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2023/05/15

『台湾巨匠傑作選2023~台湾映画新発見!エンターテインメント映画の系譜~』7月22日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次開催

0515twcimnema 7月22日(土)より新宿K’s cinemaにて『台湾巨匠傑作選2023~台湾映画新発見!エンターテインメント映画の系譜~』の開催されます。
今回は「台湾映画新発見!」と題し、台湾ニューシネマから、近年ブームとなっている台湾ホラー映画や青春映画などのエンターテインメント映画の系譜を紐解き、初公開作品3作品、日本最終上映2作品を含む、合計27作品を上映。

 

 

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台湾ニューシネマはここからはじまった─幻の未公開映画『少年』日本劇場初公開

0515twcimnema2 幻の未公開映画!侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督と脚本家・朱天文(チュー・ティエンウェン)の初タッグ作品『少年』デジタルリマスター版も日本劇場初公開となります。
侯孝賢が盟友陳坤厚(チェン・クンホウ)の監督作品のために選んだ原作が、気鋭の女性作家朱天文の短編小説「少年(小畢的故事)」でした。
侯孝賢と朱天文。この劇的な出会いが、侯孝賢と台湾映画を世界の舞台に登場させたのです。
本作は侯孝賢監督の少年期の姿が色濃く描かれ、『風櫃の少年』『童年往事 時の流れ』に連なる≪侯孝賢映画≫の中でも記念碑的な作品と言えます。
これ以降、侯孝賢監督作品の脚本は最新作『黒衣の刺客』まですべて朱天文が担当しています。

“武侠映画の神”キン・フー劇場初公開『空山霊雨』『大輪廻』含む計5作品一挙上映!

0515twcimnema3 武侠映画の神様とも呼ばれる、胡金銓(キン・フー)監督が全編韓国ロケを敢行した『空山霊雨』、3つの時代にわたる輪廻転生を描いた因果応報一大絵巻オムニバスムービー『大輪廻』の2作品が日本劇場初公開されます。
徐克(ツイ・ハーク)や李安(アン・リー)、王家衛(ウォン・カーワァイ)にも多大な影響を与えたといわれる、キン・フー監督のアクションと幻想美を融合させた世界観が堪能できる計5作品が揃いました。

キン・フー監督に関しては、台湾文化センターとアジアンパラダイスが共催する2023台湾映画上映&トークの6月と7月にキン・フー監督の作品と生涯を記録した林靖傑(リン・ジンジェ)監督のドキュメンタリー映画『キン・フー 武俠映画の王(原題:大俠胡金銓)』の前後編を分けて上映します。

台湾ホラー映画ブームから青春映画、ドキュメンタリーまで、台湾エンターテインメント映画の系譜を紐解く27作品!!

台湾ホラー映画ブームを生み出した『紅い服の少女』から、白色テロ時代を題材にした大人気ゲームを原作にした『返校 言葉が消えた日』。
台湾エンターテインメント映画の傑作『青春神話』、そして『1秒先の彼女』は監督・⼭下敦弘と脚本・宮藤官九郎のタッグで日本版リメイクも決定しています。
LGBT先進国と言われる台湾で同性愛の母との対話を記録した『日常対話』、台湾ニューシネマの裏側を追った『HHH:侯孝賢』、台湾のフォーリーアーチストの半生から浮かぶ台湾映画史の記録『擬音』、台湾の「国家電影及視聴文化中心」のフィルムアーカイブで、日々フィルムの保存や修復に勤しむ職員たちの姿を追った『アーカイブ・タイム』など、台湾を多角的に捉えることができるドキュメンタリー映画もラインナップされています。

≪開催概要≫
名称:台湾巨匠傑作選2023~台湾映画新発見!エンターテインメント映画の系譜~
公開:2023年7月22日 (土)より新宿K’s cinemaほか全国順次開催
配給:オリオフィルムズ 配給協力:トラヴィス 共催:国家電影及視聴文化中心 宣伝:大福
公式サイト: taiwan-kyosho2023.com

ラインナップの詳細は、公式サイトでご覧下さい。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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