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2022/09/25

台湾映画『アメリカから来た少女(原題:美國女孩)』阮鳳儀(ルアン・フォンイー)監督インタビュー

0921ruan1 10月8日(土)よりユーロスペース(東京)ほか全国順次公開になる台湾映画、『アメリカから来た少女(原題:美國女孩)』の阮鳳儀(ルアン・フォンイー)監督にオンラインインタビューしました。
本作は監督ご自身の家族の物語を題材にした長編デビュー作で、2018年に発表した短編『姊姊』の長編化作品です。
2021年の東京国際映画祭で上映され、直後の金馬奨でアウト・オブ・コンペの2賞を加えて5部門受賞、2022年の台北電影奨では長編劇映画賞はじめ2部門受賞。

本作は李冰(リー・ピン)との共同脚本ですが、監督とは大学院の同級生で英語も堪能であることから脚本パートナーとしては最適だと言っていました。
また、林書宇(トム・リン)監督がエグゼクティブ・プロデューサーをつとめているのも話題ですが、
「林書宇監督は脚本の師匠として色々教えてもらっていました。林嘉欣(カリーナ・ラム)に脚本を見てもらうときにも、受けてくれるかどうかは解らないけどと言いつつも、脚本を渡してくれました」ということです。

0921ruan2 監督は主人公の母親役リリーは、経験と演技力があり、さらに実際に子供を持つ母親がベストだということで林嘉欣を希望していました。
その林嘉欣は、一度母親役を演じると同じようなオファーが続くのであまり乗り気ではなかったそうですが、脚本を読んで気に入ったので、引き受けてくれたそうです。
それから脚本を修正する度に林嘉欣に読んでもらい、改稿を重ねていったそうです。

一方の父親役の莊凱勛(ジュアン・カイシュン)は、林嘉欣に合う人ということで考え、リアルな演技ができることがポイントだったということでした。
演技経験はなかったにも関わらずみずみずしい演技が大絶賛された長女役の方郁婷(ケイトリン・ファン)については、これまで多くのメディアで伝えられているので今回はあえて聞きませんでした。

このほか、登場人物モデルになっている監督のご家族は、映画化にあたりどんな反応だったのか、これからはどんな作品を作っていきたいかなどお聞きしたこのインタビュー、10月3日からPodcastで配信します。
どうぞお聞き下さい。

0924america 『アメリカから来た少女』
監督・脚本:阮鳳儀(ルアン・フォンイー)
製作総指揮:林書宇(トム・リン)
出演:林嘉欣(カリーナ・ラム)、莊凱勛(ジュアン・カイシュン)、方郁婷(ケイトリン・ファン)、林品彤(オードリー・リン)
©Splash Pictures Inc., Media Asia Film Production Ltd., JVR Music International Ltd., G.H.Y. Culture & Media (Singapore).
配給:A PEOPLE CINEMA  
公式サイト:https://apeople.world/amerika_shojo/
公式Twitter:https://twitter.com/amerikashojo
公式Facebook:https://www.facebook.com/ameirkashojo

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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