日台合作映画『キャンドルスティック』に出演の賈静雯(アリッサ・チア)インタビュー!
公開中の日台合作映画『キャンドルスティック』に出演の賈静雯(アリッサ・チア)に、メールでインタビューしました。
本作は、デジタル社会らおけるマネーゲームの魔に憑かれた現代のアウトローたちを描いた作品で、川村徹彦による『損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー』(パブラボ刊)の原作を注目の新鋭・米倉強太監督が映画化したもの。
主演の阿部寛をはじめ、菜々緒、津田健次郎といった日本を代表する実力派の豪華俳優陣に加え、台湾を代表する賈静雯(アリッサ・チア)、林柏宏(リン・ボーホン)やイラン出身のサヘル・ローズなど国際色豊かなキャストが集結しています。
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<賈静雯(アリッサ・チア)プロフィル>
賈静雯は、1990年からドラマで活躍し、1998年に『惡女列傳』でスクリーン・デビュー。
2019年に台湾に社会現象を起こした大ヒットドラマ『悪との距離(原題:我們與惡的距離)』でテレビアワード金鐘獎で主演女優賞を獲得。2021年の映画『瀑布』では金馬奨はじめ3つの主演女優賞に輝きました。
また、「美陸達股份有限公司」(日本法人名は「日鹿株式会社」)の経営者としても腕をふるっています。
●このオファーを受けたポイントは、どんなところですか?
世界中から集まったさまざまなチームと一緒に作品を作れることがとても楽しみでした!
●脚本を読んでの第一印象を教えて下さい。
脚本家と監督が本当にすごいと思いました。こんなに複雑な経済詐欺の内容をドラマにまとめられるなんて、どんなチームがこの作品を映像化するのか、ぜひ知りたいと思いました。
●本作はマネーゲームが題材で、FXやAIという現代ならではのツールが重要なキーワードになっています。賈靜雯さんにとって、FXやAIは身近なものですか?もしよろしければFXやAIの利点、注意すべき事などお考えを聞かせて下さい。
今の時代、どちらも身近な存在です!資産運用を考える際、FXは一つの投資オプションとして検討することがあります。そして今はAIの時代ですが、私はどちらかというと保守的な考え方です。リスクがあることには慎重になりますし、甘い考えや欲は禁物だと思っています。みんな一生懸命働いて得たお金ですから。
●海外との合作で、一番期待したのはどんなことですか?
文化の違いをどう乗り越えていくのかを見るのがとても楽しみでした。
●米倉強太監督はこれがデビュー作という新鋭ですが、お会いした時はどんな方だと思われましたか?
また、実際にお話ししての印象をお聞かせください。
爽やかでかっこいい監督というのが第一印象でした。初めての長編でこのような難しい題材を選ぶなんて、監督の野心とチャレンジ精神を感じました!実際に接してみると、とても繊細で優しく、そしてすべての俳優の表現を尊重してくれる方でした。これからの作品も本当に楽しみです!
●今回の野心的な企業家を演じるにあたり、どんなアプローチをされたのでしょうか?
このキャラクターは強い存在感が必要とされる設定でした。私は台詞の一つひとつから彼女の強い野心を感じ取り、それを目線で表現し、周囲にプレッシャーを与えるよう意識して演じました。
●リンネはシングルマザーという顔も持っています。2021年の『瀑布』の母親役では金馬獎の主演女優賞も獲得されたように高い評価を得られていますが、本作での娘との関係で重視したことを教えて下さい。
今回は、野心が親子の絆をむしばむという部分を特に意識して演じました。前作との違いは非常に大きいです。
●阿部寛さんとのシーンはあまり多くなかったですが、印象的な事やエピソードがあれば聞かせて下さい。
阿部寛さんはとても国際的で大きな器を持った俳優さんです。初めて接した時から、その存在感と優しい挨拶に感動しました。礼儀正しく紳士的で、距離感を感じさせない方でした。ご一緒できて光栄でした。
●今回の合作経験で、俳優として得たことはどんなことでしょうか?
文化は違っても、チーム全体が同じく真剣でプロフェッショナルだったことを実感できたことが、何よりの収穫です!
【台湾サイドのプロデューサーより】
本作の出資会社の代表のLandyさんに代わって少しコメントさせていただきます。
台湾の出資者(彼女)がこの作品に関わったこと、そして台湾の制作チームを見つけ、賈靜雯さんや林柏宏さんのような素晴らしい俳優たちと共にこの映画を作り上げたこと——どれも台湾の力なしでは実現できなかったと考えています。
彼女自身は映画に関しては素人で、最初は創作チームの熱意に感動して偶然このプロジェクトの主要な出資者となりましたが、その後はすべてに積極的に関わり、貴重な学びを得たと話しています。
また、この経験を通して、台湾と日本の友好関係をより深め、今後より多くの映像分野での商業的な協力関係につながってほしいという思いもあります。
<ストーリー>
刑務所を出所した元天才ハッカー・野原は自分と同じく数字に色がついて見える“共感覚”を持つ女性・杏子と出会い、恋に落ちる。
台湾の野心的な企業家、リンネはFX市場を利用し一儲けするため、野原とかつての仲間たちに声をかける。
その作戦は金融取引の番人、「AIを騙す」こと。
決行日は元号が変わり、金融機関のシステムが一番油断して混乱する、円が最も隙だらけの日-2019年5月7日。
一方、川崎工業地帯では難民・移民の子のための「夜光ハウス」が立ち退き寸前の危機に陥っていた。
施設を守るファラーとイランのハッカー・アバンは返済のためのある計画を練る。
これはねじれた偶然か?2つの計画の日時は奇しくも一致していたのだ。
『キャンドルスティック』
原作:川村徹彦『損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー』(パブラボ刊)
監督:米倉強太
出演:阿部寛、菜々緒、津田健次郎、賈静雯(アリッサ・チア)、林柏宏(リン・ボーホン)、サヘル・ローズ
公式サイト:https://candlestick.jp
新宿バルト9ほか全国ロードショー
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
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