香港映画『白日青春ー生きてこそー』1月に日本公開決定!
『インファナル・アフェア』(2002)、『淪落の人』(2018)ほか数々の作品で香港を代表する名優黃秋生を相手に堂々とした芝居をしたのが、本作が初めての映画出演となるパキスタン出身で香港在住の少年サハル・ザマン。
難民申請をしたパキスタン人の両親の下、香港で生まれた少年ハッサン(香港名:莫青春(モク・チンチョン))役を演じ、第41回香港電影金像奨最優秀新人俳優賞を10歳で獲得しています。
監督の劉國瑞は、マレーシア生まれで香港に移住。自身の気持ちや経験もこの作品に活かした、と語る本作が長編1本目となり、「この作品は父の愛を渇望する息子と、息子を理解しようともがく父親の物語」と話しています。
プロデューサーは、『リンボ(原題:智齒)』などの監督 鄭保瑞(ソイ・チェン)。
昨今、第2の香港ニューウェイヴの到来と言われますが、本作もその新世代監督の注目の作品です。
【STORY】
香港は難民の国際中継地であり、毎年、数千人の難民がこの街で政府の承認を待っている。この長いプロセスには10年以上かかることもある。
ハッサンはパキスタンから香港にやって来た両親の下に生まれ、香港で育ったが、自分の将来がここには絶対にないことを知っていた。彼の唯一の夢は家族とともにカナダに移住すること。だが、突然の交通事故で父親が命を落としてしまい、彼の夢も打ち砕かれた。
チャン・バクヤッ(陳白日)は1970年代に本土から香港に密入境し、現在はタクシー運転手として働いている。香港で警察官になった息子のチャン・ホン(陳康)とは、あまりうまくいっていない。
父親を失ったハッサンは、難民で構成されたギャングに加わるしかなかったが、警察によるギャング対策に巻き込まれ、追われる身となってしまう。バクヤッはハッサンの逃亡を手伝うことを決心し、二人の間には絆が芽生え始める。しかしハッサンは、バクヤッが父親の死亡した事故を引き起こした運転手であることを知る。
ハッサンとバクヤッの関係、そして逃避行はどうなるのか…。
『白日青春ー生きてこそー』
監督:劉國瑞(ラウ・コッルイ)
出演:黃秋生(アンソニー・ウォン)、サハル・ザマン、周國賢(エンディ・チョウ)、インダージート・シン キランジート・ギル
配給:武蔵野エンタテインメント株式会社
公式サイト:hs-ikite-movie.musashino-k.jp
公式Twitter:@hs_ikite_movie
PETRA Films Pte Ltd © 2022
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
| 固定リンク
コメント