2022大阪アジアン映画祭 『めちゃくちゃな日』趙丹陽(チャオ・ダンヤン)監督インタビュー
2022大阪アジアン映画祭で上映された韓国・中国の短編、『めちゃくちゃな日』の趙丹陽(チャオ・ダンヤン)監督にオンラインインタビューしました。
この作品は、多彩な短編映画のひとつであり、監督が自由に国や言葉を超えて作った作品でもあるという、今年の大阪アジアン映画祭の2つの特徴を持つ映画です。
短編映画は若手クリエイターの登竜門という側面を持ちますが、中国出身の趙丹陽(チャオ・ダンヤン)監督もまさにそのひとりで、韓国の大学院で学んでいます。
本作はコンビニで出会うふたりの中国人女性を中心に展開される物語、どの国でもコンビニは外国人労働者が多いですが、監督自身が韓国でバイトした経験からこのストーリーを思いついたそうです。
このふたりの距離感の描き方が、とてもおもしろいと思いました。
同じ中国人だからといって短時間で親密になるわけではなく、気遣いはありながら必要以上に相手に踏み込んでいかないというのは、世代もあるのでしょうか…。
インタビューでは、コンビニという舞台設定やふたりの登場人物のキャラクター、私がおもしろいと感じたふたりの女性の距離感についてほか、お聞きしました。
2回目の上映は3月16日ですので本記事ではネタバレを避けますが、後日Podcastで配信しますので、ぜひお聞きになって下さい。
『めちゃくちゃな日』(韓国・中国)
監督:趙丹陽(チャオ・ダンヤン)
出演:オ・ウリ、ホ・ダイン
大阪アジアン映画祭の紹介ページ
https://www.oaff.jp/2022/ja/program/sl03.html
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
| 固定リンク
« 第 17 回大阪アジアン映画祭、スクリーン上映が開幕! オープニング作品『柳川』チャン・リュル監督、ビデオメッセージで喜びを語る | トップページ | 2022大阪アジアン映画祭 『エンクローズド』楊翼(ヤン・イー)監督インタビュー »
コメント