2022金馬影展オープニング＆クロージング作品発表！
11月2日に開幕する台湾最大の映画祭、金馬影展のオープニング＆クロージング作品が発表になりました。
オープニングは詹京霖（ジャン・ジンリン）監督、の家族の愛憎を描いた『一家子兒咕咕叫』、クロージングは程偉豪（チェン・ウェイハオ）監督の爆笑コメディ『關於我和鬼變成家人的那件事』です。
詹京霖監督は「オープニングに選ばれてたいへん光栄で、感激しています」、程偉豪監督は「こんな名誉なことはない。皆さんに涙と笑いで映画館を後にして欲しい」と語りました。
社会の低層に生きる人々を描いてきた詹京霖監督は、2012年に『狀況排除』で台北電影賞の監督賞を受賞、大阪アジアン映画祭でも上映された2016年のテレビ映画『川流之島』は金鐘賞で作品賞、監督賞ほか計5部門受賞しています。
今回の『一家子兒咕咕叫』は長編二作目となり、競技用の鳩で生計を立てる家族が、息子の失踪や経済的不安などで身体も心も徐々に病んでいく姿を描いています。
メインキャストは游安順（ヨウ・アンジュン）と楊麗音（ヤン・リーイン）。ベテランの演技派ふたりがどんな世界を見せてくれるのか、とても楽しみです。
一方の程偉豪監督は、『紅い服の少女 第一章 神隠し／第二章 真実（原題：紅衣小女孩／紅衣小女孩2）』をはじめ『目撃者 闇の中の瞳（原題：目撃者）』、『The Soul：繋がれる魂（原題：緝魂）』などジャンル映画のヒットメーカーですが、『關於我和鬼變成家人的那件事』は初めて超常現象とサスペンス、コメディを融合させた作品です。
同性愛者の幽霊林柏宏（リン・ボーホン）とストレートの警察官許光漢（シュー・グァンハン）がパートナーとなり、麻薬犯罪と戦うコメディという内容ですが、若手演技派イケメン俳優の顔合わせには期待しかありません。
2022金馬影展は11月2日から20日まで開催、オープニングもクロージングもチケットの前売り日には秒殺となるでしょう。
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