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2023/11/26

第六十回金馬獎 作品賞は『石門』(日本)、吳慷仁(ウー・カンレン)と林品彤(オードリー・リン)が主演男女優賞!

1126jinma 第六十回金馬獎の発表授賞式が11月25日に国父記念館で行われ、作品賞は大塚竜治監督と黃驥(ホワン・ジー)監督の『石門』(日本)、主演男優賞は『富都青年』の吳慷仁(ウー・カンレン)、主演女優女優賞は『小曉』の林品彤(オードリー・リン)が受賞しました。
トロフィーの数は、監督賞、助演男優賞、メイク&コスチュームデザイン奨、音楽賞の『老狐狸(Old Fox)』が4、『石門』が作品賞と編集賞で2、『疫起(エピデミック)』が視覚効果賞と美術デザイン賞の2、『本日公休』が助演女優賞とオリジナル主題歌賞の2ということで、全体にバランスがとれた感があります。

個人賞も、『老狐狸(Old Fox)』で監督賞の蕭雅全(シャオ・ヤーチュエン)、助演男優賞の陳慕義(アキオ・チェン)の2人が受賞しましたが、新人賞は香港映画『但願人長久(離れていても)』の謝咏欣(ツェ・ウィンヤン)、新人監督賞に香港映画『年少日記』の卓亦謙(ニック・チェク)でした。

選考に関する詳細、各受賞者のコメントなどは、後日掲載します。

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2023/11/25

2023金馬奨 役所広司と妻夫木聡記者会見!

1125jinma 台湾の金馬影展では、毎年映像業界人と学生向けに、世界各国から監督や俳優など映画人を招いてのマスタークラスが行われます。
今年は北野武監督、俳優の役所広司、妻夫木聡、満島ひかりが招聘され、マスタークラスの講師を務めました。
11月24日の金馬ノミネートパーティのあと、同じ会場で役所広司と妻夫木聡の記者会見が行われたので、引き続き取材しました。

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2023/11/24

2023金馬奨 観客賞は香港の『年少日記』、国際評論家賞も香港の『但願人長久(離れていても)』!

1124jinmaall 2023金馬奨の発表授賞式は11月25日に行われますが、その前日にアウト・オブ・コンペの観客賞と国際評論家賞がノミネートパーティで発表されました。
観客賞は香港の『年少日記』、国際評論家賞も香港の『但願人長久(離れていても)』。
どちらも先日の東京国際映画祭で上映された作品です。

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台湾の第45回優良電影劇本(優秀映画脚本)グランプリは『惡潮』

1124gha1 台湾政府が主催する第45回優良電影劇本(優秀映画脚本)のグランプリを、謝家忻(シエ・ジアシー)の『惡潮』が獲得しました。
今年は286作品がエントリー、35作品がノミネートされ、たいへん熾烈な闘いだったそうです。
受賞者の中には、黃熙(ホアン・シー)監督や俳優としても活躍している蘇達(スー・ダー)や林涵(リン・ハン)なども名前もあります。

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2023/11/15

台湾映画『赤い糸 輪廻のひみつ』予告編完成!クラウドファンディングも開始!

1115yuelao_20231115155101 12月22日より公開される台湾映画『赤い糸 輪廻のひみつ』の予告編完成し、クラウドファンディングも開始しました。
本作は、台湾の人気作家九把刀(ギデンズ)の監督第三作で、突然の死で月老(縁結びの神)になった青年が、ミッションのため冥界とこの世を行き来するというストーリー。
予告編では、ギデンズ・コー監督が人生で一番影響を受けたという冨樫義博氏による大人気漫画作品『幽☆遊☆白書』へのオマージュが見て取れるように、主人公の「死」から始まる物語が描かれています。

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2023/11/13

2023東京国際映画祭 香港映画『年少日記』卓亦謙(ニック・チェク)監督・盧鎮業(ロー・ジャンイップ)Q&A

1114time1 東京国際映画祭で上映された香港映画『年少日記』は、10月28日に卓亦謙(ニック・チェク)監督と主演の盧鎮業(ロー・ジャンイップ)がQ&Aを行いました。
本作は脚本家として活躍してきた卓亦謙(ニック・チェク)の初監督作品で、ご自身の経験からインスパイアされて作った映画だそうです。
卓亦謙は林超賢(ダンテ・ラム)監督の『激戦』や葉偉信(ウィルソン・イップ)監督の『殺破狼·貪狼』などアクション映画の脚本が多かったのですが、この監督デビュー作は全く違うジャンルの作品です。

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2023/11/10

2023金馬影展『五月雪』『車頂上的玄天上帝』監督キャスト20名参加で開幕!

1110jinma1_20231110195401 2023金馬影展(映画祭)が11月9日に開幕し、オープニングフィルムの『五月雪』と『車頂上的玄天上帝』の監督キャスト20名が集結しました。
参加したのは『五月雪』の張吉安(チャン・ジーアン)監督とキャストの萬芳(ワン・ファン)、蔡寶珠(ツァイ・バオチュー)、林玉恩(リン・ユーアン)、俞宏榮(ユー・ホンロン)、鄭人碩(チェン・レンシュオ)ら、『車頂上的玄天上帝』の黃文英(ホアン・ウェンイン)監督とキャストの林依晨(アリエル・リン)、周渝民(ヴィック・チョウ)、阮經天(イーサン・ルアン)、林鉅(リン・ジュー)、唐美雲(タン・メイユン)ほか。

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2023/11/09

2023東京国際映画祭 台湾映画『Old Fox』Q&A

1109oldfox1 東京国際映画祭で上映された台湾映画『Old Fox(原題:老狐狸)』は、10月23日と31日にQ&Aが行われました。
27日には蕭雅全(シャオ・ヤーチュエン)と劉冠廷(リウ・グァンティン)、白潤音(バイ・ルンイン)、劉奕兒(ユージェニー・リウ)、29日は監督と門脇麦、劉奕兒が登壇しました。
本作は侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督と小坂史子さん、林逸心(リン・イーシン)がエグゼクティブプロデューサーをつとめる、蕭雅全監督5年ぶりの新作です。

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2023/11/07

香港映画『白日青春ー生きてこそー』1月に日本公開決定!

1107hakujitu 香港映画『白日青春ー生きてこそー(原題:白日青春)』が、2024年1月26日(金)よりシネマカリテほか全国順次公開が決定しました。
本作は孤独なタクシードライバーと香港に住む難民の少年と心を通わす姿を描く感動のヒューマンドラマで、主演の黃秋生(アンソニー・ウォン)が2022年の台湾金馬奨で主演男優賞、劉國瑞(ラウ・コッルイ)が新人監督賞を受賞、今年の大阪アジアン映画祭で上映されました。

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2023/11/05

2023東京国際映画祭香港映画『離れていても』祝紫嫣(サーシャ・ジョク)監督と謝咏欣(ヨーヨー・ツェ)Q&A

1105moon1 東京国際映画祭で上映された香港映画『離れていても(原題:但願人長久)』は、会期中2回のQ&Aがありました。
11月23日は祝紫嫣(サーシャ・ジョク)監督はじめ吳慷仁(ウー・カンレン)、袁澧林(アンジェラ・ユン)、謝咏欣(ヨーヨー・ツェ)、許恩怡(ナタリー・ホイ)、子役のクロエ・フゥイ、そして台湾の巫建和(ウー・ジエンハー)という豪華な顔ぶれでしたが、私が取材した26日は監督と謝咏欣(ヨーヨー・ツェ)のふたりが登壇しました。
監督は流ちょうな日本語で「こんばんは、私は『離れていても』監督サーシャです。去年の12月に東京のところどころでこの映画の撮影をしました。今こうして家族を演じるみんなと東京国際映画祭に参加して夢のような感じです」とご挨拶。

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2023/11/04

2023東京国際映画祭 台湾映画『青春の反抗』Q&Aと台湾プレミア

1104rain1 東京国際映画祭で上映された台湾映画『青春の反抗』(原題:青春並不溫柔)』のQ&Aが10月24日に行われ、蘇奕瑄(スー・イーシュアン)監督と主役のひとり葉曉霏(イエ・シャオフェイ)が登壇しました。
そして10月26日には台湾でのプレミアのため監督ひとりが舞台挨拶をしてすぐに台湾に戻り、荷物を持ったままプレミアに出席しました。
24日のQ&Aは公式YouTubeで公開されていますので、こちらでご覧いただき、台湾からのリリースだ台湾プレミアの様子をお伝えします。

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2023/11/02

2023東京国際映画祭 台湾映画『成功補習班』藍正龍(ラン・ジェンロン)監督Q&A

1102lan1 2023東京国際映画祭で台湾映画『成功補習班』が上映され、10月25日と10月27日に藍正龍(ラン・ジェンロン)監督のQ&Aが行われました。
本作は『ぼくの人魚姫(原題:傻傻愛你,傻傻愛我)』から3年ぶりの藍正龍(ラン・ジェンロン)監督二作目で、かつて予備校の講師を務めていたドキュメンタリー映画監督陳俊志(チェン・ジュンジー)からインスピレーションを得て製作されました。
2018年に陳俊志が亡くなった時、藍正龍はこの映画を作って恩師に捧げようと思ったそうです。

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