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2026/01/11

台湾映画『サリー』湯詠絮(タン・ヨンシュイ)インタビュー

0111tang 1月16日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開する台湾映画『サリー』に出演している湯詠絮(タン・ヨンシュイ)に、メールインタビューしました。
湯詠絮は現在台北藝術大學で映画創作を学んでおり、本作が映画初出演。
父は台湾映画界のサウンド・ディレクターで、『餘生—賽德克·巴萊(餘生~セデック・バレの真実)』他ドキュメンタリー映画の監督としても活躍する、湯湘竹(タン・シャンジュー)ですが、今回の出演に関しては全く関与しておらず、湯詠絮はオーディションで主人公にマッチングアプリのきっかけを与える姪役を勝ち取りました。

※画像はクリックすると別ウィンドウで拡大表示します

この映画のオーディションを受けようと思ったきっかけを教えて下さい。
0111salli 当時は高校2年生で、大学入試に向けて勉強に集中している時期でした。夏休み前のある日、10代半ばくらいに見える女の子を探していて、夏休み中に撮影予定の長編映画のキャスティングがあると聞きました。「受けないよりは受けてみよう」という軽い気持ちで、撮影現場で本を読みながら参加するくらいのつもりでした。まさか自分が選ばれるとは全く思っていませんでした。童顔だったからか(笑)、それとも監督とのご縁があったのか……最終的に自分に決まったと聞いた時は、本当にびっくりしました。

本作の出演について、お父様である湯湘竹さんは応援して下さったと思いますが、何か具体的にかけてもらった言葉があれば聞かせて下さい。
父は実はあまり多くを語らないんです。たぶん"父親としての格好良さや威厳"を大事にしているのだと思います。「頑張れ」「体に気をつけろ」といった言葉くらいしか直接は言われませんでした。でも、現場の誰かに「娘をよろしくお願いします」と頼んでいたり、友人に私の写真を撮って送ってもらったりしているのを、こっそり耳にしました。たぶん、それが“男性なりの優しさ”なんでしょうね(笑)

先日林柏宏(リン・ボーホン)さんにインタビューした時、現場では最初とても緊張していたとおっしゃっていましたが、いかがでしたか?
0105salii 林柏宏さんは作品の中で本当に可愛らしく、愛される存在でした。鶏をさばいたり、台湾語を話したり、地元の鶏肉店の店主を演じるため、準備期間中は多くの時間と労力をかけて、実際に鶏たちと触れ合っていました。その一方で、日頃の自己管理も怠らず、撮影前には私を誘って一緒にランニングや運動をしてくれました。本当に努力家で真面目な“おじさん”でした(笑)

湯詠絮さんは音楽創作もされているそうですので、今回李英宏(リー・インホン)さんとの共演で刺激を受けたことがあれば教えて下さい。
李英宏さんは、私に普段どんな音楽を聴いているのか、どんな曲が好きなのかを聞いてくれました。私も彼に作曲時の考え方を聞いたりしました。彼は音楽にとても真摯で、繊細なクリエイターだと感じました。また、「もっと歌ったり、曲を書いたりするといいよ。作品ができたらぜひ共有して」と励ましてくれました。でも、私は今でも恥ずかしくて、まだ聴かせることはできていません(笑)

『サリー(原題:莎莉)』
監督:練建宏(リエン・ジエンホン)
出演:劉品言(エスター・リウ)、林柏宏(リン・ボーホン)、李英宏(リー・インホン)、楊麗音(ヤン・リーイン)、湯詠絮(タン・ヨンシュイ)
2023年|台湾・フランス|105分|中国語・英語・フランス語|原題:莎莉|
協力:大阪アジアン映画祭|後援:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
© 2023 ENLA Media Limited, The Graduate Co., Ltd., Bole Film Co., Ltd. and Lien Chien Hung All Rights Reserved
配給・宣伝:アニモプロデュース
公式サイト:https://animoproduce.co.jp/salli/

<ストーリー>
姪のシンルー(タン・ヨンシュイ)からマッチングアプリを勧められ、「サリー、28歳」と年齢を詐称して始めてみたフイジュンは、パリで画廊を経営する男性マーティンと出会って求愛され、「いつか絶対パリへ行く」と心に誓う。しかし弟ウェイホン(リン・ボーホン)や周囲からだまされていると忠告され、フイジュンは不安を募らせ、苛立つ。続いて「可能性は、1%でも。」というコピーと「答えは自分で見つけてみないと」という台詞とともに、パリにやって来たフイジュンの姿が。一歩踏み出したフイジュンがパリで見つけたものとは⋯?

2026年1月16日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。

※本作に関するこれまでの記事

2026/01/05
台湾映画『サリー』林柏宏(リン・ボーホン)インタビュー
http://www.asianparadise.net/2026/01/post-44c876.html

2024/03/25
Podcast 大阪アジアン映画祭 台湾映画『サリー』の練建宏(リエン・ジエンホン)監督アフタートーク
http://www.asianparadise.net/2024/03/post-06d18f.html

2025/11/28
台湾映画『サリー』1月16日公開決定!
 

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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