第37回東京国際映画祭 香港映画『母性のモンタージュ』Q&A
今回新設されたウィメンズ・エンパワーメント部門は、東京都と連携し女性監督の作品、あるいは女性の活躍をテーマとする作品に焦点をあて、女性監督の作品を中心に、また女性の活躍をテーマとする世界の新作が上映されました。
初代駐日マケドニア大使であり、2021年に第34回東京国際映画祭で「Amazon Prime Video テイクワン賞」の審査委員も務めたアンドリヤナ・ツヴェトコビッチがシニア・プログラマーとして現在作品選定を行い、このQ&Aの司会もつとめています。
自らも母となった監督が、身近な問題として作られた本作、その描写はとてもリアルです。
それゆえおそらく全世界の多くの母親が共感する日常の様々な事象が、かなり辛く感じました。
最後には「生む、生まない、その選択をした女性に向けて」というメッセージが映像で表現されますが、この映画をご覧になったお母さんはどのように受け止めたのでしょうか。
しかし、そもそも子育て世代の女性達は映画を見る余裕があるのか?
日々苦闘しているお母さん達がようやく時間をやりくりして見たとして、背中を押してもらえたと感じるのだろうか?
いや、むしろこれを見た父親や、これから父親になる人たちへのメッセージなのかも知れませんね。
父親も育児休暇がとれる世の中になりましたが、父親は何をしたら良いのか、ぜひ正しい育児休暇のあり方をこの映画から学んでほしいと思います。
Q&Aの内容は、以下の公式動画をご覧下さい。
公式Q&A動画(11月2日)
https://www.youtube.com/watch?v=gPYoVNIcrRs
作品紹介
https://2024.tiff-jp.net/ja/lineup/film/37011WEP06
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
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