陳玉勳(チェン・ユーシュン)監督の台湾映画『大濛』11月に台湾で公開!
陳玉勳(チェン・ユーシュン)監督新作映画『大濛』が、11月に台湾で公開されることが発表され、第一弾の予告編が解禁になりました。
本作は、名プロデューサー葉如芬(イエ・ルーフェン)と李烈(リー・リエ)が手がける時代を超えて感動を呼ぶ期待作で、昨年クランクインの情報以来高い関心を集めていました。
キャストは曾敬驊(ツェン・ジンホア)、方郁婷(ケイトリン・ファン)、香港の柯煒林(ウィル・オー)、アーチストの9m88の名前が公表され、曾敬驊と方郁婷は兄妹を演じます。
今回解禁になった予告編は20秒という短いものですが、曾敬驊がまっすぐカメラを見て「私たちには勇気しかない」というセリフがインパクトを放っています。
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陳玉勳監督はこれまでコメディが多かったのですが、今回は1950年代の台湾を舞台に、市井の人々を描いています。
主人公は兄の銃撃死の知らせを受け、嘉義から台北に行って妹の阿霞を探し出し、共に遺体の身元確認を行います。そこで偶然、運転手の男と出会い、血縁を超えた絆で結ばれる、という物語。
監督は「この題材を見つけた時から映画を完成させるまで、私は目に見えない力に引き寄せられ、あの苦しかった時代に私たちの祖先がどのように生きたのか理解しようとしていました。あの時代の多くのことは霧のようにかすんでいて、はっきりと見えません」と語っています。
タイトルの『大濛』は、台湾語で「霧に覆われた」という意味。雲と霧は、この映画において重要な象徴的な意味を持っているそうです。
今回同時解禁されたポスターは、霧がかかった背景の中、柯煒林が方玉婷を乗せた自転車で死体の上を進む様子が、緊迫感と兄を探す旅がどのような物語になるのかを予感させます。
台南から嘉義、台北の庶民が暮らす街、金山街道、当時の市場などが舞台になり、国防軍の遺体解剖室「福馬林池」も出てくるそうですから、白色テロが背景になっている可能性が高いのではないでしょうか。
次回公開予定の予告編第二弾では、さらなるストーリーが明らかにされるということです。
『大濛』
監督:陳玉勳(チェン・ユーシュン)
出演:曾敬驊(ツェン・ジンホア)、方郁婷(ケイトリン・ファン)、柯煒林(ウィル・オー)、9m88
台湾で11月公開
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