Podcast 大阪アジアン映画祭 タイ映画『親友かよ』のアッター・ヘムワディー監督とプロデューサーのバズ・プーンピリヤ アフタートーク
3月9日に大阪アジアン映画祭で上映されたタイ映画『親友かよ』のアッター・ヘムワディー監督とプロデューサーのバズ・プーンピリヤのアフタートークをPodcast配信しました。
本作は突然の事故で亡くなった級友を偲ぶショートムービーを作ることになった少年が、級友の生前の秘密を知ってしまい…。青春と友情、映画作りへの情熱を描いた物語。
大ヒット映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』などの監督としても知られるバズ・プーンピリヤが本作ではプロデューサーとして、その他スタッフも再集結して製作されました。
タイのエンタメというと、いまBLドラマの人気がもの凄いことになっていますが、最近の映画では前述の『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』が印象深いです。
ここで、最近日本で公開されたタイ映画を振り返ってみましょう。
2018年に日本でも公開されて、主役のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンと、ナタウット・プーンピリヤ監督が来日し、舞台挨拶を行っています。
今回の大阪アジアン映画祭ではナタウット・プーンピリヤではなく、バズ・プーンピリヤと呼称が違いますが、同じ方です。
『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』の記事
http://www.asianparadise.net/2018/10/post-0f52.html
そして、2020年には『ハッピー・オールド・イヤー』が大阪アジアン映画祭で上映されグランプリを獲得、同年末に日本で公開となりました。
監督はナワポン・タムロンラタナリットですが、主役は『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』と同じチュティモン・ジョンジャルーンスックジンです。
『ハッピー・オールド・イヤー』の記事
http://www.asianparadise.net/2020/10/post-f895dd.html
2022年には『プアン/友だちと呼ばせて』が日本公開され、バズ・プーンピリヤ監督が来日し、イベントを実施。
この作品のエグゼクティブ・プロデューサーが王家衛(ウォン・カーウァイ)ということでも話題になりました。
『プアン/友だちと呼ばせて』の記事
http://www.asianparadise.net/2022/08/post-5cc078.html
これら全て、GDH 559で製作された作品です。
この製作会社についてアフタートークで観客からの質問もありましたが、タイ最大のメディア企業GMMグラミー傘下の、タイで今一番勢いのある映画会社だそうです。
観客の質問に答えて、バズ・プーンピリヤは「GDHは今後もっともっと多様なジャンルの作品を作ろうと計画しています」と発言しているので、日本公開作品も増えてくるのではないでしょうか。
『親友かよ(英題:Not Friends)』
監督:アッター・ヘムワディー
出演:アンソニー・ブイサーレート、ピシットポン・エカポンピシット、ティティヤー・ジラポーンシン
アフタートークでは、この他製作の経緯、お二人の学生時代がこの映画に反映されているのか、音楽についてなど語っています。
製作の経緯の最初の方は収録できませでしたので、日本語通訳の途中からになります。ご了承下さい。
通訳は高杉美和さん、司会は加藤るみさん。
アフタートークはこちら。
http://asianparadise.sblo.jp/article/190831013.html
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
| 固定リンク
« Podcast 大阪アジアン映画祭 台湾映画『サリー』の練建宏(リエン・ジエンホン)監督アフタートーク | トップページ | 大阪アジアン映画祭 タイ映画『フンパヨン 呪物に隠れた闇』ポンタリット・チョーティグリッサダーソーポン監督アフタートークレポート »
コメント