2024金馬奨授賞式レポート
第61回金馬獎の発表授賞式が、11月23日に台北の台北流行音楽中心で行われました。
これまでの国父記念館が改修に入ったためと、国家が力を入れて新しく作った施設の活用というのが、会場変更の理由だと思われます。
それに伴い取材環境も大きく変わり、メディアのベースとなるプレスセンターが屋外のテント。
更に驚いたのは、受賞者がトロフィーを持って登壇し撮影したり質疑を受ける受賞者プレスセンターも屋外テントなのです。
これはいかがなものかと思いました。
会場変更については語りたいことがたくさんあるのですが、それはともかく、まずは授賞式の様子をお伝えします。
今年の司会者は、旬の俳優である劉冠廷(リウ・グァンティン)がつとめました。
プレスセンターでは受賞者が次々登壇するので授賞式の一部始終を見ることはできませんでしたが、パフォーマンスや機知に富んだコメントなど初めてながら素晴らしかったと、とても評判が良かったです。
そして、残念ながら受賞できませんでしたが、自身が出演している公開中の『餘燼』のPRも上手に織り交ぜていました。
2021年の林柏宏(リン・ボーホン)や2022年の謝盈萱(シエ・インシュアン)に続き、最近の俳優による司会はそれぞれ特色を出して成功していますね。
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