台湾ドラマ『看見愛~See Your Love)』で金鐘奨初ノミネートの金雲(ジン・ユン)、花蓮でボランティア活動!
金鐘奨ノミネートについてメディアの取材を受けた金雲ですが、その時に花蓮でのでボランティア活動について語りました。
「SNSを見ていたら多くの人が支援に行っていることを知り、自分も花蓮に行こうと思いました。ちょうどその日が休みだったので、大学の同級生を誘って花蓮で土砂除去を手伝いました」
出発前に長靴、手袋、ゴーグルなどの道具を準備した彼は、花蓮の被災地に到着して見た状況をこう振り返ります。
「現場には多くの人がいましたが、家屋の半分はまだ土砂に埋まった状態。これを見て何度も衝撃を受けました。"こんなに高い所まで浸水したらどうするんだ"と思いました。多くの場所は重機で掘り返す必要がありましたが、私が手伝ったエリアはここ数日でだいぶきれいになったようです」と。
今回の出発前、周囲のスタッフは皆、去年2回も腰を痛めた彼が再び影響が出ることををとても心配していたそうです。
しかし本人は土砂除去の作業中に軽い熱中症と脱水症状があったものの、普段からジム通いをしているおかげで体力に自信があり、無事に任務を完遂できたと言っています。また「機会があればまた花蓮に行って、引き続き力になりたい」と語りました。
さて、金鐘奨ノミネートについてですが、発表当日マネージャーから電話がかかってきて吉報を知りました。ノミネートリストが送られてきて、その場では泣きませんでしたが、後に母に電話したら少し声がつまったそうです。「それから祖母にも電話したらすごく喜んでくれたけど、どうやら僕がもう受賞したと思い込んでいたみたいで」と笑っていました。
過去に金鐘奨の主演女優賞を受賞している同じ事務所の先輩である蔡淑臻(ジャネル・ツァイ)は、今回金雲のノミネートを知ると、すぐに祝福の言葉を贈り、この発表授賞式を存分に楽しむよう彼に伝えたということです。
金鐘奨初参加となる金雲は190cmという高身長のため、衣装選びがなかなか難しいそうです。これまでにもズボンの丈が足りないことがよくあり、現在も衣装を探していると語りました。
そして、今回は特に『女優: ボーン・トゥ・シャイン(原題:影后)』で万能マネージャーを演じた黄迪揚(ホアン・ディーヤン)が助演男優賞にノミネートされているので、彼との再会を楽しみにしていると明かしました。「迪揚兄さんの演技が大好きで、彼が出演する舞台もチケットを買って観に行きました。今回は授賞式で会って一緒に写真を撮りたい」と語りました。
『看見愛~See Your Love)』は日本でもRakuten TVとビデオマーケットで配信中ですが、このドラマで新人賞にノミネートされた事について、チーフプロデューサーの宋鎵琳(アニタ・ソン)は「彼は難度の極めて高い聴覚障害者役に勇敢に挑戦し、リハーサル段階から新人には珍しい感情の浸透力と誠実さを示した。台詞はないが、繊細な表情と身体動作でキャラクターに鮮やかな深みを与え、観客を深く感動させている。今後、様々な役柄でさらに輝きを放つことを期待している」と絶讃。
プロデューサー兼脚本家である林珮瑜(リン・ペイユー)も「オーディションで彼が示した役柄の理解力と演技に感銘を受け、設定を変えて脚本を書き直す決断をした。彼の演技は言語の限界を超え、姜紹朋というキャラクターに鮮やかな生命を吹き込んだ。金鐘奨新人賞にノミネートされたことは、彼の才能と努力に対するプロとしての評価であり、今後の活躍が楽しみだ」と語りました。
金鐘奨の発表授賞式は、10月18日(土)に臺北流行音樂中心で行われ、海外からも金鐘獎の公式YouTubeなどで見ることができます。
『看見愛~See Your Love)』
チーフプロデューサー:宋鎵琳(アニタ・ソン)
脚本/プロデューサー:林珮瑜(リン・ペイユー)
出演:金雲(ジン・ユン)
林宇(リン・ユー)
林家佑(リン・ジャーヨウ)
林詠傑(リン・ヨンジエ)
Rakuten TVとビデオマーケットで配信中
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
| 固定リンク
« 監督デビュー30周年記念「月刊ホン・サンス」開催 第一弾『旅人の必需品』11月1日公開! | トップページ | 第26回東京フィルメックス/TOKYO FILMeX 2025 11月21日(金)~11月30日(日)開催! »






コメント