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2022/03/17

2022大阪アジアン映画祭 台湾映画『徘徊年代』張騰元(チャン・タンユエン)監督インタビュー

0317offzhabg 2022大阪アジアン映画祭で上映されている台湾映画『徘徊年代』の張騰元(チャン・タンユエン)監督に、オンラインインタビューしました。
本作は、台湾で増え続けるアジア各国からの“新移民”と呼ばれる女性たちを描いた物語です。
このテーマはこれまでにも『《內人外人》新移民系列』『拔一條河』はじめ多くの監督によって描かれてきましたが、本作は大胆なスタイルを用いたかなりチャレンジングな作品です。

0317offhaikai監督は、2つの時代を前半と後半の二部構成にし、新人らしい様々な方法での描き分け方の挑戦をしています。
コアな台湾映画ファンの方には、映画界と文学界の大御所である小野(シャオイエ)が初めてエグゼクティブプロデューサーをつとめているという興味深さもあります。

前半・後半の主演2人はどちらもリアルなベトナムからの“新移民”で、そのほかに2020年の金馬奨を総なめにした陳淑芳(チェン・シューファン)がピリリと画面を締め、脚本家で『父の初七日(原題:父後七日』)の主演女優として話題を呼んだ王莉雯(ワン・リーウェン)が、久々に女優として出演しています。
さらに、こちらもコアファン向けの情報ですが、BLドラマに出た事で日本のファンに注目された江常輝(スティーブン・ジャン)が主人公の夫役、最近気になっている王可元(ワン・カーユエン)も見つけるのがたいへんでしたが、出ていました。

台湾では台北電影節の新人監督コンペティションにノミネートされましたが、今回大阪アジアン映画祭でのコンペティションでの結果が楽しみです。

監督には、意欲的な大胆なスタイルにこめた思い、なぜ小野(シャオイエ)が初めてエグゼクティブプロデューサーをつとめたのか、ほか色々お話しを伺いました。
このインタビューは、後日Podcast配信します。ぜひお聞き下さい。

『徘徊年代』
監督:張騰元(チャン・タンユエン)
出演:阮安妮(アニー・グエン)、江常輝(スティーブン・ジャン)、阮秋姮(グエン・トゥ・ハン)、陳淑芳(チェン・シューファン)、王莉雯(ワン・リーウェン)

大阪アジアン映画祭の紹介ページ
http://www.oaff.jp/2022/ja/program/t01.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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