2023/10/30
2023/10/24
第36回東京国際映画祭開幕!台湾の吳慷仁(ウー・カンレン)が香港映画でレッドカーペット初参加!
10月23日(月)第36回東京国際映画祭が開幕、東京ミッドタウン日比谷のステップ広場から日比谷仲通りにかけて敷かれた165mのレッドカーペットに国内外から205名の豪華ゲストがウォーキングしました。
トップバッターとしてクロージング作品『ゴジラ-1.0』から山崎貴監督、神木隆之介、浜辺美波が登場。その後、フェスティバル・ナビゲーターの安藤桃子が父であり俳優・監督として活躍する奥田瑛二と去年に引き続き今年のポスタービジュアルの監修を担当したコシノジュンコと共に登場。
終盤には、今年度のコンペティション部門審査委員長であるヴィム・ヴェンダースが監督・脚本を務めたオープニング作品『PERFECT DAYS』より、役所広司ら出演者とプロデューサー・スタッフを含めた総勢23名が登場し、国内外のマスコミと観客計510名による熱気に包まれました。
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2023/10/23
Podcast 台湾映画『童話・世界』唐福睿(タン・フールイ)監督インタビュー
10月21日に台湾文化センターとアジアンパラダイス共催の上映&トークで上映した『童話・世界』の唐福睿(タン・フールイ)監督インタビューをPodcast配信しました。
このテーマを取り上げたきっかけ、キャスティング、俳優との話し合いなどお聞きしています。
(通訳は木藤奈保子さん)
記事はこちら
http://www.asianparadise.net/2023/10/post-1ee8e9.html
インタビューはこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/190621893.html
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
2023/10/22
2023/10/21
台湾映画上映&トーク『童話・世界』タイムリーなテーマに強い関心と高い評価!
2016年から始まりました台湾文化センターとアジアンパラダイス共催の台湾映画上映&トーク「台湾映画のいま」、今年度最後、第7回は性暴力事件による人間模様を写し出す『童話・世界』を上映しました。最近台湾では政界や芸能界、スポーツ界でもセクハラ被害の告発が続き、MeToo運動が広がっています。
文学や映像コンテンツが性被害事件を可視化したことも、#MeTooへとつながったと言われ、本作もそのひとつと言えるでしょう。
本作は、弁護士出身の唐福睿(タン・フールイ)監督がデビュー作として、現在と17年前の性暴力事件を通してさまざまな人間模様を描き出しました。
世界で、特に日本でも性被害が社会問題になっているいま、この映画への関心が高いことが、アンケート回答に強く反映されています。
本作は現在と17年前という時間軸が交錯する映画ですが、ほとんどの方が迷子になることなく作品の神髄に触れることができたのは、構成の巧みさと監督の演出力、俳優の演技力によるものでしょう。
(以下、アンケート回答からの抜粋)
「最近よく耳にするようになった<グルーミング>という言葉が何度も浮かんだ。劇中で描かれるのは、わかりやすく暴力を使った性被害ではないが、思わず目を背けたくなるようなシーンが何度もある。少女たちが愛していると言いつつも、その表情が本当に苦しそうで、これは人格を深く傷つける許されない暴力だと何度も怒りを感じた」「俳優の演技はもとより、脚本の素晴らしさに魅了された」「重いテーマだったが、考えさせられる良い映画」「複数の性被害を被告側、原告側から視点を変え、法律的観点から描いておりとても興味深かった。ぐいぐい引き込まれていく、とてもいい映画だった」「曖昧なラインが法律で複雑になっていく感じで、観終わった後も心の置き場所が無い感覚」「作り手のエネルギーを感じる作品で良かった」「非常にセンシティブな題材の映画を、重たくなりすぎず、しかもさまざまな視点からまとめ上げた脚本力と演技力に感嘆した。物語の回収をどうするのかと気になっていたのだが、見事なエンディング」「エンタメ性を排除し訥々と誠実に進む人物描写とストーリー展開、ゆえにリアリティを感じる社会派作品。予備校講師のずるさに腹が立ち、後から李康生が上手かったんだなあと我に返った」「キャスティングも演技ではなく本人、の様に感じるほどに素晴らしかった」「重たいテーマの作品だが俳優陣の見事な演技に引き込まれ夢中で見た。素晴らしい作品!」「今年見た映画で一番見ごたえのある作品」「被害者役二人の心の機微の表現力、加害者役の見事なまでの洗脳する演技、気づくと劇中に引き込まれていた」
また、アタートークで本編解説は作品を理解するのにやくだったようで、金馬奨ノミネートについて、日本と台湾の映画祭上映作品の最新情報をは、タイムリーだと喜んでいただけました。
(以下、アンケート回答からの抜粋)
「作品を深く理解するのに、解説がいつもとても助かる」「映画の背景や役者のバックグランドなどとても分かりやすい」「解説と監督からのメッセージは作品理解に助かる」「監督のコメントも含め、出演者の方々のバックグラウンドの紹介に、より理解が深まった」「作品の背景や現在の台湾映画事情がわかり、とても面白かった」「台湾映画の近況がよくわかり、今後の台湾映画にも期待しつつ、これからもいろいろ観たいと思った」「毎回最新情報がありがたく、いろいろな作品を見てみたいと思う」「東京国際映画祭への流れとしても今日このイベントがあるのはテンション上がる」「金馬奨がより楽しみになった」
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2023/10/18
2023/10/16
Podcast 台湾映画『Good Day(原題:詠晴)』張誌騰(チャン・シータン)監督インタビュー
9月30日に台湾文化センターとアジアンパラダイス共催の上映&トークで上映した短編スペシャルの中から『Good Day』の張誌騰(チャン・シータン)監督のインタビューをPodcast配信しました。
ユニークな主人公のキャラクター設定、キャスティング、ポスターデザインのアイデアなどお聞きしています。
(通訳は木藤奈保子さん)
記事はこちら
http://www.asianparadise.net/2023/09/post-c996e8.html
インタビューはこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/190611562.html
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
2023/10/14
2023/10/12
2023/10/09
Podcast 台湾映画『父の映画館(原題:父親的電影院)』曹仕翰(ツァオ・シーハン)監督インタビュー
9月30日に台湾文化センターとアジアンパラダイス共催の上映&トークで上映した短編スペシャルの中から『父の映画館』のツァオ・シーハン監督インタビューをPodcast配信しました。
製作の経緯、コロナ禍での撮影の様子、キャスティングなどお聞きしています。
(通訳は木藤奈保子さん)
記事はこちら
http://www.asianparadise.net/2023/09/post-c996e8.html
インタビューはこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/190599748.html
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
2023/10/04
第24回東京フィルメックス」ラインナップ発表
11月19日(日)~11月26日(日)にて開催される第24回東京フィルメックスのラインナップが発表になり、公式レポートが届きましたので掲載します。
昨年、審査員特別賞を受賞した『ソウルに帰る』(Return to Seoul)、『あしたの少女』(Next Sohee)、特別招待作品で上映された、ジャファル・パナヒ監督『熊は、いない』(No Bears)など、フィルメックスで上映された作品の劇場公開が続々続いており、世界にまだたくさんある映画作品たちと出会える場として、人と人、人と映画をつなぐ場として開催されている「東京フィルメックス」。
今年は、「東京フィルメックス・コンペティション」に8作品、「特別招待作品」に7作品、「メイド・イン・ジャパン」に4作品、そして、プレイベント「Filmmakers’ Homecoming」(12作品)、関連企画としてジョアン・セーザル・モンテイロ特集を予定している。(※10月4日(水)現在)
2023/10/03
第六十回金馬獎ノミネート発表!主演男優賞候補は全員台湾!
10月3日、第六十回金馬獎のノミネート発表会見が行われ、552作のエントリーから各部門の候補作が発表されました。
前半は金馬執行長の聞天祥(イエン・テンシャン)が、後半は俳優の黃秋生(アンソニー・ウォン)がノミネート作品を発表しました。
今年の最多ノミネートは、金馬影展オープニング作品『五月雪』で9部門、続いて日本でも先日公開された『關於我和鬼變成家人的那件事(僕と幽霊が家族になった件)』と台北電影奨で大勝利しNetflixで配信中の『疫起(エピデミック)』が8部門となっています。
個人賞では主演男優賞に『關於我和鬼變成家人的那件事(僕と幽霊が家族になった件)』の許光漢(グレッグ・ハン)と林柏宏(リン・ボーホン)、『富都青年』の吳慷仁(ウー・カンレン)、台北電影奨で主演男優賞を獲得した『疫起』王柏傑(ワン・ボージエ)、そして久々に台湾で活動を再開した阮經天(イーサン・ルアン)と台湾勢が並び、時代の流れを感じさせる顔ぶれになりました。
一方主演女優賞は、台湾の12才で金馬奨最年少ノミネート者の林品彤(オードリー・リン)と66才の陸小芬(ルー・シャオフェン)、香港の余香凝(ジェニファー・ユー)と鍾雪瑩(チュン・セッイン)、中国の胡伶(フー・リン)と、年齢も国籍も様々。
そして、東京国際映画祭で見られるノミネート作品が多いのもうれしいところです。
第六十回金馬獎は、11月25日に台北の國父記念館での授賞式で発表されます。
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香港映画祭2023 Making Waves 11月2日(木)~5日(日)開催決定!
昨年2022年、香港特別行政区設立25周年を記念して開催され、連日満員御礼の大盛況となった「香港映画祭 Making Waves – Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」が今年も開催されます。
今年もイタリア・ウディーネ、インドネシア・バリ、デンマーク・コペンハーゲン、スウェーデン・ストックホルムなど世界各地を巡回し、日本では、2023年11月2日(木)~5日(日)、YEBISU GARDEN CINEMAにて開催となりました。
上映作品全7本のうち新作は、郭富城(アーロン・クォック)と梁朝偉(トニー・レオン)の初共演が大きな話題となった犯罪ドラマ『風再起時』、香港の人気ボーイズグループ「MIRROR」の江𤒹生(アンソン・コン)が主演を務めた、サスペンス色豊かなホラー映画『7月に帰る』、鄭保瑞(ソイ・チェン)監督が、前作『リンボ』につづいて林家棟(ラム・カートン)主演で放つ最新作『マッド・フェイト』、古天樂(ルイス・クー)、郭富城(アーロン・クォック)、劉青雲(ラウ・チンワン)の豪華共演とド派手なアクションが異彩を放つ『ホワイト・ストーム 世界の涯て』、それぞれに秘密を抱える家族の再生を描いた『ブルー・ムーン』の5作品。
また、今年2023年の旧正月に公開され香港映画史上初の1億香港ドルを突破し、歴代興収第1位(※2023年9月1日時点)に輝いた法廷ドラマ『毒舌弁護人〜正義への戦い〜』、張國榮(レスリー・チャン演じる売れない映画監督がポルノ映画にチャレンジする姿を通し、映画業界の内幕を描いた香港版『アメリカの夜』とも評される傑作コメディ『夢翔る人/色情男女』(1996)の2Kデジタル・レストア版が上映されるのも見逃せません。
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2023/10/02
Podcast 台湾映画『ドラゴンの反乱(原題:龔囝)』林治文(リン・ズーウェン)、劉澄雍(リウ・チェンヨン)監督インタビュー
9月30日に台湾文化センターとアジアンパラダイス共催の上映&トークで上映した短編スペシャルの中から『ドラゴンの反乱』の林治文(リン・ズーウェン)、劉澄雍(リウ・チェンヨン)二人の監督インタビューをPodcast配信しました。
大学の卒業制作の経緯、撮影の苦労などお聞きしています。
(通訳は木藤奈保子さん)
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http://www.asianparadise.net/2023/09/post-c996e8.html
インタビューはこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/190588779.html
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