第37回東京国際映画祭 シンガポール・インドネシア・日本・イギリス合作映画『オラン・イカン』Q&A
第37回東京国際映画祭のガラ・セレクションで上映されたシンガポール・インドネシア・日本・イギリス合作映画『オラン・イカン』のQ&Aに、マイク・ウィルアン監督と主演のディーン・フジオカが登壇しました。
この作品は、太平洋戦争中のインドネシア沖で船が沈没し、孤島に漂着した兵士のサバイバルアクションストーリー。
見る前はシリアスな戦争映画かと思いましたが、伝説のモンスターと闘うエンターテインメントでした。
監督はモンスター映画が大好きで、マレーシアに伝わる民話に出てくるオラン・イカンというモンスターを、戦争中の日本兵が見たと言う報告があったのが制作のきっかけだったそうです。
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Q&Aは英語と日本語でしたが、話が進むうちに、話したいことが溢れてきた様子のディーン・フジオカが時折監督に話題を振ったりして、トークショーのような感じになりました。
途中からプロデューサーも兼ねたというディーン、この映画への思いが伝わって来ます。
司会の市山プログラムディレクターも、ディーンの進行の流れに任せるままになっていったのがおもしろかったです。
質問の中に18年ぶりの東京国際映画祭への参加で、18年前の自分に何と声をかけたいかというのがあり、「俳優のキャリアがこんなに長く続くとは思えずにいた」と答えていました。
2006年にデビュー作の香港映画『八月の物語(原題:八月的故事)』で初参加した時の事が甦り、そこから始まったディーンとの仕事がとてもなつかしく感じます。
そういえば、あの頃は本名で活動していましたね。
そして、最後のフォトセッションでは、まずディーンが監督と二人で客席をバックに自分のスマホで撮影したり、その画像を監督と一緒ににこやかに確認するなど、終始仲の良いお二人でした。
Q&Aの詳細は、以下の公式レポートでお楽しみ下さい。
公式レポート
https://2024.tiff-jp.net/news/ja/?p=65510
作品紹介
https://2024.tiff-jp.net/ja/lineup/film/37004GLS05
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