第 17 回大阪アジアン映画祭、スクリーン上映が開幕! オープニング作品『柳川』チャン・リュル監督、ビデオメッセージで喜びを語る
3月10日(木)19 時から大阪市北区の梅田ブルク7にて、第17回大阪アジアン映画祭(OAFF2022)スクリーン上映が開幕し、オープニング作品『柳川』(漫長的告白)の日本初上映が行われました。
本編上映に先立ち紹介されたビデオメッセージでチャン・リュル(張律)監督は、「映画『柳川』を大阪アジアン映画祭のオープニング作品に選んでいただき、とても光栄に思います」と喜びを表現。同作に日本人キャストとして参加した池松壮亮と中野良子の演技を讃えました。
さらに本作の狙いに触れ、「中国の昔の言葉に、”当事者より第三者の方が物事を正しく判断できる”というものがありますが、恋愛においては通用しません。当事者も第三者も、誰もが大きな迷路に入り込んでしまいます。皆さまがこの映画をご覧になった時、ほんの少しでも恋愛の美しさや温かさ、そして幸せを感じて頂けたらうれしく思います」と、映画に込めた想いを語られました。
チャン・リュル(張律)監督のメッセージ動画
https://www.youtube.com/watch?v=5fBVresH7q0
『柳川』は、『キムチを売る女』『慶州(キョンジュ) ヒョンとユニ』『春の夢』のチャン・リュル監督が、11年ぶりに撮った中国語映画で、2021 年の平遥国際映画祭(開幕作品)と釜山国際映画祭で同日ワールドプレミア上映されました。
福岡県柳川市でメインロケを敢行。中国人キャストにはチャン・イーモウ(張芸謀)監督の“金陵十三釵”(2011)でデビューを果たし、今や中華圏で絶大な人気を誇るニー・ニー(倪妮)。『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』でも共演している実力派俳優のシン・バイチン(辛柏青)とチャン・ルーイー(張魯一)が、かつてふたりが愛した恋人を探しに柳川へ旅をする兄弟を演じています。
恋という謎を解き明かすために国を超えて彷徨う大人たちを詩情豊かに描く、美しいラブストーリーです。
本作は3月15日(火)11時45 分からシネ・リーブル梅田で 2 回目の上映があります。
また、2022年秋、全国公開されます。
第17回大阪アジアン映画祭は3月20日(日)まで梅田ブルク7、シネ・リーブル梅田、ABC ホール、国立国際美術館で開催します。
また、昨年に引き続き、3月3日(日)から3月21日(月・祝)までオンライン上映「大阪アジアン・オンライン座」(<Theater ONE>)を開設し、過去に大阪アジアン映画祭で上映された作品から、プログラミング・ディレクターの暉峻創三がピックアップした今こそ世界に知られるべき日本映画が、オンライン上映されています。
今回、ゲストの舞台挨拶などはありませんが、監督・出演者メッセージやインタビューを映画祭公式 Youtubeチャンネルで順次アップされています。ぜひチェックして下さい。
YouTube: https://www.youtube.com/c/OAFFpress
★プログラミング・ディレクター暉峻創三のあいさつ
第17回大阪アジアン映画祭は、海外の監督が、日本を主舞台に、日本映画界を代表する映画人たちと合作した作品で開幕し、閉幕します。国籍や国境、民族など既成の境界を越えて創造的に交流し、活動する現代映画人の仕事を紹介することは、大阪アジアン映画祭が積極的に取り組んできたテーマの一つでした。
その延長上に今回の映画祭は開幕し、閉幕することになります。
また本映画祭は、日本映画を大阪発で世界へと発信していくことにも主体的に取り組んできました。今回は「文化庁委託事業「令和 3 年度日本文化海外発信推進事業(国際映画祭実施推進事業)」の一環として、その取り組みをさらに強化。今、もっとも世界に知られるべき才能を厳選し、その最新の仕事の紹介や回顧を行います。この試みは、映画館での上映のみならず、オンライン上映、日英 2 か国語の特別小冊子、OAFF 公式 YouTube チャンネル動画などの媒体も併用して行いますので、これらにもご注目ください。
常連のお客さまにとっては、今年のラインナップで真っ先に目を引くのは、短編の飛躍的な増加かもしれません。実際、今回の作品選考過程で一番驚かされたのが、短編の大豊作ぶりでした。その驚きを、ぜひ映画館で皆さまにも共有して頂ければと思います。
本映画祭史上最大規模の出品本数を得て開催される第 17 回大阪アジアン映画祭を、最初から最後まで存分にお楽しみください。
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
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