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2022/01/06

日中合作映画『再会の奈良』2月4日より全国公開!

0106nara1 河瀬直美、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)、鈴木慶一、永瀬正敏という魅力的なクリエイターが織りなす映画ということで、興味深い日中合作映画『再会の奈良』が、2月4日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開になります。
本作は、河瀬直美監督がエグゼクティブディレクターをつとめるなら国際映画祭が、今後の活躍が期待される若手の映画監督を招き、奈良を舞台に映画を制作する、“今と未来、奈良と世界を繋ぐ”映画製作プロジェクト、NARAtiveの作品です。
監督・脚本は、で2018年にる「なら国際映画祭」で目『ライスフラワーの香り(The Taste of Rice Flower)』が観客賞に選ばれた中国出身の鹏飞(ポンフェイ)監督。
歴史に翻弄された残留孤児とその家族がたどる運命、互いを思い合う深い気持ちが、2005年秋の奈良・御所市を舞台に静かに紡がれる物語です。

0106nara2 “残留孤児”という重くなりがちなテーマを扱いながら、奈良の町で出会う人々との交流を織り交ぜた語り口は、どこか軽やかでそこはかとないユーモアを湛えている本作は、2020年上海国際映画祭オフィシャル・セレクションに出品、同年に中国3大映画賞の1つである金鶏百花映画祭でNew Power Movie Night Recommendation部門の最優秀作品賞に輝きました。
2020年の東京国際映画祭でも特別上映され、2021年3月には中国でも劇場公開され話題となっています。

0106nara3 エグゼクティブプロデューサーを務めるのは、『あん』(15)、『朝が来る』(20)を手掛け、なら国際映画祭のエグゼクティブ・ディレクターであり、生まれ育った奈良を舞台にいくつもの映画を撮ってきた河瀨直美と、『長江哀歌』(06)、『罪の手ざわり』(13)など中国映画「第六世代」を代表する賈樟柯。
鹏飞監督は。パリで映画を学んだ後、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督の現場で助監督・共同脚本などを務め、ホン・サンス監督のアシスタントプロデューサーも務めた経験を持つ新鋭です。

0106nara4 メインキャストは、日本から『哭声/コクソン』(16)、『MINAMATA-ミナマタ-』(21)など近年益々世界的に認知度を高めている國村隼、『妻の愛、娘の時』(17)ほか中国を代表する女優吴彦姝(ウー・イエンシュー)と注目の若手女優英泽(イン・ズー)、そして河瀨監督と過去3度組んできた国際派俳優の永瀬正敏が友情出演しています。
その他、劇団EXILEの秋山真太郎も加わりました。

0106nara5 シリアスなテーマながら、劇中でふっと笑いが漏れるようなユーモアを醸すのは、北野武監督作品の音楽を多数手掛けてきた鈴木慶一の音楽づかいの面白さに拠るところも大きく、劇中の重要なシーンで流れるテレサ・テンに至るまで、種々多様な音のお愉しみが耳をくすぐります。
撮影は、『河』(97)、『Hole-洞』(98)、『西瓜』(05)、『郊遊<ピクニック>』(13)など、多数の蔡明亮作品で手腕を振るってきたベテラン廖本榕(リャオ・ペンロン)。鹏飞が助監督時代から共に培ったであろう阿吽の呼吸で、自在なカメラが生き生きと
表情、時の流れ、あるいは瞬間を捉えています。

0106nara9 さらには、3人が麗華を探し歩きながら、目にし、感じる“奈良”の魅力が、若く才能溢れる監督の目を通してスクリーンに焼き付けられているのも大きな魅力。
住宅街を走り抜ける電車、麗華が写真に映る興福寺。通り過ぎる鹿の姿も。“柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺”と謳われるように奈良県特産品・柿の出荷工場。“酒蔵の日本酒大試飲会”。行方不明の女性が描いた桃源郷のような里の絵は、葛城古墳近くの寺の裏山。
その他、奈良県指定無形民俗文化財にも指定されている鴨都波神社のススキ提灯献灯行事の秋祭りなど、それぞれの地域の伝統行事や古都・奈良の魅力が、すべてのシーンで映画を彩っています。

0106nara7 【ストーリー】
2005年11月。中国残留孤児の父が再び中国に帰った後も、日本に留まったシャオザー/清水初美は父から電話を受け、血の繋がりはないが“おばあちゃん”と慕ってきた陳慧明が日本に来ることを知らされる。
おばあちゃんは中国残留孤児の麗華を養女として赤ん坊の頃から育ててきたが、1972年に日中国交正常化が実現し、麗華が大人になった1994年、実の両親が居る日本に帰したのだった。しかし数年前から連絡が取れず、心配で探しに来るという。
 シャオザーはおばあちゃんを迎えるが、彼女が持つ手掛かりは、麗華の写真と届いた十数通の手紙だけで、麗華の日本名さえも分からない。
どう探していいのか途方に暮れる2人は、ひょんなことで知り合った日本人の定年退職した男が協力することになる…。

0106nara8 『再会の奈良』
エグゼクティブプロデューサー:河瀨直美、賈樟柯(ジャ・ジャンクー)
監督・脚本:鹏飞(ポンフェイ)
出演:國村隼、吴彦姝(ウー・イエンシュー)、英泽(イン・ズー)、秋山真太郎/永瀬正敏
Ⓒ2020 “再会の奈良” Beijing Hengye Herdsman Pictures Co., Ltd, Nara International Film Festival, Xstream Pictures (Beijing)
配給: ミモザフィルムズ
公式サイト:http://saikainonara.com
2月4日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
1月28日(金)より奈良県にて先行上映

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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