2025台北電影節クロージング作品『進行曲』ワールドプレミア!
本作は、世界チャンピオンに輝いた建中吹奏楽団の実話を基にした作品。
吹奏楽部に入部した高校生たちが、部が廃止の危機に瀕する中、仲間を集め、体制に抵抗し夢を貫く姿を描いています。少年たちの青春の成長に加え、映画は終盤に繰り広げられる壮大な「百人吹奏楽コンクール」の模様も描かれています。
牧森は、父に医学部へ進むことを強く望まれている優等生ですが、音楽の夢を諦められないという役。自由奔放ながら孤独を抱える生徒役の劉育仁。吹奏楽部に入部した正反対の性格の二人の、情熱と成長物語。
役作りの為に劉宇仁は1ヶ月間牧森に家に泊まり込み、監督から宿題として渡された大量のリストの映画を一緒に見たり、映画談義をしていたそうです。
また、リーダー役の余杰恩はおとなっぽさを抑制し、汚いことばを使わずに皮肉を言う演技に苦労したと語っていました。
彼らを支えるのはベテランの馬志翔と李李仁。
校長役の馬志祥は、「台湾の若手俳優の登場を期待し、彼らが台湾映画を背負う存在となることを期待している」と語りました。
牧森の父親役を演じる李李仁は、監督によると顔だけでなく特に人の話によく耳を傾けるなど似ているところが多いそうです。
『進行曲』は、8月29日に一般公開予定です。
※本作に関連するこれまでの記事
2025/05/02
2025第27回台北電影節のオープニングは『96分鐘』、クロージングが『進行曲』!
http://www.asianparadise.net/2025/05/post-f7d717.html
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