭2021」は、より香港映画の面白さと、多様な魅力を味わえる、日本初公開となる7作品がラインナップされています。
5作品が新人監督の作品でありながら、張學友(ジャッキー・チュン)、林嘉欣(カリーナ・ラム)など、香港を代表するベテラン俳優が出演しており、香港映画ファン必見です。
2021/10/25
Podcast 台湾映画『家へ帰ろう〜国会大脱出』(原題:逃出立法院)』柯俋森(クー・イーセン)プロデューサーインタビュー!
10月23日に台湾文化センターと共催のオンライン&トークで上映した『家へ帰ろう〜国会大脱出』(原題:逃出立法院)』の柯俋森(クー・イーセン)プロデューサーのインタビューをPodcast配信しました。
このユニークな作品がどうやって生まれたのかほか、製作の裏側をじっくりお聞きしています。
(通訳は、木藤奈保子さん)
記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2021/10/post-f5febf.html
音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp
★リンクは有り難いのですが、写真や記事、音声の転載は固くお断りします。
2021/10/23
2021台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜新鋭と精鋭の挑戦」第7回『家へ帰ろう〜国会大脱出(原題:逃出立法院)』オンライン開催! 新人監督のセンスとテンポ、ユーモアに観客は大満足!
オンラインによる台湾映画上映&トークイベント、新作と未公開作品で台湾映画の「精鋭と新鋭の挑戦」を伝えていく本年度最後は、ゾンビに襲われる国会を背景に、荒唐無稽ながら政治と社会問題の核心を突く『家へ帰ろう〜国会大脱出(原題:逃出立法院)』を上映しました。
プロレス技を駆使したゾンビとの闘いのテンポの良さ、監督のシュールなセンスが爆発、メインキャスト達の奇演好演もハンパなく、超絶おもしろい映画に仕上がっていると思います。
ただ、これまでの台湾映画とは全く違う、新鋭監督の斬新な切り口と映像で見せる、とても個性的な映画なので、好き嫌いが分かれるとは思います。
ところが、アンケート結果では、想像したよりも苦手だという方は少なかったです。
「評判どおりの面白さ、B級映画好きにはたまらない」「今までの台湾映画にない感じでびっくりしたが、台詞の端々にコロナ禍で通じる深いものもあり、とても興味深く、楽しめた」「ゾンビは苦手ですが、この映画はテンポがよくて楽しかった。社会的な問題も扱っていて、面白かった」「主要メンバーの演技が素晴らしくスピード感のある展開にドキドキの連続」「荒唐無稽な設定ながら、最後まで引き込まれるように楽しんだ」「テンポの速さが圧巻、血が噴き出すシーンが大量にあるというのにプロレス技を含むアクションが盛りだくさんで、グロさを上回る格好良さ」「映画の色彩や構図がとても印象的で、ストーリーやセリフもウィットに富み、俳優の演技も魅力的」「ゾンビ映画は苦手だが、役者たちの演技に圧倒された。メーガン・ライの格好良さ!素敵」「ゾンビ映画は苦手だが、コメディ要素が強かったので大丈夫でよかった」
そして、本編の解説は今回も鑑賞後の理解に役立ったようでした。
「映画のこと、役者のことがよくわかって知りたいことを知れ、細かな情報までが満載なうえに、監督やプロデューサーにいつも取材していて本当におもしろい」「いつも詳細で分かりやすい解説」「プレミアを立法院で開催というのにびっくり。キャストの丁寧な紹介や制作秘話も有難い」「王逸帆監督の紹介を聞いて、ぜひ他の作品も観てみたいと思った」「初心者にもわかりやすい解説」「このトークがあるだけでどれほど作品が面白くなるか!」「今回もキャスティングの裏話などが聞け、とても楽しめた」
そして、台北電影奨の受賞結果については、
「臨場感あふれる解説で楽しめた」「受賞者のコメントを日本語で伝えてもらい、とてもありがたい」「賞レースでの詳細な説明が参考になった」
など、内容は知っていても、トークで聞くことでより楽しめたという声も多くいただきました。
2021/10/21
台湾ドラマ『悲しみよりもっと悲しい物語(原題:比悲傷更悲傷的故事)』10月22日よりNetflixで配信開始!
2018年に台湾でナンバーワン・ヒットとなった映画『悲しみよりもっと悲しい物語(原題:比悲傷更悲傷的故事)』のドラマシリーズが、10月22日よりNetflixで配信開始になります。
本作は、2009年に大ヒットしたクォン・サンウ主演の韓国映画「悲しみよりもっと悲しい物語」の台湾リメイク版ですが、映画のヒットを受けて、映画版の林孝謙(ギャビン・リン)監督がプロデューサーにまわり、『大いなる餓え(原題:大餓)』の謝沛如(シエ・ペイルー)が監督を担当してドラマが製作されました。
メインキャストは范少勳(ファン・シャオシュン)、王淨(ワン・ジン)、王柏傑(ワン・ボージエ)、邵雨薇(シャオ・ユーウェイ)、姚以緹(ヤオ・イーティ)、曾少宗(フィガロ・ツェン)という豪華な布陣です。
2021東京国際映画祭 トークシリーズ@ アジア交流ラウンジ開催!
10月30日(土)~ 11月 8日(月)に開催される第34回東京国際映画祭 では、国際交流基金( JF )との共催プログラムの一環として、「トークシリーズ アジア交流ラウンジ」か゜開催されます。
「トークシリーズ アジア交流ラウンジ」は、昨年に続く第二弾で、是枝裕和監督を中心とする検討会議メンバーの企画のもと、アジアを含む世界各国・地域を代表する映画人と第一線で活躍する日本の映画人が語り合うトークシリーズです。
2021/10/20
2021/10/16
台湾映画『帶我去月球』が『君のためのタイムリープ』の邦題で1月にDVD リリース・配信決定!
台湾ポップス界の"マジシャン"と呼ばれたシンガーソングライター&音楽プロデューサーとして有名な張雨生(チャン・ユーシェン)の「帶我去月球」をモチーフにした台湾の音楽青春映画『帶我去月球』が、『君のためのタイムリープ』の邦題で1月25 日に DVD リリース・配信が決定しました。
本作は2017年に台湾で公開、2018年に大阪アジアン映画祭で上映され、ABC賞を受賞しました。
『私の少女時代Our Times 』の宋芸樺(ビビアン・ソン)、『悲しみより、もっと悲しい物語』の劉以豪(リウ・イーハオ)のふたりを軸に、嚴正嵐(イエン・チェンラン)、石知田(シー・チーティエン)、姚愛寗(ヤオ・アイニン)など若手の新鋭達が繰り広げる音楽と青春の日々、小室哲哉が最も輝いていた年月に青春時代を過ごした人ならば、涙なしには観られない作品です。
2021/10/14
2021/10/13
第22回東京フィルメックス スケジュール発表、中華圏作品は3作!
先週ラインアップが発表された第22回東京フィルメックスの、スケジュールが公開されました。
今年は、「東京フィルメックス・コンペティション」10作品、「特別招待作品」9作品、「メイド・イン・ジャパン部門」4作品、「プレ・オンライン配信」3本を予定。
今年も東京国際映画祭と同時期開催ですので、うまくスケジューリングしてこの機会にしか見られない作品を逃さないようにして下さい。
チケットは10月17日(日) 10:00 amより発売、詳細は公式サイトをご覧下さい。
https://filmex.jp/2021/
(c) IKKI_KOBAYASHI&TOKYO_FILMeX
2021/10/11
2021 台北電影獎 授賞式と受賞者、プレゼンター&パフォーマーもすごい!
3ヶ月延期になった2021 台北電影獎の発表授賞式が、10月9日に三立テレビホールで行われました。
すでにお知らせしたように、百万元大賞は2年ぶりにドキュメンタリー映画『捕鰻的人』が獲得し、『消失的情人節(1秒先の彼女)』は作品賞など4部門、『無聲』が3部門、『詭扯』が2部門と続きました。
影帝・影后と呼ばれる主演男・女優賞は、邱澤(ロイ・チウと陽靚(ピース・ヤン。
審査委員長の王童(ワン・トン)監督は「今回の作品を見て、台湾映画はますますエキサイティングになっていると感じています。台北電影節のテーマは、イメージの蝶の如く革新的で多様性があり、それぞれが非常に美しく、ユニークで、自由度が高いです。本映画祭は、多くの若者の創造力を奨励しています。それがノミネートにつながり、とても素晴らしいことだと思います」と語っていました。
2021/10/09
2021 台北電影獎 百万元大賞はドキュメンタリー『捕鰻的人』!主演男優賞は邱澤(ロイ・チウ)!
2021台北電影獎との発表授賞式が10月9日に行われ、最高賞の百万元大賞はドキュメンタリー『捕鰻的人』、長編劇映画は『消失的情人節(1秒先の彼女)』、主演男優賞は『當男人戀愛時(君が最後の初恋)』の邱澤(ロイ・チウ)、主演女優賞は『愛.殺』の陽靚(ピース・ヤン)、助演男優賞は『詭扯』で劉冠廷(リウ・グァンティン)、助演女優賞も『詭扯』の百白(バイ・バイ)が受賞しました。
また、新人賞は『無聲』の陳姸霏(チェン・イェンフェイ)が獲得しました。
台北電影賞はドキュメンタリー映画が百万元大賞を受賞することが多く、2010年から2014年まで5年連続、その後2019年を経て2年ぶりの栄冠に輝きました。
そして、新しい監督や俳優を応援するという特徴がありますが、今年の監督賞はベテランの陳玉勳(チェン・ユーシュン)でした。
主演男優賞の邱澤は2018年の『先に愛した人(原題:誰先愛上他的)』に続き2度目の受賞、すっかり台湾映画界の屋台骨の一員になりました。
劉冠廷は『同學麥娜絲(同級生マイナス)』と『詭扯』の2作で助演男優賞にノミネートされていましたが、新作の『詭扯』で受賞。
主演女優賞の陽靚と助演女優賞の百白は、ダークホースと言えるでしょう。
2021/10/08
2021/10/06
2021/10/05
第五十八回金馬獎ノミネート発表!香港映画『濁水漂流』が最多ノミニー、僅差で台湾三作が続き混戦模様!
10月5日、第五十八回金馬獎のノミネート発表会見が行われ、573作のエントリーから各部門の候補作が発表されました。
今年レッドカーペットの司会を担当することが決まった楊千霈(ヤン・チエンペイ)と徐鈞浩(ジェイク・シュウ)の進行により、2018年に金馬奨で主演女優賞を獲得した謝盈萱(シエ・インシュアン)と、昨年新人賞を受賞した陳姸霏(チェン・イエンフェイ)がノミネート作品を発表しました。
今年は香港映画『濁水漂流』が作品、監督、主演男優、助演男優×2、助演女優、脚色、撮影、メイク&コスチュームデザイン、オリジナル音楽、オリジナル楽曲、編集、の12部門ノミネートで最多。
続いて鍾孟宏(チョン・モンホン)監督の『瀑布』、Netflixで配信中の『緝魂(THE SOUL:繋がれる魂)』と『月老』も11部門ノミネートされ混戦模様です。
個人賞では、主演男優奨が鄭人碩(チェン・レンシュオ)、張震(チャン・チェン)、邱澤(ロイ・チウ)、柯震東(クー・チェンドン)に香港から吳鎮宇(ン・ジャンユー)が初ノミニー。
主演女優賞は陳湘琪(チェン・シアンチー)、賈靜雯(アリッサ・チア)、林嘉欣(カリーナ・ラム)に若手の王淨(ワン・ジン)と新人賞とのダブルノミネートの方郁婷(ケイトリン・ファン)がどう挑むのか、楽しみです。
第五十八回金馬獎は、11月27日に台北の國父記念館での授賞式で発表されます。
2021/10/04
2021台北電影獎プレゼンター第二弾発表!
今週末10月9日に発表授賞式が行われる、2021台北電影獎のプレゼンターが発表されました。
王童(ワン・トン)、張震(チャン・チェン):百万元大賞
邱澤(ロイ・チウ)、吳慷仁(ウー・カンレン):長編劇映画賞
林心如(ルビー・リン)):監督賞
陳柏霖(チェン・ボーリン)、劉冠廷(リウ・グァンティン):主演男優賞
馬志翔(マー・ジーシアン)、陳嘉樺(Ella:助演男優賞
莊凱勛(ジュアン・カイシュン)、郭書瑤(グォ・シューヤオ):撮影賞
鳳小岳(リディアン・ヴォーン)、王柏傑(ワン・ボージエ):音楽賞、サウンドデザイン賞
夏于喬(シア・ユーチャオ)、簡嫚書(ジエン・マンシュー):コスチュームデザイン賞、美術デザイン賞
胡宇威(ジョージ・フー):短編映画賞、技術賞
Podcast 台湾映画『ロブスターキッド(原題:龍蝦小孩)』『弱くて強い女たち(原題:孤味)』許承傑(シュー・チェンジエ)監督インタビュー!
9月25日に台湾文化センターと共催のオンライン&トークで上映した短編映画『ロブスターキッド(原題:龍蝦小孩)』『弱くて強い女たち(原題:孤味)』の許承傑(シュー・チェンジエ)監督インタビューをPodcast配信しました。
製作の経緯、キャスティング、主題歌などついて、など聞いています。
(通訳は、木藤奈保子さん)
記事はこちら。
http://www.asianparadise.net/2021/09/post-988e14.html
音声はこちら。
http://asianparadise.sblo.jp
★リンクは有り難いのですが、写真や記事、音声の転載は固くお断りします。
2021/10/03
台湾のテレビアワード 2021電視金鐘獎!『天橋上的魔術師(歩道橋の魔術師)』が作品賞はじめ6冠!
台湾のテレビアワード2021電視金鐘獎の発表授賞式が10月2日に台北の國父紀念館で行われ、長編ドラマ『天橋上的魔術師(歩道橋の魔術師)』が作品賞はじめ6部門を制しました。
ミニドラマ賞は『做工的人』で4部門、テレビ映画賞は台北電影奨や金馬奨で数々の受賞をしている短編の『主管再見』が獲得。
長編ドラマの主演男優賞は、のもと大嘴巴(DA Mouth) のMC40薛仕凌(シュエ・シーリン)がでしたが、ミニドラマ・テレビ映画部門の『做工的人』において助演男優賞も受賞、躍進する俳優としての第二ステージです。
長編ドラマの主演女優賞は、大方の予想通り『我的婆婆怎麼那麼可愛』の鍾欣凌(ジョン・シンリン)。
また、長編ドラマ 助演女優賞は『她們創業的那些鳥事(お仕事です!)』の簡嫚書(ジエン・マンシュー)でした。
一方、ドラマ以外の部門では、バラエティ司会者賞を『36題愛上你』で唐綺陽(タン・チーヤン)、吳姍儒(サンディ・−ウー)と友に炎亞綸(アーロン)が獲得しています。