台湾金馬奨、次期主席に張震(チャン・チェン)!
中華圏最大の映画賞 金馬奨の次期主席に、台湾が誇る国際的俳優張震(チャン・チェン)の就任が決定しました。
4年の任期を終える現主席の国際的カメラマン李屏賓(リー・ビンビン)は、「2021年末に金馬奨執行委員会主席を引き継いで以来、心に刻み続けてきたのは、今後4年間の責任です。金馬奨の自由で公平、開放的な精神を堅持し続け、映画界の模範となること。また、先人の功績を受け継ぎ、若い映画人が世界へ羽ばたく足掛かりとすること。これらの理想は、金馬奨の全スタッフの努力と協力により、顕著な成果を上げてきました。ここに深く感謝申し上げます。
さらに困難な課題が一つありました。4年前に李安(アン・リー)監督から引き継いだ後、4年後に誰にバトンを渡すべきか。誰が皆と共に前進を続けるべきか?この数年間の思索と観察を経て、金馬賞には革新と活力を維持してほしいと願い、主席は若返る必要があると考えました。長い検討の末、思い浮かんだ人物が張震でした。彼の映画界における業績は周知の通りであり、時代と共に進化し続ける姿勢はますます貴重です。李安監督もこの考えを強く支持し、映画基金の朱延平(チュウ・イエンピン)をはじめとする委員会各位のご了承にも感謝申し上げます。金馬の重責は決して軽くありませんが、張震が喜んでこの重任を引き受けてくれ、心から嬉しく思います。彼が金馬をさらに前進させていくことを祈念し、期待しております」と語りました。
※画像はクリックすると別ウィンドウで拡大表示します
張震は、楊德昌(エドワード・ヤン)監督の『牯嶺街少年殺人事件』(1991年)で映画界にデビューし、金馬奨主演男優賞に6度ノミネートされ、『The Soul:繋がれる魂(原題:緝魂)』(2021年)と『ラッキー・ルー(原題:幸福之路)』(2025年)で2度の金馬奨主演男優賞を受賞、後者では今年のアメリカ・インディペンデント・スピリット賞主演男優賞にノミネートされました。
侯孝賢(ホウ・シャオシェン)、楊德昌、李安、王家衛(ウォン・カーワイ)、田壮壮(ティエン・チュアンチュアン)、吳宇森(ジョン・ウー)、鍾孟宏(チョン・モンホン監督たちとの創作に加え、『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021年/アメリカ)、『ミスター・ロン』(2017年/日本)、『ブレス(息)』(2007年/韓国)などに出演し、国際的にも活躍しています。
張震はこの重責を引き受け、次のように述べています。
「この夏、張艾嘉(シルヴィア・チャン)監督が制作した舞台劇を観た。それは彼女が長年推進してきた『果実基金会』の成果だ。張艾嘉の演技や映像芸術への貢献と情熱、そして数十年にわたって途切れることのない熱意と信念に深く感銘を受けた。李屏賓から金馬主席を引き継ぐよう誘われた時は、非常に驚いた。自分がこの役職に就くとは夢にも思わなかったし、主席の職務内容にも確信が持てなかった。しかし李屏賓と執行長の聞(ウェン)さんの説明を聞き、考え始めた——演技以外に、映画のためにさらにできることはないか?プロフェッショナルな金馬チームのおかげで、私は何の不安もなくこの新たな挑戦を受け入れることができた。今、私の脳裏に浮かぶのは『フォレスト・ガンプ』の名台詞だ。「人生はチョコレートの箱のようなもの。次の一口がどんな味か、決してわからない」(Life was like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.)。私はこの責務を辞退すべきではない。おそらく私はフォレストのように、走り続けるべきなのだ。次の金馬賞も、これからもずっと金馬賞であり続けることを願って」。
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
| 固定リンク
« 公開中の台湾映画『ピアス 刺心』劉修甫(リウ・ショウフー)、曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)舞台挨拶レポート! | トップページ | 台湾映画『96分(原題:96分鐘)』3月13日より日本公開決定! »





コメント
シャンプーの惚けた役から?借金取りの役のあと?から、ラグジュアリーブランドのアンバサダーをしたり多忙ですね。
投稿: しんや | 2025/12/19 18:13