2023大阪アジアン映画祭ラインナップ発表!※2/10情報追加につき内容更新
アジア映画ファンお待ちかねの2023大阪アジアン映画祭のラインナップが、発表されました。
今年はスペシャル・オープニング作品、クロージング作品を除いた作品数は51作品(うち、世界初上映15作、海外初上映8作、アジア初上映2作、日本初上映20作)、16の国と地域の作品が上映されます。
そして、コロナ禍で2020年から途絶えていたゲストとの交流を再開するほか、上映会場の1つに2022年春にオープンした大阪中之島美術館が加わります。
なお、スペシャル・オープニング作品(メイン会場であるABCホール初日の3月15日(水)上映)と、クロージング作品については2月上旬の発表予定となっています。
I.開催概要
■名称:第 18 回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2023)
■期間:2023 年 3 月 10 日(金)〜19 日(日)
■会場:ABC ホール、シネ・リーブル梅田、梅田ブルク 7、大阪中之島美術館、国立国際美術館
■料金:1,300 円、⻘春 22 切符:22 歳までの方、500 円 全席指定席 ほか
■販売方法:梅田ブルク 7、シネ・リーブル梅田上映分は各劇場ウェブサイト及び劇場窓口にて販売。ABC
ホール、大阪中之島美術館上映分は映画祭ウェブサイト及び会場窓口にて販売。
※チケットは 3 月 5 日(日)より上映会場ごとに順次発売開始。料金や販売方法等の詳細については、2
月以降、映画祭ウェブサイトにてお知らせいたします。
■公式ホームページ:http://www.oaff.jp
■主催:大阪映像文化振興事業実行委員会(大阪市/一般社団法人大阪アジアン映画祭/大阪商工会議所/公
益財団法人大阪観光局/朝日放送テレビ株式会社/生活衛生同業組合大阪興行協会/株式会社メディアプラス)
■支援:芸術文化振興基金助成事業
■HONG KONG GALA SCREENING 協賛
香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部(香港経済貿易代表部)
■協賛:神戶女学院大学文学部英文学科/公益財団法人芳泉文化財団
■お問い合わせ:大阪市総合コールセンター(なにわコール)TEL.06-4301-7285(年中無休 8 時から 21 時)、FAX.06-6373-3302
大阪アジアン映画祭運営事務局 TEL.06-4301-3092(月曜日から金曜日:11 時から 17 時)、Email:info@oaff.jp
【コンペティション部門】 14 作
グランプリ、来るべき才能賞を競う「コンペティション部門」では、香港からは、アンソニー・ウォン主演、移民問題と父子の絆を描いた『白日青春』、“家族”の在り方を問う『香港ファミリー』、『少年たちの時代革命』監督最新作の『窄路微塵』(ルビ:きょうろみじん)。
台湾からは、昔ながらの理髪店が舞台の人情劇『本日公休』、背筋の凍る青春ホラーサスペンス『黒の教育(『あの頃、君を追いかけた』の主演男優監督デビュー作)。
インドからは、宮崎アニメの大ファンで、愛猫をミャーザキと名付けたカップルの話『マックスとミンとミャーザキ』、『ブルブルは歌える』監督によるコロナ禍での家族の危機を描いた『トラの旦那』。
インドネシアの#MeToo問題に切り込んだ『ライク & シェア』、タイのヒットメーカーGDH559製作、双子姉妹監督が描く双子姉妹の初恋の行方『ユー&ミー&ミー』。
そして日本からは4作品が入選し、暉峻プログラミング・ディレクターによると「日本映画豊作の年」だそうです。
【特別注視部門】 14 作
暉峻プログラミング・ディレクター肝煎りの「特別注視部門」では、米アカデミー賞国際長編映画賞バングラデシュ代表、ミステリー『風』、サンダンスで審査員賞受賞のほか20か国以上の映画祭で上映、映画愛にあふれるフィリピン映画『Leonor Will Never Die(英題)』、今年のベトナム正月(テト)映画『姉姉妹妹2』(シリーズ前作『姉姉妹妹』はOAFF2021ABCテレビ賞を受賞)、『なまず』『ベイビー・ブローカー』「梨泰院クラス」出演のイ・ジュヨンによる初監督短編『ドア前に置いて。ベル押すな』など、14作を上映。
【インディ・フォーラム部門】 9 作
斬新で挑戦的な作品を紹介する「インディ・フォーラム部門」では日本映画を中心に、主演唐田えりかの演技が光る、石橋夕帆監督(『左様なら』)による『朝がくるとむなしくなる』、主演に松井玲奈を迎え、夏都愛未監督(『浜辺のゲーム』)が佐賀を舞台に描く『緑のざわめき -Saga Saga-』、息子(山中崇)と認知症の父(嶋田久作)を描いた長部洋平監督の短編『TOMA2号』、時代に翻弄された石垣島の台湾移民を追った『海の彼方』の続編となる短編『海の彼方 それから』、大阪芸術大学在学中の杵村春希監督による初長編『カフネ』など、9作を上映。
また、新進気鋭の田中晴菜監督に注目し、短編『甘露』『Shall We Love You?』の2作を特別上映します。
【特集企画】《Special Focus on Hong Kong 2023》 5 作
《Special Focus on Hong Kong 2023》では、コンペにノミネートされている『白日青春』、おバカなコーチと訳あり少女たちのドッジボール大会優勝への道を描いた汗と涙のコメディ『深夜のドッジボール』など、5作を上映。(うち、3作はコンペ部門と重複 ※変更の可能性あり)
【特別招待作品部門】 2 作
特別招待作品部門」では、ある老人の60年越しの壮絶な復讐劇を描く本格エンタメ『リメンバー(原題)』、黒沢清監督作などの撮影監督を務めた瓜生敏彦の監督デビュー作。フィリピンの最貧困エリアに暮らす子どもたちを8年間かけて撮った『子どもの瞳をみつめて』の2作を上映。
【協賛企画】《芳泉文化財団の映像研究助成》 3 作
【協賛企画】《芳泉文化財団の映像研究助成》で、山中貞雄初監督作『磯の源太 抱き寝の長脇差』の脚本を基に作られた時代劇を含むサイレント短編集『サイレントムービー』など3作品を国立国際美術館で無料上映。
【特別企画】《大阪万博と高橋克雄》 3 作
《大阪万博と高橋克雄》では、70年大阪万博のために製作され、オーストラリアの教師と大阪の小学生の交流を描いた短編や日本館のパビリオンで上映されたアニメーションなど、映像作家の故高橋克雄による貴重な3作品を無料上映。
この他、大阪アジアン映画祭ポスター展もアジア映画ブックフェア、大阪アジアン映画祭関連図書展示、映画ワークショップを実施、
映画祭会期中に、アジア諸国の映画人と共にアジア映画のさらなる可能性について語るシンポジウムなどが予定されています。
詳しくは、公式サイトをご覧下さい。
http://www.oaff.jp/2023/ja/index.html
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
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