台湾の短編映画コンペティション第44回金穗獎ノミネート発表!
台湾の短編映画コンペティション第44回金穗獎ノミネートが3月31日に、プロデューサーの葉如芬(イエ・ルーフェン)、楊雅喆(ヤン・ヤージャ)監督、桂綸鎂(グイ・ルンメイ)により発表されました。
そして3人が行った講演では様々ななクリエイティブ体験を語り、ノミネート者たちは熱狂的な反応を示しました。
金穂奨は、新人の発掘と育成を目的に金馬奨と同様に政府が運営するコンペティションで、応募者の枠を一般と学生に分け、それぞれ劇映画、ドキュメンタリー、アニメ、実験作のジャンルでコンペ形式で各賞と賞金が用意されています。
そして、そうした作品群と人材を注視している台湾のプロデューサーが、若い芽を見出し、商業映画に起用することがしばしばあります。
ノミネートは全部門あわせて61作、先月大阪アジアン映画祭で『姉ちゃん』の邦題で上映され、台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のオンライン上映&トークの8月20日では『旅立ち』というタイトルでラインナップされている潘客印(パン・カーイン)監督の『姊姊』も入っています。
ノミネート一覧は、以下を参照して下さい。
https://ghsa.org.tw/gha/
昨年に続き、今年も金馬奨の実行委員会が金穗獎を主催し、委員長の聞天祥(イエン・ティエンシャン)は、「昨年の計画を継続するとともに、今年は上映に加えて脚本講座や色々な講演会を実施し、新しい才能が業界からアドバイスを得ることができるようにします。 ノミネートされた方々の参加は大歓迎です』と語りました。
そして、今年は審査委員長に林書宇(トム・リン)監督が就任し、俳優の林柏宏(リン・ボーホン)、侯季然(ホウ・チーラン)監督、陳寶旭(チェン・バオチェン)プロデューサー他、アニメーションの黃勻弦(ホアン・ユンシャン)監督、ドキュメンタリーの朱詩倩(チュウ・シーチン)監督ら10人の映画人が審査員をつとめます。
金穗獎のノミネート作品61作は、6月3日から6月12日まで台北光點華山電影館で上映、発表は6月11日に公式YouTubeで配信されます。
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